2007年9月24日

2007年09月24日

考古学の危うさ~「水野集落論」より

るいネット「縄文集落論の変遷(1)」でも扱われていますが、縄文時代の集落論の代表的研究者である水野正好氏は、祭祀・宗教の観点から縄文集落の解明を行いましたが、これは考古学会でかなり認められた学説のようです。
ちなみに、水野集落論とは
1・縄文時代、単婚的な「小家族」がすでに登場し、二軒の住居を一単位として成立していた。
2・小家族の上位に、埋葬・消費・政治の基本単位である六軒=三小群から構成される「家族」が存在していたことを指摘。
3・三小家族―六軒の住居を包摂する「家族」=「大群」は、東西の計二群存在し、両群が一体となって「部族」=「集落」構成していた。
4・集落そのものに基盤を置く「広場祭式」、集落~大群間に基盤を置く「葬送祭式」、大群~小群間に基盤を置く「石柱・石棒・土偶祭式」の三類に分類。
 

のように、全体として集落構造と宗教構造とを一体的に復元し、縄文集落の解明を試みたもの です。
sasaki-2.jpg
togariishi05.jpg togariishi03.jpg
写真はhttp://heritagetravelers.blog79.fc2.com/blog-entry-76.htmlより引用
ところが、他の考古学者からは、これは捏造ではないか? との反論も出ています。“考古学ってどんな研究や、どのようにして学説を立てているのか?”を知る上で面白い記事なので紹介します。
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投稿者 simasan : 2007年09月24日  

2007年09月24日

中国文明:戦国時代のロックフェラー?~呂不韋

今晩は。さーねです 😀
先日、みつこさんが書かれた中国における紙幣の発展なかなか面白い記事でした
さらに引続き戦国時代に焦点を当て、その当時の社会状況を掴んでいきたいと思います。
今日は、戦国時代に暗躍し、商人として千金の富を築き、始皇帝の宰相にまで登りつめた呂不韋(リョフイ)について紹介します
W020060522554700251096.jpg
呂不韋…想像図…
中国歴史奇貨居くべしを参考にさせて頂きました 😉
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投稿者 sawatan : 2007年09月24日  



 
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