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2012年09月01日

始原の言語・日本語の可能性11~共認時代には日本語が相応しい~

みなさん、こんにちは。 :-)
第11回はこのシリーズを追求しながら、私たちが考えた事をまとめましたので、発表しておきたいと思います。なぜ日本語が始原の言語なのか?そして日本語の可能性とは何か?そこに迫ってみたいと思います。
日本語の起源説は言語学においては複数あり、なかなか決定打が出ていません。
語彙は南方、文法は北方由来という複雑な言語体系をしています。しかし語彙こそが起源であるとすれば、日本語は間違いなく南方(南アジア、東南アジア)の海洋地域を祖語としており、日本に人類がある程度まとまって到達した1万年前前後に形成された可能性があります。
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日本語の成立モデルの一例(安本美典氏)~ブログ「共同体社会と人類婚姻史」

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時を同じくして、南方の巨大大陸スンダランドが海洋に沈み、現在のインドネシアの島々になると同時に陸伝いに、また海洋を航海して母音語を備えた人々が日本の南の地域に到達したと考えられます。
その証拠に現在でも母音語を母語としている国は日本の他にはポリネシア地域の一部にしか居ません。スンダランドを旅立った人々が方々に分散したでしょうが、唯一日本に到達した一派だけが母音語を温存させた。それは日本列島が他の地域にない特徴(争いがない、温暖で豊かな自然)を有していたからであり、奇跡的かもしれませんが、残った母音言語により、その特徴はさらに後々にも保持されていったのではないでしょうか?
黒川氏も触れていますが、世界中の言語はそのほとんどが子音言語です。言語を発音体感と実体との一致で作り上げる母音語に対して子音言語は意味を記号で表す言語です。
太古の人類は類人猿から新人に進化する過程で咽頭を変化させ、複雑な音声を発音する機能を身に付けました。それでも最初はアーとかオー、ウーとかエーという母音で意思を伝達していたのではないかと思われます。それは赤ん坊がどこの国でも同じように母音で最初の発音をするように人類の言語の歴史は間違いなく母音発で始まっていたと想像できます。
そのうちに単語が生まれ、単語を繋げる接続語が登場します。しかし非常に長い間、母音発の短い音声で互いの意思を確認しあう歴史が人類にあったのでしょう子音言語に比べ圧倒的に長い歴史を持つのが母音言語で、その原型を現在まで引き継いでいるのが日本語と言えるかもしれません。
子音言語に変わって言ったのは人類の進化と言えば進化なのかもしれません。道具の発明と共に、あたらなフィールドを求めて北へ北へ移動した人類は寒さや乾燥という自然外圧と向き合い、やがて元々持っていた言語体系を変化させながら適応していきました。それが子音語圏の人々で、おそらくは人類が北上した5万年から3万年前を起源としているのでしょう。その後、1万年前以後の牧畜、遊牧を皮切りにユーラシアからヨーロッパに広く拡大したのが彼ら子音語圏の人々だったのでしょう。
そして現在、子音言語の代表格が欧米であり、中国であるとしたら、現在の世界を牛耳っているのは間違いなくこの子音語圏の人々です。しかし、21世紀を迎えてこの科学と合理性、さらには威嚇と支配を作り出してきた子音語世界観は行き詰まりを示し、終には自己崩壊を始めています。その最たる事例が自然を破壊し続ける原子力をいまだにコントロールできると信じている米と中国です。日本はアメリカ支配の下でモノが言えないだけで、誰もが原発がもう無理な事は承知しています。
一方、自然との融合、自然との融和、自然志向の潮流は子音言語圏のヨーロッパですら起きており、向こうからその価値は日本に近づいてきています
しかし、正しいのは自然と共存する事ではありません。黒川氏が言っている、「地球を守る」のではなく、「地球のご機嫌を損ねずに暮らす」のが正しいスタンスなのです。
日本語に可能性があるとしたら、こういう発想を支えているのが日本語それ自体であるという事実です。日本語を守るというだけでなく、進んで日本語を使っていくことが重要に思います。
STADYではなく学ぶ、コミュニケーションではなく分かち合う等、そして、ありがとう、いただきます、ごめんなさい、もったいない、等美しい日本語は身近にたくさんあります。
その為には日頃使っている日本語を単に伝達する道具としてだけではなく、心や思いを伝え、摺り合わせる手段として丁寧に大事に使っていく事です。
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なんでやカードよりお借りしました。
これからの共認時代における母音言語=日本語は、まさに時を得た言語なのではないでしょうかこれが、このシリーズを通して最も伝えたかった”可能性”です。
今回の記事は過去の日本語追求も参考にしました。
参照1.~日本語の起源:「文法は北方由来、語彙は南方由来」の謎⇒変化したのは大陸の言語のほう。スンダランド海没が解明の鍵!
参照2.~「日本人の起源を識る」~4.日本語の源流はスンダランド発南方言語。太平洋におけるC系、O系の塗り重ね構造から明らかになる!

投稿者 tano : 2012年09月01日 List  

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