中国・朝鮮から日本への渡来ルートを探る |
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2006年11月18日
長江文明の担い手『苗族』が日本に渡来し、稲作文化を伝えた
苗族(ミャオ族)って知ってますか?
ウルルン滞在記でも時々紹介されているらしい。
今も中国の貴州省や雲南省に住む少数民族http://www.china.org.cn/ri-shaoshu/miao.htmで、その祖先が長江文明の担い手だったと言われています。
彼らは長江流域で稲作を営み、太陽・鳥・蛇を信仰し、太陽族・鳥族・蛇族の三苗と呼ばれました。
その彼らが、4000年前頃の気候変動(寒冷化)に伴い、北方の牧畜民(漢民族の祖先)が南下し、牧畜民との戦いに敗れ?、あるいは移動せざるを得なくなり、長江文明も滅んだとされています。
そしてその際、苗族は長江奥地の雲南省などに移動したわけですが、一部は船に乗って九州へ渡り、稲作文化を伝えたとされています。
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図は、『ブナ林と古代史』http://dp44012799.lolipop.jp/kodai/tiyokoubunmei/naezoku/naezoku.html
より引用しました。
さて疑問なのが、南下してきた牧畜民は、長江の苗族をどのように駆逐したのかということ。
同じ『ブナ林と古代史』http://dp44012799.lolipop.jp/kodai/tiyokoubunmei/nihonjinruutu/nihonjinnruutu.htmlには、以下のように書かれています。
>一方、苗族の伝説にも祖先が黄帝の子孫と戦ったという話がある。黄帝とは漢民族の伝説上の帝王である。苗族の祖先は黄帝の子孫と戦って、敗れ、首をはねられたという。
>長江文明の民が逃げ込んだ雲南省では龍を食べる鳥を守護神とする伝説がある。龍は畑作牧畜の漢民族のシンボルであり、鳥と龍との戦いとは、長江文明と漢民族の戦いを暗示していると考えられる。
>馬に乗り、青銅の武器を持って南下してきた畑作牧畜の民にとって、長江文明の民は敵ではなかった。彼らは精巧な玉器を作る高度な技術は持っていたが、金属性の武器は持っていなかったからである。
(by eto)
投稿者 nishipa : 2006年11月18日 TweetList
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コメント
投稿者 tano : 2006年11月22日 02:40
縄文人もハンバーグを食べていたんですね!
そのことにただただびっくり!
しかも、縄文ハンバーグのリンクによると、当時のシカとイノシシのハンバーグと、現代の牛と豚のハンバーグを食べ比べしたら、シカとイノシシのほうが美味しいらしいです!!
これまたびっくり!
素材の味を活かす、その真髄が縄文グルメにはありそうですね☆
投稿者 カメ : 2006年11月22日 17:35
「縄文の食」美味しそうで、体に良さそうな健康レシピですね。
縄文の人々は採集や狩りや漁で得た食物を、土器で煮たり、焼け石で焼いたり、蒸し焼きにしたりして食べていたそうです。保存するのに燻製にしたり、クッキーを焼いたりしていたとも考えられています。また、果物などを発酵させた酒を飲んでいたという説もあります。
これらは「豊かな食」ともいえますが、気候条件の変化に試行錯誤して順応して行った結果だと思います。
Ps.縄文クッキーのレシピがありましたので紹介します。
【 材料 】
・やまのいも 100グラム ・クルミ 20グラム
・そば粉 200グラム ・豚ひき肉 100グラム
・卵 1個
【 作り方 】
1.やまのいもを良く洗い、皮つきのまますりおろし、細かく砕い
たクルミを混ぜる。
2.1にそば粉・ひき肉・卵をいれて、全体を良く混ぜ合わせる。
3.手にそば粉をつけて、材料が手につかないようにし、よくこね
る。
4.粘り気が足りなければ水を足し、台にうちつけるようにする。
5.まとまったら、食べやすい大きさに手でちぎり、小判型にす
る。
6.熱したフライパンにうすくサラダ油を引き、両面を焼いて出来
上がり。
投稿者 mukai : 2006年11月24日 01:28
そう云われてみれば、ハンバーグって、素朴な料理だなぁと思いました。
投稿者 くまな : 2006年11月24日 15:27
>mukaiさん
縄文クッキー、そば粉とか、豚挽き肉なんてものが入ってるなんてビックリ!味の想像がつかないですね!
でも、ちょっと食べてみたいと思うのは私だけでしょうか?(^^;
投稿者 春風 : 2006年11月24日 19:56
tanoさん、カメさん、mukaiさん、くまなさん、コメントありがとうございますっ☆
>tanoさん
>素朴で何も手を加えない食材をおいしく食べる最大の方法は私達自身の感覚機能を再生させる事が一番のようです。
なるほど~。
料理って味付けばかり気にして、素材の味を感じようとすることが少なかった気がします。感覚機能の再生ですね^^意識してみます。
>カメさん
縄文時代のハンバーグの方がおいしかった!?
これもかなりの驚きですっ!
>mukaiさん
クッキーおいしそうです。やっぱ縄文人ってグルメ☆
でも、厳しい気候条件下で、とれるものをなんとか駆使して調理していたんですね。
>くまなさん
そうですね、もとはとても素朴な調理方ですね。
でも、ふと疑問に思ったのですが・・・
なんで、縄文人は肉をそのまま焼いたりしないで、ハンバーグ(すりつぶした?)にしたのでしょう?クッキーにしろ酒にしろ、かなり高度な調理法ですよね?不思議です。
投稿者 ぴんぐー : 2006年11月24日 20:12
ほーっ。なるほど、おいしそうですね。
自然の恵みを極限まで追求した縄文人ならではだと思います。
おそらく今ではないような食材、食域、食加工だったと思います。何より彼らの感受性は直感も含めて現代人の数倍優れており、おいしいという感情そのものも細やかなものであったと思います。
おそらくマクドナルドよりはるかにきめ細かい味わいがあったと思われますよ。当時の人の食材を思いながら、すでに失ってしまった古代人の味覚を思い起こしてみてはどうでしょうか?
素朴で何も手を加えない食材をおいしく食べる最大の方法は私達自身の感覚機能を再生させる事が一番のようです。