| メイン |

2019年01月01日

「縄文体質は次代の人類の可能性!」第5回~世界へ広がる縄文体質

2018年後半に始まった株価急落、米を含む西欧社会の秩序破壊、混乱は一過性のものではなく2019年ますます進行していくでしょう。
これは現代社会が5000年前の戦争の勃発から始まって作られたシステム=私権社会に大きく依拠しているからです。そしてその私権社会が現在の市場社会を生み出し環境破壊、持続不可能な社会となって制度限界に到っているのです。

日本も遅れて1500年前からその社会に突入していきますが、庶民含めて巻き込まれたのは明治以降のわずか150年間です。今自殺率が高いのも日本、婚姻制度が崩れているのも日本、そして企業社会も時短時短で厳しい局面に追い詰められています。
最も遅れて私権社会に突入したが故にそのメッキが剥がれ最も早く崩壊を招いています。
2019年、またはその後2,3年以内にかなりの高い確率で市場社会は音を立てて崩れていくでしょう。世界中の秩序は大混乱するかもしれません。

その時、個人主義が髄まで染込んでいる西洋社会とは異なり、市場社会以前の記憶も体質もまだ残っている日本が(その縄文体質が)世界を救う唯一の可能性基盤になると思います。既にここ十年の間に海外での「日本を学ぶ、倣う動き」が登場しています。世界の各国が覇権主義から民族主義へ、グローバル主義から相互依存へその国策転換の参考に、日本を注視し始めています。

 にほんブログ村 歴史ブログへ

今回もまた過去のるいネットの4つの記事からその可能性を見つけていきたいと思います。

 m282.gif外国から見た江戸時代以前の日本の姿-6

江戸時代は循環型社会であって、太陽エネルギーが産んだ植物を衣食住に使い、4つのR、消費削減(リデュース)、再使用(リユース)、資源再利用(リサイクル)、修理(リペア)により、何も増えないし何も減らない社会ができていました。物もお金も単位共同体という狭い範囲内で循環しますので、不安無く皆暮らしていたということでしょう。なにか物を大量に消費して不足する、無くなるということがないし、商人も株仲間で相互監視して買い占めたり、価格操作する悪さはできない。農村では自給自足、相互扶助です。自然の循環と一体になって生きるから人口も爆発的に増えません。飽和絶滅の危機を本能が感じることがないわけです。もしかしたら、江戸時代の日本は究極の幸福社会であり、人類史上でもっともユートピアに近かった社会なのかもしれません。
(中略)
トマス・モアの「ユートピア」は決して存在しない理想郷、架空の国家ですが、江戸日本はかつて存在したのです。ほんの150年前、我々のご先祖が作り上げていたのです。身近なところに実現可能なお手本があるわけです。我々はご先祖に応え、子孫繁栄のために江戸日本を見直し、本当の幸福とは何かを追求していくべきでありましょう。

 m282.gifなぜ「日本型経営」が世界で再評価されているのか
父性文化の特徴は、目標に対しては直進的、他人との関係においては自己中心で弱者切り捨て、目的達成手段は実力行使かつ指揮統制を重視します。そして、保守主義であり、場合によっては独裁に走りかねません。マネジメントにおいては、経営者は自分にとって扱いやすい平均化された人物(社員)を好み、逆に有能であっても自分と合わない人物は排除する傾向が強いといえます。

そうしたなか、日本型経営は反対に、母性文化を拠り所とした「和の経営のシステム」で一貫してやってきました。これは、トップダウンに対してミドル・アップダウン型です。目標には進化と循環で臨み、他者とは調和、協調、対等、寛容、対話とボトムアップで目標達成をめざします。全体としては革新主義であり、民主主義ということになります。つまり、父性文化と母性文化はこれほど違うということです。
(中略)
いま、日本独自の「和の文化」に根ざしたビジネスは、世界的にも見直されており、その傾向は人材採用の場面でも顕著になってきました。表向きの顔こそ欧米化されているように見えるものの、根本の部分はこれまでと変わらない考え方を維持しています。そんなハイブリッドな日本型経営および人材の採用と育成が再評価されていることを知ることは、世界の行方を読み解く上で重要なヒントになり、自国の強みと課題を見直す機会となるはずです。

