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2015年01月27日

世界に誇れる日本人のこころの在りよう~日本人は共生という種を蒔いている。

皆さんこんにちは。今回も、ルース・ジャーマン白石著「日本が世界に誇れる33の事」より記事を紹介します。著者であるルース氏はハワイ出身の欧米系女性です。欧米人(白人)ながら、日本に留学、就職し、日本の企業の役員にまでなられた方です。

そんな彼女の目から見た、世界に誇れる日本人の心のありようについて書きます。25年以上の滞日経験の中で感じ取った日本人のいいところが、鋭い感性で書かれ、また、女性ということもあり、観察は肯定的に深く届いているように思います。では、早速紹介します。

 上海への出張を控え、成田エクスプレスのチケットを購入しようとしたときのことです。特急券の自動販売機を見つけて、操作中の日本人男性の後ろに並びました。ほんの30秒くらいでしょうか、この男性がわたしたちのことを気にかけ、突然順番を譲ろうとしたのです。「いいですよ、わたしたちまちすのでどうぞ。終わらせてください」と声をかけると「申し訳ない」といって再び機械の操作を始めました。

また、成田空港のセキュリティーチェックでのことです。ポケットの中身を出してトレイに入れたり、靴を脱いだりしている風景はいつもと変わりませんが、順番が来てトレイが渡されると警備員が「お待たせいたしました」という心遣いの言葉をかけてくれました。

無題

 

こんなことは他国ではまず考えられません。だいたい、どこの空港のセキュリティーチェックはとても細かく、担当者もうんざりしています。だから多くの場合は「自分たちも迷惑しているんだ」という態度になり。ぞんざいな応対になるのです。

日本人には、たとえ自分が迷惑に感じていても、相手に不便をかけているようなら、一言お詫びをする習慣がついています。これはおそらく、日本人は常に「他人に迷惑をかけないこと」を重視して行動するからでしょう。

一方、外国人はもちろん他人を思いやらないわけではないですが、一人ひとりの「自分」が行動の軸になっており、常に自分ベースの発想で行動する傾向があるのです。

確かに機械の前でまごまごしていると、後ろの人もうしわけないと感じまよね。欧米人はマイペースで、後ろ気にせず平気で続けられるんでしょうか。

 アメリカではATMでどんなに時間がかかっても、後ろの人たちを気にしないでやりたいこと平気で最後まで済ませます。後ろに並んでいる人にについては「待ちたければまつ」「待ちたくなければ待たない」というアプローチです。

もし操作中の人が時間をかけすぎて、待っている人たちがどこかのアポに遅れたとしても「待つを選択した本人が悪い」という考えになるのです。

銀行

 

日本人にとっては気配りがないと感じることでしょう。しかし、「みんなで」という考えより、「自分で」という考え方が主の国だと、そういう行動が常識になるのです。「みんなで(共生)」をベースに生活していると、相手を絶えず視野に入れて意識することが自然にできます。

一方「自分で」をベースに生活していると「全てのことは自分次第」ということになり、プレッシャーがかかってきます。その結果、日常の行動で他人への配慮をすることが非効率に感じるようになるのです。

実際にアメリカでATMの操作の途中で次の方に譲っても、感謝されることはありません。次に待っている人は本当に不可解な気持ちになって素朴に「WHY?」と尋ねてくるでしょう。

日本人の「共生の心」を知ると、不思議なことに、どこの国の人々も、自分たちの生活習慣の中に取り入れはじめます。こうした美しい習慣が、世界でもまずお目にかかれない「地球の共生」の教科書であるということを、日本人が意外と意識していないことが、残念な気がします。

今回も、日常の何気ない日本人の行動、意識のありかたをルース氏は拾い上げ、「美しい習慣だ」と評価してくれています。なかなか鋭い観察だと思います。私たちが当たり前にやっていることが、欧米では当たり前でない。欧米人は個人主義といわれる、日常の「自分ベース」がリアルに伝わってきます。

彼女によれば、欧米人も日本人と暮らして「共生の心」をしれば、自分たちの生活に取り入れ始めるとのこと。>こうした美しい習慣が、世界でもまずお目にかかれない「地球の共生」の教科書であるということを、日本人が意外と意識していないことが、残念な気がします。<

投稿者 tanog : 2015年01月27日 List  

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