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2012年04月03日

シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」~「カタカムナ」の世界観(1)~

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★カタカムナ復元      ★宇宙の構造
楢崎皐月氏他の提唱する日本の上古代人の潜象科学とされる『カタカムナ』の世界観について、もう少し掘り下げてみたいと思います。史実、根拠の乏しいカタカムナでありますが、我々の生命の根源にある直感力は、現象世界の無用な観念で毒され、それを生み出す潜象世界がみえなくなっていることは否定できません。激動の時代に、自然の摂理から逸脱した我々の観念偏重思考を見直す必要があるのだろうと思います。
 前回は、「五感を研ぎ澄まし、本能~共認~観念を直結させる事で物事を捉え、潜在思念に導かれながら思考し判断してきた」とされる本源的な思考に関連するであろう、楢崎氏の提言を紹介しました。
今回は、その中心概念である『相似象』を見ていきたいと思います。
 
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★カタカムナ図象文字
まず、下記のるいネットの記事をご紹介します。「万象は共通構造(相似象)を示す」という記事です。
過去の人類が、超感覚的知覚で捉えたとされるこの相似象とは、【①互いに似通ってくる性質がある】という意味と【②いろいろな現象のパターンが共通である】という意味の二種類のようです。
 【楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示す 冨田彰男】より引用します。
*************************************引用開始

日本の上古代人の潜象科学=カタカムナを研究した楢崎皐月氏は、『日本の上古代文化』(アシヤ文化研究会編、正しい教育を守る会発行)の中で、次のように述べています。
>現代人は、上古代以降の後代人と同様に、直感性能が劣化的に退化し、思考性能が上古代人より、優進的に進化したのは事実である。そして直感性能の劣化に基き、自然理(自然法則)の基礎であり元である、時空の本質本性に対する理性判断が、鈍化したことも事実である。そのために自然理の追求が、真理に結び着くことなく、甚だしく迂遠の道をたどったことを認識していない。
この指摘は正しいと思います。
そして、そこには現代宇宙論・素粒子論の閉塞を突破する鍵が秘められているように思います。
そこで、楢崎皐月氏の説がどんなものなのかを紹介します。参考になれば幸いです。
『フォッサマグナ沿線の温泉めぐり』「カタカムナ文献」からの転載です。
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●第4項 超感覚的知覚を超える〈カタカムナノサトリ〉
このような一般的な考察に加えて、楢崎によるならば、カタカムナ人は、われわれにおいてはすでに退化している高度の直感力をもっていた。これによってカタカムナ人は現象背後の“潜象”の作用を共振的に知覚し、それが彼らを「カタカムナノサトリ」とよばれる、われわれの知らない自然認識へと導いた。(中略)
これはカタカムナ人が、超感覚的知覚に加えて高度の抽象的思惟力をもっていることを意味する。要するに、カタカムナ人においては、後代の人間とは知覚、思惟、意識の回路そのものがまったく異なっていた、と考えてもらってさしつかえない。
楢崎はカタカムナ理解への入り口のひとつとして、「相似象」という言葉を用意している。現代人においては、カタカムナ人のような超感覚によって直接に現象の背後にある潜象と共振する回路は切断されている。だが、そのようなわれわれでも、現象として現われてくる相似性のうちに、その背後の世界の影をほのかに捉えることは可能である。
●第5項 宇宙は相似象・共通のパターンでできていた
楢崎皐月およびその後継者である宇野多美恵は、「カタカムナ文献」を解読したのち、カタカムナ文化を学ぶ「学会」を作り、『相似象』という名前の会誌に研究成果を発表している。なお、『相似象』はこれまでに第1号から第10号までが刊行されている。
まず、「相似象」というのは次の二つの意味がある。一つは「互いに似通ってくる性質がある」という意味である。たとえば、朱に交われば赤くなるとか、夫婦の顔がだんだん似てくる、などのように、環境に似通わせる性質があるという意味である。
もう一つは、「いろいろな現象のパターンが共通である」という意味である。たとえば、原子核の回転構造が、太陽の周りを惑星が回転する太陽系の回転構造に類似しているなどの例が挙げられる。カタカムナ人の天然に対する直観は、カムの無限世界および、宇宙球の巨大なものから、目に見えないアマ始元量の最小素粒子までを観て、そこには共通のパターンすなわち相似象があることを見抜いた。それを記してあるのが「カタカムナ文献」である。
楢崎皐月や宇野多美恵は、カタカムナ人の偉大さは、「天然に相似の象がある」ことを見抜いたことだとして、「カタカムナ文献」を勉強する会の名称に「相似象」という名前を用いた。「相似象」とは、天然宇宙のサトリということになる。
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つまり、宇宙レベルから素粒子レベルまで、万象は相似象という共通構造で貫かれているということです。
(続く)

