古代文明の追求 その2 (当面のテーマとして) |
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2006年10月07日
メソポタミアの文書は初期何に使用されたか
メソポタミア文明では、現在のところ最古の文書として残るのは、農作物や家畜の数を記録した粘土板だそうです。メソポタミア人にとって所有するということを記憶したり、証明するために文書が必要とされたのではないでしょうか。
ここから引用 南風博物館
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_cul.html#language_character
文字と言語は、先史時代においてはもっとも高等な文化であった。
文字は情報を記録したり数を数えたりするのに使用する、生活上欠くべからざる大事なものであった。メソポタミア文明では、現在のところ最古の文書として残るのは、農作物や家畜の数を記録した粘土板である。
紀元前3000年代(前4000年紀、または前30世紀)、まず発達したのは、玉石でできた勘定道具であった。それは麦の形をしていたり、瓜や果物の形をしていたりする。おそらく、彼らはそれを並べることで、簡単ながら数字を他人に伝えていたのではないだろうか。玉石はその後は減少し、しだいに土製に置きかわっていく。
次に出現したのは、そういった球形や円盤形、三角形の土製の小片に、原始的な文字を刻んだものだった。それは象形文字と呼ばれるもので、物体の形をかたどった絵文字にすぎない。それが名詞から動詞、そして形容詞へと変化していくのだが、最初のうちは同じ文字でいくつもの意味をもつ難解なものだったらしい。そのせいか、文字を理解し記録することができる書記は、インテリの代表格として高い身分が与えられていた。
引用終わり
投稿者 postgre : 2006年10月07日 TweetList
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