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2006年12月29日

縄文草創期の石器大量発掘!!

久しぶりの投稿♪さーねです^^
(先週はちょっとノロにやられましてお休みしてしまいました~すいません!)
今年も今日を含めて後3日。早いですねー
ただし、この縄文と古代文明を探求しよう!ブログに休みは関係なし!
逆に、冬期休暇中こそ、探求できる時間ですよ!
早速ですが、縄文草創期のイメージがだいぶ変りそうな発掘情報です
場所は、岡山県勝央町黒土、大河内(おおこうち)遺跡
発掘された石器の画像
>遺物は約30メートル四方の範囲でまとまって出土。東日本を中心に分布する神子柴(みこしば)型石斧2点(長さ17センチと15.1センチ)をはじめ、槍先に付ける尖頭器、弓矢の石鏃、動物の皮はぎに使うスクレイパー(削器)など、伐採や狩猟用の多様な石器が計45点発見された。(H18.10.6山陽新聞記事より)
草創期は、その生活様式含めて発展途上のイメージがありましたが、かなり変りそうな予感が…
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http://www3.tvt.ne.jp/~arukokai/iseki.html
(以下、抜粋しています)
~以下、続きです
>発掘調査を担当する島崎東・同センター調査第二課長は「周辺の縄文草創期の遺跡としては圧倒的に豊かな内容で、今後、一層精密な分析を進めたい」と話している。
>岡山県勝田郡勝央町黒土、大河内遺跡で縄文時代草創期の大量の石器が土器を伴って出土したことは、東日本と九州の間で空白地帯に近かった中四国地方の縄文文化黎明期の姿に一筋の光を当てる成果だ。(一面関連)
「縄文時代、しかも草創期の遺物がこれほど大量に見つかるとは全く予想外」と発掘を担当する岡本泰典・同県古代吉備文化財センター主任。中四国地方には、岩陰の狭い場所しか”本格的〟な遺跡がなく、開かれた空間で、しかもまとまった出土は初めてだからだ。
>旧石器時代末の寒冷期が終わり、自然環境が大きく変化した縄文時代草創期には、暮らしも変わり、土器、石鏃など新たな道具が出現する。大河内遺跡を間壁忠彦・倉敷考古学館学術顧問は「まだ移動したりとどまったりの暮らしだろうが、何らかの”すみか〟があった場所」とみる。
この発掘情報は、草創期において既に縄文の基礎が出来上がっていたことを裏付けるもののような気がします 😀
重要なのは、 寒冷期 という 極限の外圧状況 を乗り越えてきたということ 出土した石器から類推すると、既に弓,槍を使い、加工するものまで備えていた。
既に、防衛力 や狩猟という生活様式を確立していたのだと思います
草創期と言われる時代ですが、実は縄文時代の基礎を把握する上で最も重要な時代なのではないでしょうか
分析結果が楽しみなところです 😀

投稿者 sawatan : 2006年12月29日 List  

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