*************************************引用終了
似ている・共通のパターンがあるという感覚だけではなく、さらに、宇宙や素粒子などの空間や物質の根源の自転・公転運動によってこの相似象が形作られる【地球の表層に賦存する自然物は、その形態容相が、重深的に互いに相似する】といわれます。この感覚は、このブログでも扱っているとおり、全ての存在は、外圧に対する適応態として存在する・万物は塗り重ね構造であるという概念と同一であり、しごくまっとうなものだと思われます。
 【楢崎皐月氏のカタカムナ説(2) 宇宙や素粒子の自転・公転運動によって相似象ができる 冨田彰男より引用します。
*************************************引用開始

楢崎皐月氏の著書『静電三法』(シーエムシー技術開発株式会社発行)では、相似象について次のように書かれています。
『楢崎研究所』「相似象学の概要」から転載します。
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地球の表層に賦存する自然物は、その形態容相が、重深的に互いに相似する。
地表面における山の姿や植物生育の様子、あるいは岩石の風化される形や海水の陸地浸食の有様などは、そこになんらの規則性とか方向性とかが客観されないで、不規則に種々雑多の容相を示しているように思われていた。事実、相似象は気が付き難く、観測され難い現象である。
しかし、実際は注意深く観察すれば、雲の形と山容と相似し、山容と植物の生育の姿が相似して客観される地点がある。しかも、その地点は地表上の特定の場所に限定されるのではなく、地表面の任意の地点において相似の現象を観ることができる。
位置勢力は磁気力・電気力の場を構成し、物体相互の物性に関連し、動植物の生理にも関連する。
静電三法では、宇宙対向の静電気に並び相似象学が植物波農法、物質変性法、人体波健康法の基礎として重要である。相似象学は、科学技術は勿論のこと、宗教、哲学、教育、芸術など広い分野にわたり、根元的な基礎理論として応用できる。
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これによると、宇宙レベルから素粒子レベルまで、万象が相似象構造を示す理由は、天体も素粒子も自転しつつ公転していることにあるようです。
(続く)

*************************************引用終了
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楢崎皐月氏
この相似象という見方は、物事の全てに共通事項を見出すという同化思考で、古来、極限状況の人類が生き延びるために、畏敬の念をこめて、自然に対して同化を試みて生み出した精霊信仰(アニミズム)そのものです。私たちが可能性を見ている、縄文人の受け入れ体質は、対象に対して同一の感覚を抱き、肯定的に受け入れることであり、相似象の発想と通じるところがあると思われます。
 このような現象世界と潜象世界をつなぐ思考は、現代人の差異化・差別化思考や数値概念では見えないものなのだと思います。時代が進むにつれて、人類どうしの同類圧力が高まり緊張状態に至ると、自分にとって都合のよい価値観や自部族の正当化意識(守護神信仰など)が混入し、何時しか、このような本源的な関係性が忘れ去れたのだろうと思います。
 現在、現象世界が混迷する中、カタカムナ文献から読み解けるものは、自然の摂理に従い、言葉や文字に頼らない一定の秩序を与える同化思考と共感感覚だと思います。それは、潜在思考の原点とも言えそうです。
次号では、具体的な相似象の事例と法則を見て行くことにしましょう。ご期待下さい。

投稿者 2310 : 2012年04月03日 List  

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