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2007年09月28日

縄文草創期の現実~洞窟に隠れ住むしかなかった

今晩は、さーねです。縄文に関する投稿記事もかなりの数がなされ、縄文人の生活様式が徐々に解明されていく感じがしています 😮 一方、縄文時代の先駆けである草創期に関しては、データや出土物も少なく、当時の人々の生活にまだ肉迫できていないなと感じるところです 🙁
その中で一つ疑問をもちました。草創期の初期は、洞窟生活をしていた=定住の始まりというところです。形態としては定住だと思うのですが…果たしてそんなに簡単に定住にできたのか
洞窟生活に至った草創期の縄文人がどんな状況であったか?そこを鮮明にしたいと思います
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縄文草創期が発見されるきっかけとなった小瀬ヶ沢洞穴
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今日、参考にさせて頂いたサイトは、縄文文化と東北地方―東北の基礎文化を求めて定住生活の始まりです 🙂

開地の竪穴住居という住様式が普及する直前段階、草創期の人々が積極的に洞窟や岩陰を利用した背景にはそれなりの理由があろう。私は、年間を通じてほぼ完全な遊動生活を送っていた旧石器時代の人々に、ある程度の逗留を可能とする、ベースキャンプを提供したことが、やがて一定期間の居住(つまり半定住)慣習を形作った、つまり、洞窟・岩陰の存在が、定住化のきっかけに大きな役割を果たしたと考える。人々は、定住の便利さを知り、しだいにライフスタイルを定住志向へと転換する。その延長上の文化要素として竪穴住居を受入れ、集落を形成し、縄文文化的定住を実現していったのであろう。

確かに、歴史的には定住生活のきっかけになったとは思うのですが、「なんで、定住したの ということをもう少し鮮明にしておく必要があるなと感じました
るいネットの投稿を参考にしたいと思います 😉
人類の洞窟時代:ノート

② 人類はずっと洞窟に隠れ住むしかなかった。
樹上に住めなくなったカタワのサル=人類はどこに住んでいたか?→洞窟(資料が必要)
人類の祖先たちはずっと洞窟で暮らしてきた。どうして、暗く・ジメジメして・いつ崩壊するかわからないような洞窟に住んでいたのか?
→それは外敵から身を守る為。鋭い牙もなく、走る力も他の動物に遥かに劣る人類は、地上では狸のような小動物にも負ける存在。つまり洞窟に隠れ住むことでようやく生き延びてきたのだ。

人類の脱・洞窟⇒地上進出

◆猛獣に出くわす機会が多くなる
狩りや採集の途中で猛獣に遭遇⇒槍と弓矢を使い大勢で反撃
⇒猛獣でも追い払える=互角以上に戦えることを発見
◆洞窟から出て地上に住む
防衛力に自信⇒洞窟より食糧確保に適した平地に居住
⇒地域に適した材料(木、動物の骨、土etc)で家屋を建設

要は、洞窟に住むしかない状況に追いこまれた。ここでは、定住が目的ではないと思います。明らかに、自然外圧の恐怖から洞窟に逃げ込んだのだと思います。そこから、弓矢や槍を使って徐々に防衛力を高め、洞窟生活から抜け出した。縄文草創期の人々も同じであったと推測すべきではないでしょうか
縄文草創期の洞窟遺跡は、全国的に散見されるようですが、実は数が意外と少ないようです。洞窟に逃げ込んだ人々だけが生き残り、それができなかった人々は淘汰された。それくらい、厳しい外圧状況であったのだと思います

投稿者 sawatan : 2007年09月28日 List  

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コメント

>これは当ブログの趣旨からは外れますが、これだけ万能な大麻が何故現代では非合法となっているのか?って思いますね。
これはかなり面白い視点ですね。
すごく知りたくなります。
なんか西洋医学の影が見えてきますね。
>この件については多くのサイトが扱っていますので、興味のある方は調べてみてください。
murranさ~ん突き放さずにぜひ教えてくださ~い

投稿者 案山子 : 2007年10月13日 13:20

う~ん、面白いですね!
なんか大麻って、アングラミュージシャンのイメージでしたが、完全に見直しです。
こんなに生活に根付いていたなんで知らなかったです。知らないうちに、生活の知恵から消されていたのですね。

投稿者 Hiroshi : 2007年10月13日 22:52

「大麻」というから何やら犯罪っぽく聞こえるのです。
大麻は単なる「麻」です。
麻は服として着るし、麻の実は七味唐辛子にも入っています。これは大麻と全く同じもの。
北海道で「大麻が自生していて警察が取り締まり!」とか報じられたりしますが、日本古来の野生の植物なんだから当たり前だよね。

投稿者 (゚ー゚*) : 2007年10月25日 21:55

>murranさ~ん突き放さずにぜひ教えてくださ~い(案山子)
案山子さんコメントありがとうございます。
>なんか西洋医学の影が見えてきますね。
そのような関係もあるかもしれませんね!
ただし、私は大麻が禁止されるようになった背景にはアメリカが絡んでいると踏んでいます。
以下のブログを紹介しますね!
http://tymanews.typepad.com/weblog/2006/01/post_11.html
簡単にまとめれば、合成繊維の市場拡大を行う為には大麻は邪魔な存在だったということです。

投稿者 mrran : 2007年10月25日 22:39

>なんか大麻って、アングラミュージシャンのイメージでしたが、完全に見直しです。(Hiroshiさん)
参考までに・・・
日本では『大麻取締法』と『麻薬取締法』があって夫々は別のものなんですよ!

投稿者 mrran : 2007年10月25日 22:45

日本に自生していた大麻はTHCの含有量が非常に低かったため、
有用植物として多岐にわたって利用され、薬効効果のあるものとしての利用も盛んだったのだろうと思います。
外国から入ってくる吸引目的ための、THCの含有量の高い大麻とは、全く別物として考える必要があるのではないでしょうか?

投稿者 匿名 : 2008年11月29日 16:38

↑嘘(間違い)ですね。
日本に昔からある麻も、外国の麻も学名 cnnabis sativa 同じです。
品種ごとのTHC含有量の違いの多くは人為的な交配の結果であり、外国から入ってくる吸引目的ためのTHCの含有量の高い大麻と現在も日本で栽培される繊維用大麻「とちぎしろ」(THC含有量少)はもとは同じ、というか逆もまた真也といった関係です。
THCは大麻のおもな有効成分です。
含有量が非常に低かったならその薬効も低かった、ということになります。
どこのアホウがそんなたいして効きもしないものをありがたがって神社等に祭るというんでしょうか?
ご先祖様を馬鹿にするな!

投稿者 annoyed mouth : 2009年12月29日 23:47

↑訂正
学名 cnnabis sativa → 学名 cannabis sativa
です。すいません。

投稿者 annoyed mouth : 2009年12月29日 23:53

↑いえ、嘘ではないでしょう。
そもそも、タバコを神聖なものと
して儀式で使っていた国もありますし。

投稿者 田中 : 2010年7月13日 23:58

> annoyed mouth
無知を曝け出して見てて恥ずかしいですよ。
もう少しお勉強してから書き込みましょうね。

投稿者 秦 : 2013年1月22日 07:49

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投稿者 tinahoosisa : 2013年11月9日 19:11

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