日本人らしさを方向づけた母系家族の由来と様相 |
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2021年07月08日
西洋と東洋(又は日本)、単に比較だけでは前に進まない。対立ではなく共に認める事実を提示することが本物の可能性になる。
今回も実現塾からの新しい認識をお伝えします。
このブログの今後の追求の方向性にも通じる重要なメッセージです。
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長らく本源性を有してきた日本人(縄文人)の価値観と戦争を発祥し、私権社会を作り上げてきた西洋人の価値観は180度違っている。西洋人の過去5000年で作り上げた体質やその帰結としての社会の総括は今後100年は続くだろう。私権社会やその帰結としての個人主義や偏った西洋科学、環境破壊から学校教育を通じた左脳偏重の心の破壊はやがて明るみに出て、その総括が議論されていく。
しかし、今やるべきことは東洋と西洋の違いを上げて東洋優位、西洋下位を示すことだろうか?その方法でこれまで考えてきたが、そのやり方は正しくなかったのかもしれない。
例えば子どもが真っ当に育つ為にはまず十分なスキンシップと仲間との外遊びが大事。この事実を西洋はNOと言うだろうか。東洋も西洋も関係なくそうだと納得するのではないか?いや、むしろ西洋の方がその事実に目を向け子どもには進んで外遊びをさせるような動きが出ている。また、これだけ環境破壊が明白になった現代、自然との共生、田舎暮らしの必要性、自然から学ぶ教育を打ち立てて反対する西洋人が居るだろうか?むしろ西欧の一部からその必要性がいち早く国家方針に取り入れられ、進んで実践しようとしていないか。さらに行き詰まっている西洋科学、まったく解明できていない人体の謎、脳科学、さらに心の世界、さらに活力論まで、可能性を探っているのは日本より西洋の方が進んでいるきらいもある。 実現塾で提起されたのはこういう考え方だ。現代社会全体が行き詰まっている現状、自然の摂理や生命原理に基づいた事実は、もはや誰も反論しない。むしろ西洋、東洋にこだわらず”事実は誰もが認める”という方向に舵を切り替えたほうがよいのではないか?対立はダメ、対立は本物ではないということだ。事実は誰もがすっと受け入れ、実践していく中にある。日本人だけでなく西洋人含めて本来の自然の摂理に依拠した社会に戻していく。そういう考え方が実現の思考ではないか。
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このブログでもこれまで西洋対縄文人(=日本人)という事で様々展開してきた。彼らの仕業で社会はめちゃくちゃにされてきたという被害者意識が少なからずあり、またそれは対立を誇張することで日本人の優位性を掲げてきた。ある意味右翼であり、正しくは事実が歪曲されてきた可能性がある。このブログの今後の追求の心得としても対立ではなく誰もが認める事実を発掘、提起していければと改めて思った。そのためには構造認識や自然の摂理から物事を考えるという思考方法が重要になる。
投稿者 tanog : 2021年07月08日 TweetList
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