| メイン |

2011年09月14日

日本人の民族特性こそ次代の可能性1~プロローグ

%E5%A4%9C%E6%98%8E%E3%81%91.jpg
写真はこちらからお借りしました。
  
  
 
今回から、新テーマ「日本人の民族特性」についての追求をお届けしたいと思います。
日本人は世界の中でも本源性を色濃く残した民族であり、その特性として、縄文体質、受け入れ体質がよく取り上げられているかと思います。
私たち自身も、「日本人の民族特性」を明確に言葉化することは出来なくても、他の民族とは違うと誰もが感じているのではないでしょうか。
そのような「日本人の民族特性」を今回追求テーマとした理由は、次のような問題意識によるものです。
市場主義の限界、私権社会の崩壊は誰の目にも明らかになっており、市場主義、民主主義、私権獲得を活力源とした社会では立ち行かない、これまで同様の社会統合では近い将来に破綻するという意識は、潜在思念上は万人に、そして徐々に顕在意識としても浮上しつつあると感じています。
ロンドンを始め、世界中で経済危機を発端として、暴動等による社会秩序の崩壊の危険性が現実のものとなりつつあり、その危機に直面した時、私たち日本人はどのような行動を取るのでしょうか。社会秩序は維持できるのでしょうか。
受け入れ体質、すなわち予め見通して動くのではなく、事が起こってから「どうする」を考える思考回路が根強い日本人は、社会崩壊の危機を予感しても尚、動かないのか?それとも動き出すのか?
また、動き出すのに足りないものがあるとしたら、それは何なのか?
近い将来現実のものとなる市場社会の崩壊、社会の混乱の前に、その時でも社会秩序が崩壊してしまわないためには、私たち自身がどう考え、行動すれば良いのかを、「日本人の民族特性」を明らかにする中で探っていきたいと考えています。
今日から10回の予定でお送りしていく予定です。
  
  
先ずは応援お願いします。
Blog Ranking
にほんブログ村 歴史ブログへ

 にほんブログ村 歴史ブログへ


今回の新シリーズ、「日本人の民族特性こそ次代の可能性」は、次のような構成で追求していきたいと考えています。
・日本人の根底に流れる縄文体質とは?
・日本における支配者層の特性とは?
・大衆と支配者層の二重構造
・私権社会、市場社会の中でどこが変わり、どこが変わっていないのか
・それらから見える「現代日本人の民族特性」の解明
・これからの日本人の可能性
各回ごとのテーマ設定は次のように設定していますが、追及の中で組替え、変更もあるかと思います。
1.プロローグ(今回投稿です)
・課題設定の問題意識
・追求テーマの構成
2.縄文体質とは何か?(1) 
・日本人に色濃く残る縄文体質
・縄文体質の特性と成立過程
・本源性、共同体性とは
3.縄文体質とは何か?(2) 
・受け入れ体質の正体とは
4.支配者層の特性とは?(1) 
・属国意識の正体とは
5.支配者層の特性とは?(2) 
・現代における属国意識 
6.大衆と支配者層の変遷(1) 
・天皇制の確立と大衆
7.大衆と支配者層の変遷(2)
・江戸時代安定期の大衆と支配者層
8.大衆と支配者層の変遷(3)
・敗戦、占領、高度経済成長時代
・高度経済成長時代の企業統合~帰属意識・集団性の醸成
9.現代日本人の民族特性
・基盤としての縄文体質
・考えない日本人
・支配者層:属国意識と大衆:お上意識
10.日本人の民族特性が示す可能性
・支配者層の限界と大衆の可能性
・集団が再生されれば縄文体質は再生する
・集団を超えた社会を統合するために必要なものとは
未明部分も多いため、試行錯誤しながら、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
私たち日本人が持っている可能性とは何なのか、そして現代日本人に足りないものは何なのか、今回の追及で明らかに出来ればと思います。
そして、来るべき経済破局を乗り越え、新たな社会を創造していくために、私たち自身が今何を考えなければならないかを、みなさんと一緒に追求していきたいと思います。
それでは、次回からの記事にご期待下さい。

投稿者 sinkawa : 2011年09月14日 List  

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.joumon.jp.net/blog/2011/09/1317.html/trackback

コメントしてください

 
Secured By miniOrange