アッカドの王、サルゴン |
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2008年11月27日
【チーム・宗教】の課題☆
みなさん、こんばんは~
私たちチームは、気候、戦争、宗教、婚姻、交易、文字etcのテーマにわたってメソポタミア文明を追求してきました。
このあたりで、ちょっと立ち止まってみたいと思います。
どのように歴史を追求したらいいだろう?なんで歴史を解明するの?⇒今まさに求められているから!
以前、さーねさんが記してくださっていました
歴史認識があれば、現代社会に渦巻く様々な問題や可能性に気付ける
点の歴史観から、線の歴史観へ
>社会(意識)や、その積み重ねである歴史も、一つに繋がった「線」の状態こそが本来だと思います。実現論も『縄張り闘争、性闘争』→『私権闘争』という一つの一貫した線で繋がっていて、更にその原基構造として、個体の、集団の、あるいは種としての『可能性収束』→『統合』 という根底的で、一貫した「動的」な線のイメージがあります。一貫したものだからこそ過去と現在が繋がり、「昔と今は状況が違うから」のような安易な批判等ではびくともしない。都合の悪い部分を取り除く様な事をせずに現実を現実として直視するからこそ、現実の問題にも役立つ。
各々の時代を超えて、一貫した構造がある。これだけでも僕は面白いと感じました。単に、支配者が移り変わる表面的な歴史ではなく、その背後にある構造そのものが見え、それが現代の問題にも繋がったりする。だから、現実の問題にも役に立つ
私権制度がほとんど出揃ったメソポタミアを一定扱った今、現代的な「なんでだろう?」から、再度アプローチしてみたいと思います
大きく、【チーム・宗教】と【チーム・ユダヤ】に分かれていきます
今日は、【チーム・宗教】の大きな課題設定を紹介します。
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●問題意識●
現在イスラム圏でテロ や戦争 が絶えないのはなんでだろう ?
それにはそこに住む民族の経てきた歴史的背景と深いかかわりがあるはず。
1.アフガニスタンが、特に注目される(?)
まずはそこをとっかかりに現代的問題を押さえてみる。
イスラム教内の争いの構造が見えてくるか?
2.イスラム教はどのように、浸透(拡大)したのか?
・戒律が厳しいのはなんで?
・中東諸国はイスラム化することで国家として安定してきたって本当?
・イスラム教徒は税金免除? 政治的手法で信者を増やした?
3.国家統合と宗教の関わりを明らかにする!!
(~現在の世界情勢も見えてくるかも?!~)
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期待をこめて、応援をお願いします
ありがとうございます
投稿者 mituko : 2008年11月27日 TweetList
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コメント
投稿者 Hiroshi : 2008年12月26日 19:42
Hiroshiさんコメントありがとうございます。
確かに「迫害された理由」、「迫害した理由」は重要なキーワードだと思います。そしてその謎を解く鍵は、本文に引用した、
>普通であれば、土地に同化し、混血して、その国の人間になってしまうのが当たり前だ。しかし彼らユダヤ人たちは、混血はしたものの、自らの信仰と民族としての誇りを忘れずに、頑なにユダヤ教の教えを守って生活した。
にあるのではないかと思います。他民族に対して、同化しようとしなかった(出来なかった?)理由はどこにあるのか。この視点でこのシリーズを追究していければと思っています。
投稿者 カッピカピ : 2008年12月27日 11:06
なるほど・・・。
ユダヤ人が迫害された理由は迫害したほうにあるのではなく
迫害されたユダヤ自身にありそうですね。
同じように異民族を転々とした騎馬民族の扶余人はその後日本に来て天皇制を確立し支配者?として2000年間君臨しました。
剛に入らば剛に従えという発想の元、どんどん異民族に同化して取り込んで支配して行った扶余人と自分達のアイデンティティーは最後まで失わずそれを拠り所に団結したユダヤ人、本当に頭がよかったのはどちらでしょうか?
参考は以下の投稿です。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2008/12/000496.html
投稿者 匠たくみ : 2008年12月28日 01:30
ユダヤ人の問題は、
なぜ迫害されるようになったのか?なぜ漂流するようになったのかが・・・・が鍵のように思います。
これは迫害する側される側の意識を探る必要あり?
金融や知識は迫害の突破口として可能性収束したものなので、非常に長い目でみれば2次的ではないかと思いました。
また次の記事楽しみにしてます!