スサノオは半島を追われた亡命貴族!? |
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2009年03月19日
白人ユダヤ人のルーツはハザール王国にあり!?
これまでユダヤ人について調べてきましたが、ふと疑問 🙄
ユダヤ人発祥の地って今で言うと中東のあたり。
でも今のユダヤ人って白人が多いですよね?
なんで
ということで調べてみました
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そのカギ はハザール王国にありました
ハザール王国って?
6世紀初頭、ハザール人はトルコ帝国で最強の戦闘実践部隊として活躍。その後、カスピ海沿岸草原で勢力を伸ばし7世紀中頃ハザール王国が建国されます。
ハザール王国は建国当初最強の王国で、マホメットの死後急速に勢力を伸ばしたイスラム勢力の攻撃を阻み、結果ヨーロッパへの侵入を食い止める壁となりました
9世紀末あたりからキエフ・ロシアがハザールに侵入してくるようになり、脅威となります。そして、南側のハザールの同盟国であったビザンチン帝国とキエフ・ロシアが親交を深めることでさらに立場が危うくなる。(両国はハザール王国を通過することでかかる10%の税が国庫の重荷になっていたのです)
こうして、対ハザール帝国同盟を結んだビザンチン帝国とキエフ・ロシアに攻め込まれ大打撃を受けます
さらに、モンゴルにも攻めこまれ、1200年代ハザール王国は姿を消し、ハザールのユダヤ人は東欧やロシアに散っていくことになります
国ごとユダヤ教に改宗したハザール王国
当初、ハザール王国は宗教に寛容な国だったのですが、799年ユダヤ教を国教にしたことにより、国内のバランスが崩れていきます
もともとハザール王国にいた数少ないユダヤ人はその高い学識を買われ宮廷内で重宝されていました。その影響で支配層の上層部は既にユダヤ教に親しんでいて、8世紀前半のブラン王やその臣下は既にユダヤ教に改宗していました。そして、9世紀初頭のオバデア王の国政改革で、ユダヤ教を公式に国教とすることを決断するのです。これによって、世界史史上類を見ない、ユダヤ人以外のユダヤ教国家、ハザール王国が誕生するのです。
やがて国内に住んでいたキリスト教徒やイスラム教に対して厳しい態度をとるようになり、内乱が起こり、反乱者は皆殺しにされてしまいました
宗教の寛容さを失うほどに国は弱体化していくことになるのです。
ハザール人は、国教がユダヤ教に変わったことでユダヤ人になったのです!
つまり、『ユダヤ教が誕生するまで』で紹介したメソポタミアのセム系(黒髪・黒目のオリエンタル)の系譜とは無関係
今の白人ユダヤ人の系譜はこのハザール人にあるようですが、もともとのユダヤ人とはユダヤ教というつながりしかなく、どうやら民族的には無関係のようです
★参考サイト★
ヘブライの館
投稿者 pingu : 2009年03月19日 TweetList
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コメント
投稿者 くまな : 2009年4月21日 21:59
「オーストロネシア人」が来たという視点は、確かにありますね。最初は「(南方)モンゴロイド」と混乱しましたが、よい整理のしかたはありますか?
>既に父系集団化していた部族が日本争いを起こし始めた
母系は温存されなかったのでしょうか?