| メイン |

2006年12月09日

土偶はすべて異様な顔をしている??

%E5%9C%9F%E5%81%B6.jpg
土偶ってなんでみんな変な顔をしているんでしょう?みなさん考えたことありますか?
下記のHPに興味深い記事を見つけました。
ちょっと長い(これでも抜粋しました)ですが、本文をそのまま紹介したいと思います。
紹介文読む前にこれ ポチットお願いしますね!
(「縄文人の世界観」・日本人の原像を求めて  三方町縄文博物館館長 梅原 猛)
Blog Ranking
にほんブログ村 歴史ブログへ

 にほんブログ村 歴史ブログへ


縄文時代の文化的遺産として、土器と共に重要なのは土偶であります。土偶には、ハート形土偶、ミミズク形土偶、遮光器土偶とか、色々な種類がありますが、そこには共通の幾つかの特徴があると思います。
1.土偶はすべて成年の女性であり、妊娠していること 
土偶は全て女性であることは間違いありません。男性の土偶は決して存在しません。そして、女性であっても子供の土偶や老婆の土偶はありません。その多くはお腹の大きい女性であります。はっきり妊娠が目立つ女性もありますし、目立たない女性もありますが、すべて妊娠していると見て差し支えありません。
2.土偶はすべて異様な顔をしている
 ハート形、ミミズク形、遮光器土偶など、土偶の顔ははなはだ大きな違いがあります。しかし、異様な顔をしていることは否定できません。遮光器土偶というものは土偶が大きな遮光器のような眼窩を持っていることです。しかし、そのような眼窩にもかかわらず、遮光器土偶においても瞼は堅く閉じられています。このように、形ははなはだ違っているのに、しかも全てが異様な顔をしているのは共通の特徴であります
3.土偶には必ず胸のところから腹のところまで裂かれた縦一文字の傷がある
その傷は深くえぐられている場合と盛り上がっている場合がありますが、必ずこの縦一文字の線があることが土偶の特徴であります。

4.土偶は多く破壊されている

土偶は完全なかたちでは見つかったものはありません。全ての土偶は必ず破壊されていて、手と足がバラバラであります。博物館の中にはそれが修復されているものもありますが、本来、土偶はバラバラにされるべき運命にあったものであると思われます。
5.土偶には丁寧に埋葬されたものがある
土偶は色々なかたちで見つかっていますが、その中にはちょうど人間の墓のごとく、土抗が作られて、丁寧に埋葬されたものもあります。これは必ずしも多くの例ではありませんが、この少数といえども丁寧に埋葬されたものがあることは大変大切なことです。
 土偶は以上のような五つの特徴を持ちますが、私には長い間、この土偶の正体がわかりませんでした。だいたい縄文時代には人間を写実したような像がありませんけれども、それは、写実をしたならばその像に人間が乗り移り、その人間が支配されるという考え方によるものと思われます。
 あるヨーロッパ人のアイヌの研究者が、それまでアイヌ人の人たちとの間に大変親密な関係を作ったのに、ひとたび写真を見せたら、その関係が大変険悪になったことを報告しています。写真はその人の魂を奪って、その人を自由にするとアイヌの社会では思われていたからです。私は鏡が怖れられたのはそのような縄文人の恐怖によると思っていますが、縄文時代に獣の像はありますが人間の像がないことは、こういうような恐れと深く関係しているのであります。
 しかし、とすれば一体この像は何か。私は長い間それを考えていまして、そして、この謎は今までどのような学者によっても解明されていません。それゆえ、10年程ずっと私はこの問題を考えてきました。しかし、アイヌのばあちゃんとの対話によって長い間の私の疑問が解けました。そのばあちゃんは浦川はる というばあちゃんです。(続く)

(「縄文人の世界観」・日本人の原像を求めて  三方町縄文博物館館長 梅原 猛)
By:R

投稿者 mrran : 2006年12月09日 List  

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.joumon.jp.net/blog/2006/12/57.html/trackback

コメント

日本の神話はかなり政治色が強く、古事記や日本書紀が天皇制を神格化する為にでっちあげたという説が最近は有力です。
つまり、大衆に語り継がれたいわゆる神話ではなかったという事です。超越神というのはある日突然上から押し付けられるのではないでしょうか?
この方が神々の子孫である。僕の者よ、顔を上げよ~
神話がおどろおどろしいのは全て作り話しだからです。

投稿者 tano : 2006年12月12日 02:27

コメントありがとうございます。
確かに古事記は偽物という説が有力ですね。
歴史の授業では「日本最古の歴史書」なんて教えられますが、
今はどう教えているんでしょうね?

投稿者 eto : 2006年12月13日 21:23

コメントしてください

*