 m282.gif日本のアニメ・マンガ文化は世界を席巻している。その訳は集合知
日本のアニメ・マンガ文化は世界を席巻しており、その理由は以下のように分析されています。
1)アニミズム的、多神教的な文化が現代になお息づき、それが作品に反映する
2)宗教やイデオロギーによる制約がない自由な発想と表現
3)子ども文化と大人文化の明確な区別がなく、連続的ないし融合している
4)民族や言語、階級などによって分断されない巨大で知的な庶民を基盤にする
■マンガ界の集合知
この間、京都精華大学の学長でマンガ家の竹宮恵子さんと対談したのですが、マンガが他のジャンルと比べてすごいところは、マンガ家たちが、著作権とかオリジナリティーとかいうことを基本的に言わないっていう点なんです。ストーリパターンとか、キャラクター設定とか、コマ割りとか、吹き出しの使い方とか、顔の描き方とか、そういうマンガを描く技術はすべて「パブリックドメイン」なんだそうです。

マンガの技術はみんなのものだ、と。先人から伝えられたものを後続世代が工夫して育てているジャンルなんだから、ひとりで囲い込まないで、使えるものはみんなで共有しよう。そうすればマンガのクオリティーがどんどん上がっていって、読者も増えるし、本の発行部数も増える。結果的にマンガ家全員が力量をつけることで業界全体が潤うんだ、と。

だから、お互いの技法をどんどん模倣するし、パロディやスピンオフ(二次創作)も基本的には許している。その結果、マンガは今世界中に広がって、英語やフランス語だけじゃなくて、中国語、ロシア語、アラビア語にまで訳されて、総発行部数が何億部というような作品が次々と生まれている。これは新しい技術の発明を個人の業績に還元して、「囲い込み」をしなかったことのみごとな成果だと思うんです

m282.gifなぜ日本は「希望の星」なのか
最近、何冊かを本を読んでいて気づいたことは、世界の様々な地域や国が、一様に日本から学びとりたいと切望していることがあるということだ。それは、日本が高度に近代化し経済的繁栄を謳歌しながら、どのようにしてそれらと自国の伝統や文化的アイデンティティを両立させることができたのかということだ。世界、とくに発展途上国から見ると、日本が日本らしさを失わずに近代社会を築いたことが奇跡と見えるらしい。生活水準は向上させたいが、伝統的な人間関係や 共同体も失いたくない。日本はどのようにしてこの二つを両立させることができたのか。

☆『いま本当に伝えたい感動的な「日本」の力』より
著者は、外交官としてインド、タイ、キューバ、ウクライナ、モルドバなどに勤務したが、これらの国々が日本からぜひ学びたいと思っていることは、日本がどのようにして近代化とアイデンティティを両立させて経済的繁栄を達成したのかだという。
たとえば、2007年に外務省がウクライナ最大の日刊紙『デニ』のイフナシ編集長を日本に招待した。彼女は帰国後、新聞に「ウクライナは日本の経験に学ぶことにより、近代化とアイデンティティの両立を達成することができると確信した」と書いた。ウクライナの国造りの最大の課題は、「ウクライナのアイデンティティを保持しつつ、近代化を計ること」だからだ。

☆『日本の敵 グローバリズムの正体 』より
著者(馬淵睦夫氏)によると、ロシアのプーチン大統領は、自国をいつまでも石油や天然ガスに頼るだけの経済から脱却させ、近代的な産業国家に育てようとしている。そして、ロシア的なナショナリズムに基づく近代国家を作るにあたって、日本をその参考にすべき国としているのではないかという。ロシアは、単なる 欧米化を求めるのではなく、伝統的なスラブ主義との両立を目指している。ロシア的な産業国家の建設がプーチン大統領の悲願であり、そうした背景もあって プーチン大統領は、日本文化に関心をもっているのだという。

投稿者 tanog : 2019年01月01日 List  

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.joumon.jp.net/blog/2019/01/3398.html/trackback

コメントしてください

*