旧大陸における鉄器の発達の歴史 |
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2008年02月26日
縄文と弥生式土器の焼き方の違い
○縄文土器や弥生式土器は一体どうやって焼いていたのでしょうか。
縄文式土器のまだらな黒斑弥生式土器の丸い黒斑
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●まずは縄文土器の焼き方です“>(「縄文土器を作ろう」)より
最初に熱を満遍なく加える
マキを立てかけ燃やす
土器を倒して底を焼く
焼き上がり
●次に弥生式の焼き方(インターネット発掘情報館)より。
わらを積む
灰を掛けて火をつける
燃焼風景
焼きあがり
◎最初の写真のように縄文土器の「野焼き」の場合は土器の全般にわたって黒焼き斑が出来ます。
一方、弥生式の「覆い焼き」の場合は下になった部分に熱が通りにくいため、その部分に丸い黒斑が出来ることでその区別が分かる。
弥生式の場合は灰や土を被せるため、その分熱効率がいいので、「ちょっとしたちがいですが、この方法のおかげで弥生土器は均質(きんしつ)に硬く焼き上げることが簡単にできるようになったのです。 」(インターネット情報館)
確かにちょっとした違いですが、そのおかげで、薄く作ることが出来、持ち運びにも随分便利になったことと思われる。
しかし縄文土器に比べると弥生土器は薄くのっぺらぼうで、実用一辺倒という印象ですが、その違いが極端なだけに、縄文と弥生の精神世界の違いを一層鮮明に感じてしまいます。
投稿者 ryujin : 2008年02月26日 TweetList
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コメント
投稿者 案山子 : 2008年3月27日 22:59
案山子さん、コメントありがとうございます。
>yuyuさん書籍からの転載お疲れ様でした。
ネットの切り張りと違い、書籍の転載は書くだけでも骨が折れるので・・・
そうなんですよねぇ~。でも、ネットのコピペでなく書籍からの転載だと、一旦読んでからまとめるので、なんとなく頭の中が整理できたように気にはなりますね。(笑)
>と提案されているようにメンテが必要ですね。
ご指摘いただいているように、こうした、公表されてているデータ類は、ぜひ一定時期ごとにメンテナンスしていただくとありがたいと思います。
投稿者 yuyu : 2008年3月30日 00:19
yuyuさん書籍からの転載お疲れ様でした。
ネットの切り張りと違い、書籍の転載は書くだけでも骨が折れるので・・・(^^!)
確かに
>何か影響のある条件が出てきた毎に修正をかけた人口数が発表されれば、より精度が高まっていくということでもあるかと思います。
と提案されているようにメンテが必要ですね。