2021年7月1日

2021年07月01日

日本人らしさを方向づけた母系家族の由来と様相

日本人らしさを方向づけた母系家族の由来と様相

日本の歴史的な家族形態の特徴は、先史時代から「母系家族」でその名残が平安中期頃まであったこととされる。 母系家族は、父系家族の逆で、祖母から母、母から娘へと系譜がつがれていく。

先史時代は、命を生み出す女性である母が家長だった。 成人すると男子が家を出ていき、娘が家に残って後をついだ。 通い婚や嫁取りが行われた。

それは、何らかの合理的な慣行である筈で、その背景や理由はどういうことだったのだろうか。

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投稿者 tanog : 2021年07月01日  

2021年07月01日

精霊信仰の回路とは一体化回路/一体充足を得て生きるエネルギーを産み出す回路である。

先週の劇場会議で右脳と左脳を扱った。

人類の人類たる所以は言葉を持ったことである。言葉の原初には観念機能があり人類はその機能を作り出すと同時に左脳を観念機能の為に開けて、人類以前の機能を全て右脳に集めた。なので、赤ん坊は生まれた最初は左脳は文字通り真っ白である。母親とのスキンシップ、回りの人への一体化、同化を通じて誰も教えてないのに自ら言葉を一つずつ発し、左脳に格納されていく。3年もすればその観念機能たる追求機能が開花して何を見てもなんで?どうして?どうなっている?を発していく。

会議で追求ポイントになったのが、人類の観念機能ってどうやって作られたのか?という事だった。それを掴むには人類の最初、足の指で木が掴めなくなって楽園である樹上を離れ危険な地上での生存を余儀なくされたカタワのサルである人類の誕生をイメージしなければならない。樹上を失ったカタワのサルは肉食動物が溢れる地上で戦う機能も逃げる機能も持ち合わせておらず、肉体が大きくも小さくもなく牙も爪もない地上では最も弱い存在と成っていた。ひたすら洞窟や動物が来れない海辺や川辺に隠れるしか無く、その殆どは死滅した。それでも辛うじて生きながらえた人類の祖先は常に危機と恐怖に怯え、生命を繋いでいた。周囲には何人かの仲間もいただろうが、サル時代に獲得した共認機能で最初は励まし合い、互いに助け合うも、限界があった。ひたすらどうするを何万年も何十万年も追求し続けた人類。その過程こそが観念機能を生み出した背景であった。

「どうする?」といえば「方法を考える」と現代人である我々は考えがちだが、いくら方法を考えても八方塞がりの状態で唯一可能性があったのが対象への一体化だった。極限時代の人類に最も必要なものは食べ物ではなかった。当然食べなければ行きてはいけないが、それ以上に切実に求めていたもの、、、それは何か?

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投稿者 tanog : 2021年07月01日  



 
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