【仮説】縄文時代の都が1500年も続いたって本当? |
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2007年08月05日
古代文字
◎日本ではいつごろから文字が使われるようになったのでしょうか。
また、現代に繋がる「かな遣い」はいつごろから使われだしたのでしょうか
日頃何気なく使っている漢字とかなまじりの日本語は、いつごろから使われだしたのかまだはっきりしない様です。
「神代文字(アヒル文字)の一種」
クリック宜しく 😀
縄文時代から既に日本古来の文字として神代文字があったという説もあります。http://www.page.sannet.ne.jp/tsuzuki/sinmoji.htm神代文字は母音が現代と同じ5音であるが、上代(奈良時代以前)は母音が8音である「上代特殊仮名遣」が使われていたことから、この神代文字は平安時代以前には遡れず偽作されたものであるという説といや、そうではなく「古代の日本で使われていた日本語はあくまでも5母音であったが渡来人の影響で8母音になった。」とする説があり、はっきりしません。
また、オシテ文字という古代文字が縄文時代からあったとする研究家もいますが、これも学会では少数派のようです。
一方、近年各地の遺跡で文字の記された木簡や剣が発見され、4世紀の中ごろには漢字が使われていたことがはっきりしています。
昭和43年(1968)に埼玉稲荷山古墳から発見された刀剣に刻まれた115文字がそれです。
この刀剣は、金で象嵌された文字が入っており、時の雄略天皇から地方の豪族に与えられたものです。大和政権の勢力が、西は肥後から東は武蔵まで及んでいたことが推測できます。
(鉄剣は471年に製作されたと推測されているが、一部では531年説もある。「ウイペディア」)
文字の必要性はある集団において、何らかの強い統合課題が生じた時に発生するのではないかと思うのですが、だとすると日本では、はじめての統一国家である大和(朝廷)成立前後に文字の必要性が高まったと考えて良いのか、はたまたオシテ文字論者のように、国家成立以前の縄文のころから文字は使われていたのか、集団のありようと関連して興味の尽きない命題です。
投稿者 ryujin : 2007年08月05日 TweetList
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コメント
投稿者 さーね : 2007年8月19日 16:16
>ただ、ちょっと縄文&古代文明の範囲に絞るとネタがないのかなと若干不安になりますが、いかがでしょう?
市場って切り口だと一番多いのが中国ですね。
中国は市場の国家と言っても過言ではないくらい、上から下まで全て市場原理が入り込んでいます。以前私が調べた投稿がありますので一つの切り口として参考にしてみて下さい。
「中国の市場」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=137237
投稿者 tano : 2007年8月19日 17:20
さーねさんこんばんは、
>ただ、ちょっと縄文&古代文明の範囲に絞るとネタがないのかなと若干不安になりますが、いかがでしょう?
確かに、通常古代文明というと、中世前までの1500年前ぐらいかな~・・・という感じですが、国家が成立して私権時代の枠組みを作ったという構造から考えると、それは現代まで続いている訳だし、王政が続いたという点では、フランス革命や明治維新ごろまで続いている訳です。
また逆に現代は市場社会と言われますが、その構造も既に古代からできている。
なので、スパッと切れないので、まずは範囲を制限しないで広げて考えて、古代を中心にいろんな時代・角度から構造追求してみては?と考えてますが・・・。
投稿者 Hiroshi : 2007年8月19日 20:47
tanoさんこんばんは
>市場って切り口だと一番多いのが中国ですね。
なるほどね、そういえば僕も似たような記事投稿してました。
「皇帝が組織した商業網と都市(=市場)」
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=84233
中国がヨーロッパのように小国に分裂せずに、強大な中央集権を保てたのも市場をコントロールしてきたからかもしれませんね?
投稿者 Hiroshi : 2007年8月19日 20:56
>市場原論など参考にしながら、事実追求・再チャレンジしてみませんか?掠奪と騙しのテクで、遊牧民と商人が市場を形成していく過程など、生々しい記事を期待してます。
なるほど。
市場を切り口にするというのは、いいかもしれませんねー♪
ただ、ちょっと縄文&古代文明の範囲に絞るとネタがないのかなと若干不安になりますが、いかがでしょう?