ビザンツ帝国が千年の長きに渡ったのは火器のおかげ? |
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2007年09月26日
アステカ、インカの悲劇は数千年も前から決まっていた?
こんばんは。ベジです。
カッピカピさんが火器についての記事を書いてくださってますが、この火器に関連してアステカ、インカの滅亡について興味深いことがわかりました。
それは・・・
っとその前に、ポチッと押してからどーぞ
1492年、コロンブスがバハマ諸島にたどり着くと、それに続いて、コルテス、ピサロといったスペインの軍人がアメリカ大陸に上陸しました。
コルテスはたったの500名足らず、ピサロに至ってはわずか168名のみで、人口に至ってはヨーロッパの人口を上回っていたであろうそれぞれの帝国を滅ぼしてしまったのです。
その勝因は火器、すなわち「小銃」でした。
もともと小銃は、対騎兵(騎馬軍団)のために使われるようになったもので、とはいっても、当時はまだ戦術らしきものはなく、野戦陣地がなければ、騎兵の有利は変わらなかったそうです。
しかし、アステカ、インカ兵の装備は、石の槍や青銅の斧で、騎兵はありませんでした。
そのため、あっという間に制圧されてしまったのです。
ここでもし、彼らが騎兵を持っていたなら、状況も変わっていたでしょう。
しかし、彼らは騎兵を持つことが出来なかった。
なぜなら、アメリカ大陸では数千年も前に馬は、人の手によって絶滅させられてしまったからです。
もし馬を絶滅させていなかったら、騎兵は存在していた可能性もあったのではないでしょうか。
それならば、たった数百の軍に簡単に1帝国が滅ぼされるようなことはなかったのではないかと思います。
アステカ、インカ帝国の滅亡のもう一つの理由に数千年の馬の絶滅があるのかもしれません。
投稿者 jomon10 : 2007年09月26日 TweetList
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コメント
投稿者 こん : 2007年10月10日 15:41
胡椒、ラーメン好きの人ならこれがないと始まらない。
これだけ食材のある現在ですらそうなんですから、500年も前の食糧事情ではいかに素晴らしい魅惑の調味料であったかが・・・・想像できそうですね。
確かにそういう意味ではまさに幻想化そのものですね。
投稿者 案山子 : 2007年10月10日 22:51
こんさん!案山子さん!
コメントありがとうございます☆
お返事遅くなってごめんなさいm(_”_)m
ニオイという視点で歴史を見ると、面白いかもしれませんね☆
西洋の香水は、女度アップの為というよりもニオイ消しだと聞いたこともあります。
なるほど、ラーメン(@0@。
確かに一振りかけるだけで、変わりますね。
スパイスって不思議です~。
投稿者 みつこ : 2007年10月13日 11:54
みつこさん。コメント返信ありがとう。
コショーやクローブ、ナツメグは、中世の支配者層のステイタスシンボルであった。一般庶民はガーリック、ハーブ類などを使用していたとですね・・・
幻想化という観点では、匂いという視点では、明らかに西洋では、上塗りの原点なのでしょうね。でもきっつい匂いを西洋は好んだんですね。
投稿者 こん : 2007年10月14日 02:04
胡椒の話、なるほどですね。
その後は、冷凍技術のない食物運搬で、におい消しに使われたなんて話もありますが・・・・
貿易にも寄与していたようですが・・・・
日本の香りは体臭を消すためのものがあるようですが、西洋ではどうなっているのでしょうか・・・
なんて疑問が沸いてきますね。