2011年4月23日
2011年04月23日
「南から見た縄文」5~台湾に残る本源性のルーツとは
0プロローグ
1太平洋に広がる大語族、オーストロネシア語族!!
2オーストロネシア語族は、なぜ遠洋に拡がったのか?~
3ポリネシア人が陥った罠、遠洋航海への可能性収束→父権化への道!
4沖縄は南九州から始まっている
「南から見た縄文」シリーズ第五弾です
今回は、沖縄からやや南下して、台湾について扱ってみたいと思います。
以前の記事
太平洋に広がる大語族、オーストロネシア語族!!
には台湾に関して、次のような記述がありました。
オーストロネシア語族は紀元前4000年ごろに、大陸から台湾へと移動し始めています。(中略)Y遺伝子分類では、縄文人はD2、オーストロネシア語族はO1であり、すごく近い関係にあるわけではないようです。しかし、両者とも、東アジアで最大勢力の漢族=O3と違って、私権時代に本格的に巻き込まれる前に大陸を出て行った民族。スンダランドで深めた本源性を保ったまま現在に至っているという意味で、非常に近い関係にありそうですね。
台湾は、人種は違えど日本人と同じような境遇で本源性を維持していたのではないかということですね。
その本源性を象徴する出来事として最近ではこんなことがありました。
東日本大震災への義援金として、台湾は(4月13日までに)なんと48億5374万台湾ドル(約141億円)もの巨額の義援金を提供。このうちなんと9割以上が民間からとのこと。
これは、中国本土の3億4000万円(3月末時点)、韓国の16億円、人口が台湾の10倍の米国でも約99億円であったことと比べても台湾の義援金額は突出していることがわかります。
この現代まで台湾に残る本源性のルーツを探ってみたいと思います。
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投稿者 nishi : 2011年04月23日 Tweet