◎日本ではいつごろから文字が使われるようになったのでしょうか。
また、現代に繋がる「かな遣い」はいつごろから使われだしたのでしょうか
日頃何気なく使っている漢字とかなまじりの日本語は、いつごろから使われだしたのかまだはっきりしない様です。
「神代文字(アヒル文字)の一種」
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縄文時代から既に日本古来の文字として神代文字があったという説もあります。http://www.page.sannet.ne.jp/tsuzuki/sinmoji.htm [3]神代文字は母音が現代と同じ5音であるが、上代(奈良時代以前)は母音が8音である「上代特殊仮名遣」が使われていたことから、この神代文字は平安時代以前には遡れず偽作されたものであるという説といや、そうではなく「古代の日本で使われていた日本語はあくまでも5母音であったが渡来人の影響で8母音になった。」とする説 [3]があり、はっきりしません。
また、オシテ文字 [4]という古代文字が縄文時代からあったとする研究家もいますが、これも学会では少数派のようです。
一方、近年各地の遺跡で文字の記された木簡や剣 [5]が発見され、4世紀の中ごろには漢字が使われていたことがはっきりしています。
昭和43年(1968)に埼玉稲荷山古墳 [6]から発見された刀剣に刻まれた115文字がそれです。
この刀剣は、金で象嵌された文字が入っており、時の雄略天皇から地方の豪族に与えられたものです。大和政権の勢力が、西は肥後から東は武蔵まで及んでいたことが推測できます。
(鉄剣は471年に製作されたと推測されているが、一部では531年説もある。「ウイペディア [7]」)
文字の必要性はある集団において、何らかの強い統合課題が生じた時に発生するのではないかと思うのですが、だとすると日本では、はじめての統一国家である大和(朝廷)成立前後に文字の必要性が高まったと考えて良いのか、はたまたオシテ文字論者のように、国家成立以前の縄文のころから文字は使われていたのか、集団のありようと関連して興味の尽きない命題です。