2011年9月10日
2011年09月10日
著書分析より明らかにする日本支配の始まり5~山形明郷著『邪馬台国論争 終結宣言』から古代日本の支配層を探る~
シリーズ「著書分析より明らかにする日本支配の始まり」の第5回目は、山形明郷著『邪馬台国論争 終結宣言』に焦点を当ててみたいと思います。
この本は、古代史学界において「北九州説」と「畿内説」で論争が続いていた邪馬台国論争に対して、新たに「朝鮮半島説」を打ち出し、この論争に終止符を打とうとしたものです。(詳しい内容については、以前、当ブログで紹介していますので、そちらを参照して下さい。)
◆邪馬台国は朝鮮半島にあったのか-1 倭国は朝鮮半島にあった
◆邪馬台国は朝鮮半島にあったのか-2 朝鮮半島説での行程問題
◆邪馬台国は朝鮮半島にあったのか-3 卑弥呼は公孫氏の係累ではない
今回は、「邪馬台国」の所在地に焦点を当てるのではなく、山形氏が読み解いた膨大な量の中国史書から、本シリーズのテーマである、”日本支配”につながると思われる部分に着目し、紹介していきたいと思います。
投稿者 hi-ro : 2011年09月10日 Tweet