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2007年08月14日

なんで歴史を解明するの?⇒今まさに求められているから!

こんにちは、さーねです 😮 盆休み真っ最中 😀 の日本…このブログも歴史事実がどんどん積み重なり、皆さんの記事をとても楽しく読んでます 😛
その中でも、つい先日simasanさんの東北の縄文文化から学ぶが、とても印象に残りました
>そこから我々が学ぶべきものはたくさんある、ということが分かってきました!
この意識。とても大事です
ところが、世の中に情報として流れる歴史は、趣味的なもの(EX.三国志,戦国武将)や学者の論説,発掘情報等、何かコアなモノ、あるいは役に立たないモノとして捉えてしまい、その難しさやわかりにくさから、一般の人々にはややとっつきにくいという実感があります。(僕も、ブログに初めて投稿する時はとても苦労しました 🙁 )
今年も既に後半を過ぎ、今一度、歴史を解明するということは一体何に繋がるんだろう? 😀 歴史に興味のない方にも、大事な認識として興味をもってもらえればと思い、この記事をアップしようと思いました 😛
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今日の参考図書は実現論
みんなで創ろう
実現のための歴史認識を 😛
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自分は歴史をどのくらい知っているのか という視点で、まずは義務教育時代を振り返ってみましょう~ (皆さんも振り返ってみてください)
義務教育で受けてきた歴史の授業を思い起こしてみると、実はほとんど記憶に残っていない。時の支配者や制度の名称が出てくるくらい
夏休みの宿題で、戦争の本を読んで読書感想文を書く…凄まじさや悲しみ,憤りを覚えるも、何か自らの中でその後風化していく 🙁
とても浅く、表面的な歴史しか僕らは知らなかった
僕自身、あまり役に立つものではないと追究していなかった
では、歴史を解明することは役に立つのか
るいネットになかなかいい投稿がありました
歴史認識の重要性を改めて感じています

>私たちが、これらの現象を、可能性の実現基盤(私権統合の終焉⇒新しい活力源「脱集団のみんな期待」の顕在化)として捉えることができるのも、歴史認識(史的構造論)があるからです。それによって、事の重大さ(パラダイムの転換)に気づくのです。 また、旧観念を捨てるためにも歴史認識は必要かつ有効です。旧観念は力を失いつつも、いかにも昔から存在している永久不変の真理であるかのように人々は錯覚していますが、歴史認識によって旧観念が人類史上のほんの数千年の錯覚にすぎないことが得心できると思います。

歴史認識があれば、現代社会に渦巻く様々な問題や可能性に気付ける
点の歴史観から、線の歴史観へ

>社会(意識)や、その積み重ねである歴史も、一つに繋がった「線」の状態こそが本来だと思います。実現論も『縄張り闘争、性闘争』→『私権闘争』という一つの一貫した線で繋がっていて、更にその原基構造として、個体の、集団の、あるいは種としての『可能性収束』→『統合』 という根底的で、一貫した「動的」な線のイメージがあります。一貫したものだからこそ過去と現在が繋がり、「昔と今は状況が違うから」のような安易な批判等ではびくともしない。都合の悪い部分を取り除く様な事をせずに現実を現実として直視するからこそ、現実の問題にも役立つ。

各々の時代を超えて、一貫した構造がある。これだけでも僕は面白いと感じました。単に、支配者が移り変わる表面的な歴史ではなく、その背後にある構造そのものが見え、それが現代の問題にも繋がったりする。だから、現実の問題にも役に立つ 😛
るいネット実現論の序文にも、歴史を解明する意味が込められています。
>いったい、人類はどこで道を誤ったのか? それを突きとめる為には、人類の始源(必要ならサル時代や哺乳類)にまで遡って、個体や集団や社会の存在(or 成立)構造を解明する必要がある。人類の原基構造を解明できれば、その構造のどこが不変部分でどこが可変部分かを知ることが出来る。そして現代社会の諸問題(諸欠陥)と突き合わせれば、どこが変えてはならない部分でどこが変えるべき部分かを突きとめる事が出来る。(実現論 序より)
現代は、歴史が構造化されず、事実が不鮮明だからこそ、現代社会の諸問題の原因分析もできず、答えが出ない。 😥
歴史を解明する=いい悪いの価値観ではなく、不変と可変部分を知る。
現代の諸問題に照らして、可変部分を変えていく。
とても明解で、シンプル
このブログでは、まだ未解明な部分を残している縄文と古代文明が課題です。逆に、解明できれば、さらに答えに近づける。歴史をまさに解明していくことが、今、求められていることなのだと思います
やりがいのある課題です!
これからも皆さんと共に頑張っていきますので、よろしくお願いします 😛

投稿者 sawatan : 2007年08月14日 List  

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コメント

「学校では教えてくれない中国年表」力作ですね。
どんどんみんな感想を入れてください。
ただ、もうちょっと拡大してもらえると嬉しいんですけど。

投稿者 案山子 : 2007年9月2日 00:53

すごい力作です。
 次の記事の参考に使わせてください。
・・・ただ確かに案山子さん言われるように、もう少し解像度UPしていただくとうれしいです。

投稿者 Hiroshi : 2007年9月2日 02:21

案山子さん、Hiroshiさん、コメント有難う御座います。
解析度をUPし読み易くしてみました。
あと年表の見方の参考を記載しておきます。
やはり時代区分で追いながら見る。区分は
①BC17000~BC4500年:氷河期が終わり~温暖化~北緯35°以南の突然乾燥以前
②BC4500~BC2000年:乾燥化という環境外圧から始る、黄河文明と長江文明の関係。世界的に起った乾燥化と同時期に始る交易がその後の世界を繋げ始める時代。そしてBC2000年に起る黄河、長江の大洪水。
を意識して表の上から下に向かって読み進めてください。
又、以下の「中国の歴史の動き方」を頭に入れて見ると分かり易いと思います。
「中国の歴史の動き方」は、環境変動⇒環境が悪くなる(人が住みがたい環境)度合いが高くなる。その度合いが高い黄河北方から集団の移動が始まり、それが長江に影響を与える構造です。
問題は移動する集団の意識に左右され、この意識状況(=集団統合様式)を今後詳細に見ていくことが重要な課題と認識しています。例:父系転換等
そして、西欧発の交易が何らかの影響を与えている。と、見ると良く分かるように思います。

投稿者 sakashun : 2007年9月2日 13:41

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