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2007年05月05日

まとめ・・・・お墓の変遷

お墓の歴史のHPを最近我がチーム縄文で扱っています。この際ですから、縄文時代から古墳時代までのお墓の歴史を大つかみで追いかけてみたいと思います。
縄文時代~古墳時代にかけてお墓は大きく以下のように変遷していきます。
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土こう墓(屈葬)

甕かん墓(伸身葬の混在)************縄文末期

支石墓
    
方形周溝墓(伸身葬)*********弥生時代
    
    墳丘墓
    
   古墳(石室)********古墳時代
(庶民)    (権力者)
この流れを簡単に言えばただ単に土に埋めるだけの状態から甕に入れて埋葬する形態へ、さらに埋葬した上に石を置いて位置を示し、周りを掘って領域をつくる。さらに小高く盛り上げ、巨大にしていった。
要するにお墓はどんどんどんどん大掛かりになっていったのが弥生時代でした。
また階層によってお墓の種類が変わっていったのも弥生時代以降です。
方形周溝墓は家族墓として登場し、その後のお墓の原型になっていきました。

お墓の大きさを見て行きます
土こう墓(1.5×0.5×0.2)=0.15m3
甕かん墓(直径0.7×1.3)=0.50m3
支石墓 (同じ)
方形周溝墓(10×10×2)=200m3
墳丘墓(50×50×4)=1000m3
古墳(仁徳天皇稜464000㎡×10m)=4640000m3

ちなみに仁徳天皇稜は世界最大のお墓です。ピラミッドより大きい。
単純に比較できませんがお墓の大きさを比較すると
1(土こう墓)→3.3倍(甕かん墓・支石墓)→1320倍(方形周溝墓)→6600倍(墳丘墓)→3062万倍(古墳)になります。
%E5%B1%88%E8%91%AC.jpg屈葬→ %E7%94%95%E9%96%93.jpg甕かん墓
%E6%94%AF%E7%9F%B3%E5%A2%93.gif支石墓 → %E6%96%B9%E5%BD%A2%E5%91%A8%E6%BA%9D%E5%A2%93.jpg方形周溝墓
%E5%A2%B3%E4%B8%98%E5%A2%93.jpg墳丘墓 →%E5%89%8D%E6%96%B9%E5%BE%8C%E5%86%86.jpg前方後円墳
お墓の大きさはそのまま権力の大きさになりませんが、お墓がバブル化していったのがよくわかります。そして薄墓令が出されてお墓は本来の大きさに戻っていきました。

投稿者 tano : 2007年05月05日 List  

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コメント

こんばんは☆
心に浮かんでいる像を文様に再現するって、
万物の背後にある精霊をとらえて文様にするってこと・・・?
これって観念のはじまりなのかもっ!!
とも思いました。

投稿者 bunchan : 2007年5月18日 22:51

アイヌにせよケルトにせよ模様はいろんな人々の手を超えて多くの時間をかけて作られていきます。
おそらくはそれが模様の産物なんだと思います。
じっと見ているとその模様を作った人々の意識や歴史に同化できるように思います。きっと縄文土器の模様を見ているとそれが見えて来るのでしょうね。
なんかやたら深くなっていきますね。(^^)

投稿者 tano : 2007年5月19日 00:40

必ず、壊され、ばらばらに、埋められる土偶。なぜ分解することを前提に土偶が作られたのでしょうか。
神話学者の吉田敦彦氏の著書「縄文宗教の謎」が面白いので紹介します。
縄文の時代、初期は、ひたすら、大地、即ち、地母神にすがり、その授けてくれるものを拝受していました。農耕・栽培が始まれば、草を刈り、木々を伐採し、大地を削り、穴を開け、果ては耕すことになります。これは、大地即ち、地母神を殺傷し、その体から無理やりに食物を産出させ、むしりとること
になると考えたのです。
ここにおいて、地母神の土偶を作り、これを破壊し、大地に埋めることにより、ひたすら、食物と化しての再生を願う習慣ができました(アジア各地の神話に共通)。即ち、この時代(縄文中期)に、すでに農耕・栽培が行われていた証拠と述べています。
さらにこの本では、破壊される土偶、顔面杷手付土器、釣手土器、怪奇な土偶、有孔鍔付土器等についての見解が示されています。
以上はブログ「縄文土器 これぞ、本当の世界遺産だ!」を参考にしました。
http://www.geocities.jp/tohlmaeda/index.html

投稿者 小澤 紀夫 : 2007年5月19日 22:08

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