法典石碑を建てたハンムラビ王の状況に同化してみる。 |
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2007年04月20日
文字の不思議
文字の起源っていつごろか知ってますか? 🙂
世界最古の文字は、古代メソポタミアのシュメールの絵文字と言われているそうです。
メソポタミアの楔形文字も最初は象形文字(絵文字)が出発点だったと言うのが、現在では定説らしいです。 🙄
古代の文字が実際にどんな文字だったのか覗いてみませんか? 😀
By ヒロシ
引用は「南風博物館」、写真は「南風博物館」「世界の文字」より転載させていただきました。
引用(南風博物館)~
絵文字は年代が進むとともに複雑化していく。その中から、絵を描くのではなく、平面状の粘土板に、木製や竹製のヘラで押し刻んでいける楔形文字が生まれたのではないだろうか。移行時期は、紀元前2500年から紀元前2300年ごろとされている。楔形文字の発明によって促進されたのは、簡略化と抽象化である。また、そのころ頻繁に侵入を繰り返していたアッカド人が、子音を3つ並べて表すだけの表音文字しか知らなかったことも、アッカド語との融合という時代的な必要から生じた変化だった。それにより、当初は表意文字のみだったシュメール語は、音価を示す記号をつけることによって簡略化されていったのであろう。http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_cul.html#language_character
世界の文字http://www.nacos.com/moji/index.html
~引用終わり
世界最古の絵文字(いくつかのくぼみは数字であろうと思われる。麦の穂が描かれていることから、収穫高を計算したものだろう。~南風博物館より)
シュメールの絵文字(紀元前3200年頃~世界の文字より)
原エラム文字(シュメール東方のエラム地方の古代文字 紀元前3,000年頃 ~世界の文字より)
バビロニアの楔形文字(ハンムラビ法典 ~世界の文字より)
古代ペルシャ帝国の楔形文字(紀元前5世紀頃 ~世界の文字より)
とまあ、学術的なことはわかりませんが、並べてみると、他民族の侵攻による文化の融合、政治的統合の必要性などから、言葉とともに変遷してきたということがなんとなくわかります 😉
投稿者 hiroshi : 2007年04月20日 TweetList
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コメント
投稿者 さーね : 2007年5月2日 22:41
こういう事を学校で教えればいいのにね。
投稿者 tano : 2007年5月2日 23:53
さーねさん、tanoさん、
コメントありがとうございます。
殺傷人骨は各地から出ているので、それを追っていくと戦争の広がりや誰と誰が戦ったのかなどが分かってくるようです。
日本が私権社会に突入していく時期なわけですから、学校でももっと注目してもいいと思いますね。
もちろん、対比として縄文時代を掘り下げてほしいところです。
投稿者 kumana : 2007年5月3日 02:44
渡来人が上陸したといわれる九州では、矢じりが突き刺さったままの人骨も出土していますね。
考古での大事な視点ですね~