2015年1月8日

2015年01月08日

地域再生を歴史に学ぶ~第3回 日本列島、東と西の違い

日本の地域論を縄文時代のネットワーク、古代から中世の荘園制度による共同体空白期と扱ってきました。次は地域再生の中世、惣村を扱う予定でしたが、中世を調べる中で新たに出てきたテーマがあります。
惣村は主に西側、畿内を中心に鎌倉時代後半から発生しています。さらに惣村が成熟し、政治勢力に対抗する一揆を起こしたのも近畿が発祥でした。一方、関東以北の東側地域には中世において武家社会による安定した社会が形成され、中世以降は庶民においても西側世界と大きな差異を発生していきます。
この日本列島の東と西の違いはどうやら共同体の再生過程においても大きく影響しているのではないか、むしろこの西と東の違いが日本の地域論を解明するひとつの鍵にならないか、そういう思いにいたりました。

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投稿者 tanog : 2015年01月08日