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2011年04月08日
「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」 第2回海外から見た日本人の共同性
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」 第2回海外から見た日本人の共同性
諸外国では、震災やハリケーンなどのあとに必ず商店の略奪が起こり、秩序を維持するのが難しくなると言われます。今回の日本人の秩序だった行動や助け合いに対して、海外からも様々なメッセージや驚きの声が上がっています。その対比の中から、日本人の可能性を探ってみたいと思います。
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まず初めに、日本人の秩序だった行動や助け合いに対しての海外からの様々なメッセージや驚きの声を紹介します。
【中国ブログ】世界に終わりが来るなら「その日は日本にいたい」サーチナ 2011/03/23(水) から紹介します。
中国ではこのほど、大きな地震、津波被害にもかかわらず、被災地などでの日本人の秩序ある行動が、驚きと称賛をもって伝えられている。また、東京在住とみられる中国人留学生による「世界に終わりが来るなら日本人のように過ごしたい」とのブログ記事が、続々と転載され注目を集めている。
ブロガーは地震のあった11日、東京都杉並区高円寺のライブハウス周辺で地震に遭遇。電車も動かなくなったことなど、自身が「帰宅困難者」になった経緯や、周辺のバー店主の好意により、一晩「ご厄介」になった店での一部始終、自身が見た「被災風景」などを披露した。
ブロガーは、「電話もメールも全部だめだったが、ネットが通じたのは幸いだった」として、これまでよく思っていなかった「ハイテク生活」の恩恵をかみしめたと告白。また、周辺地域を歩き、カラオケボックスや居酒屋、コンビニエンスストアの「通常営業」や、コンビニ店内の豊富な商品、まじめに働くアルバイト店員などを目にし、「自身の職責を果たそうとする日本人の意識に信頼感を得た」と話した。
また、バー店内で見たテレビの報道番組についても、「みな冷静で、非の打ちどころがなかった」と証言。個人情報を極力守り、恐怖をかき立てるようなデータや情報を報じなかった、との好感を示した。
ブロガーはこのほか、日本の報道情報の迅速、正確さをはじめ、職責をまっとうし、秩序を守ろうとする日本人の人柄、住居の安全性、地震速報の確実性などから、「信頼できる」として日本人や日本社会を絶賛。「同じような震災がもし中国であったとして、日本のように対処できるだろうか?」との心境を吐露した。ブロガーは地震翌日の12日、JRの運行再開に合わせて帰宅できたと伝えた。
居酒屋やカラオケボックスなどの「通常営業」には、「被災者の保護」名目もあったとされるが、確かに、ブロガーの言うとおり、震度5強もの強い地震があった当日に、東京のコンビニや居酒屋、カラオケ店が通常営業し、インターネットが利用でき、テレビ局が報道番組を放送し続けられたは“すごいこと”だろう。
ブロガーは、「中国人の同胞になんと思われようとも(中略)この現実に感動せずにいられない」などとして「世界にもし終わりが来ても、日本人のようにありたい」と語り、ライブ中止への“がっかり感”よりも、日本人への信頼感を得たと結んだ。
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【韓国ブログ】震災で見せた礼儀正しい姿「日本人を好きになった」 サーチナ2011/03/23(水)から紹介します。
韓国人ブロガーのチャンガ(ハンドルネーム)さんは、東北関東大震災でみせた日本人の礼儀正しい姿を見て、日本人に対して「敬意を抱いている」と語った。
「最近、日本から私たちが学ぶことはそんなに多くない。ガイドラインに厳格な日本式のシステムを憂慮(ゆうりょ)する声もあり、韓国の方が優れている分野もある」と指摘。「しかし、今回の大地震で惨事のなかでも他人に迷惑をかけず、落ち着いて行動する日本人の姿を見て、日本人は人としてすばらしく尊敬に値すると思った」と称賛する。
「迷惑をかけないという日本の精神を見ながら、彼らの毅然(きぜん)とした姿に驚いた。災害が起きると犯罪や略奪、無秩序な暴動、買い占めが横行するが、彼らは長い列を作って自分の順番が来るのを静かに待つ」と日本人の姿について紹介。「日本人は子どもの頃から、団体生活のために我慢(がまん)し、素直に従うという教育を受けてきた」とし、日本人には「驚くべき遵法(じゅんぽう)意識がある」と高く評価した。
韓国人ブロガーのセラピン(ハンドルネーム)さんも、震災で見せた日本人の姿に感動させられたことから「日本人は好き」と語る。
セラピンさんは子どもの頃から日本語を学ぶ機会があったそうだが、日本の漫画や小説を通じて日本文化を知るうちに「日本の多様性」を認めるようにはなっていた。震災での日本人の姿を通じて、「スーパーでは列に並び、会社員は自分の仕事を最後までやり遂げる。私は感動以上に、底力を感じた」とし、「日本人の姿が韓国人に感動を与えたのは事実であり、日本という国に対して興味以上の感情を植え付けたのではないだろうか」と考察した。
ブログでは最後に、「韓国も日本のような強大な国になれば、隣国として真の友人になれると思う。今回の地震で被害を受けた日本国民に、慰労の意を心からお伝えし、平和がおとずれることを切に願っています」と述べた。
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その他、様々なブログやサイトで海外から日本人が称賛されています。
路上で世直し なんでや関西『世界からの眼差し 覚醒する日本人 ~第一話:本当に強い国だ。海外メディアが報じる震災後の日本~
るいネット世界から日本への賞賛
NAVER 東日本大震災で全世界からの日本人に対する称賛
その内から、いくつかのコメントを紹介します。
「日本には最も困難な試練に立ち向かうことを可能にする『人間の連帯』が今も存在している」
「日本人がこうした状況下で米国でのように略奪や暴動を起こさず、相互に助け合うことは全世界でも少ない独特の国民性であり、社会の強固さだ」
「日本には決してあきらめないという意味の『不屈の精神』がある」・・・
・・・「粘り強さと忍耐と希望」を映すこの精神により、日本が東日本大震災による「試練を乗り越える」
「難局に対して日本国民は強靭(きょうじん)さを示し、礼節を保って互いに助け合っている」
「怒鳴り合いもけんかもない」「本当に強い国だけがこうした対応ができる」。
日本人が永く縄文時代から培ってきた人間本来が持っている普遍的な人間性。それを日本人から学ぶことがあるという世界からの声が上がってきています。
今回の震災での日本人の姿を見て、世界の人々が「人間本来が持っている普遍的な人間性」すなわち「共同性」が本当に実在すると理解したことでしょう。
投稿者 norio : 2011年04月08日 TweetList
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