こんばんは。ベジです。
カッピカピさんが火器についての記事を書いてくださってますが、この火器に関連してアステカ、インカの滅亡について興味深いことがわかりました。
それは・・・
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1492年、コロンブスがバハマ諸島にたどり着くと、それに続いて、コルテス、ピサロといったスペインの軍人がアメリカ大陸に上陸しました。
コルテスはたったの500名足らず、ピサロに至ってはわずか168名のみで、人口に至ってはヨーロッパの人口を上回っていたであろうそれぞれの帝国を滅ぼしてしまったのです。
その勝因は火器、すなわち「小銃」でした。
もともと小銃は、対騎兵(騎馬軍団)のために使われるようになったもので、とはいっても、当時はまだ戦術らしきものはなく、野戦陣地がなければ、騎兵の有利は変わらなかったそうです。
しかし、アステカ、インカ兵の装備は、石の槍や青銅の斧で、騎兵はありませんでした。
そのため、あっという間に制圧されてしまったのです。
ここでもし、彼らが騎兵を持っていたなら、状況も変わっていたでしょう。
しかし、彼らは騎兵を持つことが出来なかった。
なぜなら、アメリカ大陸では数千年も前に馬は、人の手によって絶滅させられてしまったからです。
もし馬を絶滅させていなかったら、騎兵は存在していた可能性もあったのではないでしょうか。
それならば、たった数百の軍に簡単に1帝国が滅ぼされるようなことはなかったのではないかと思います。
アステカ、インカ帝国の滅亡のもう一つの理由に数千年の馬の絶滅があるのかもしれません。