2012.04.07

シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」~「カタカムナ」の世界観(2)~

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画像はこちらからお借りしました。
今回のシリーズは、古代日本人の思考方法を学ぶことで、旧観念に捉われた我々現代人の新たな突破口を見出すことができるのではないか?という仮説をもとにカタカムナに焦点を当てて事実解明に取り組んでいます 😉
前回までの記事でわかったことは、カタカムナの本質は、『物事の全てに共通事項を見出すという同化思考=相似象』にあるということです 😀
さて、今回の記事では、カタカムナ文献をさらに読み解いていって、具体的な相似象の事例と法則、さらには古代人の思考方法と現代人の思考方法とでは何が異なるのか?の核心部分に迫っていきます
本シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」の前回までの記事はこちらから
~プロローグ~
~カタカムナとは何か~
~「カタカムナ」の世界観(1)~
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posted by marlboro at : 2012年04月07日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List  

2012.04.03

シリーズ「日本と中国は次代で共働できるか?」14~中国の軍事力は脅威か?その2

シリーズ「日本と中国は次代で共同できるか?」14~中国の軍事力は脅威か?その1
の続きです。
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■中国の軍事力とは
厳密にいえば、中国の武装力量は、「中国人民解放軍」、「中国人民武装警察部隊」、「民兵・予備役」の3つで構成される。中核はいうまでもなく人民解放軍であり、普通中国の軍事力といえば人民解放軍を指す。
解放軍の総兵力は約220万人。国防予算は約7兆円。リーマンショックの2010年の9.8%を例外として、1989年以後、ほぼ一貫して前年比10%以上の増加率を維持し、急速に近代化し伸張してきた。
武装警察部隊は約66万人、主力の基幹民兵が約800万人、予備役が51万人である。
1989年天安門事件では人民解放軍の陸軍の正規部隊が動員され、民主活動家の鎮圧に当たり、人民を多数殺傷した。人民の軍隊が人民を殺したということで、国内的にも国際的にも非難が高まり、中国首脳部はその反発が人民解放軍全体に及ぶことを恐れ、国内の暴動や反乱への対処は人民武装警察に、その一切を委ねることを決め武装警察を増強した。しかし、この武装警察も組織的には人民解放軍の一部である。

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posted by tiwawa at : 2012年04月03日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2012.04.03

シリーズ「日本と中国は次代で共働できるか?」14~中国の軍事力は脅威か?その1

こんにちわわわちです。
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中国といえば、戦争を繰り返してきた民族のイメージが強いですが、歴史を紐解いていくと、実は外国との戦争の経験はほとんどなく、宋代に築いた軍事増強、特に海軍の強化に見られる抑止力に力を注いだ時代こそあれ、外国からの脅威をほとんど外交でしのぎ、事実上対外戦争を避けることを主眼に国家を維持してきた代表的な国ではないかと考えられます。
中国で費やされる軍事力のほとんどは内戦のためのものであり、農民反乱の鎮圧に費やされてきました。
大国として他国から恐れられていた内実は、アヘン戦争の屈辱的な敗戦で世界的に明らかとなり、日本との、日清戦争や満州事変での敗戦において、中国恐るるに足らずという諸外国の印象を決定的にしました。
中華民国を打倒した中国共産党による現在の中華人民共和国も、冷戦の代理戦争である朝鮮戦争とベトナム戦争に局地的に参戦したのみで、中国軍の実力を評価するほどの成果も出していないのが実情です。
ところが、現在の中国は目覚しい経済発展に歩調をあわせるように軍事増強を進め、アメリカが展開力をアジアに切り替えるほどに世界的に脅威な存在になってきました。
いったい中国で今何が起こっているのか、今回は中国人民解放軍とはいったいどんな軍隊なのか?を探り、来たる経済破局時に、この軍がどう行動するかを推察したいと思います。
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posted by tiwawa at : 2012年04月03日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List  

2012.04.03

シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」~「カタカムナ」の世界観(1)~

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★カタカムナ復元      ★宇宙の構造
楢崎皐月氏他の提唱する日本の上古代人の潜象科学とされる『カタカムナ』の世界観について、もう少し掘り下げてみたいと思います。史実、根拠の乏しいカタカムナでありますが、我々の生命の根源にある直感力は、現象世界の無用な観念で毒され、それを生み出す潜象世界がみえなくなっていることは否定できません。激動の時代に、自然の摂理から逸脱した我々の観念偏重思考を見直す必要があるのだろうと思います。
 前回は、「五感を研ぎ澄まし、本能~共認~観念を直結させる事で物事を捉え、潜在思念に導かれながら思考し判断してきた」とされる本源的な思考に関連するであろう、楢崎氏の提言を紹介しました。
今回は、その中心概念である『相似象』を見ていきたいと思います。
 
いつも読んでいただき、ありがとうございます。 😉 😉 😉
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posted by 2310 at : 2012年04月03日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2012.03.27

「日本人の起源」を識る~5.日本に南方の風を吹き込んだ海洋の民「C1」

こんにちわ。
「日本人の起源を識る」のシリーズも後半に入ってきました。
これまで過去4回の記事で列島を取り巻く縄文時代前後の気候・地形状況、最初に列島に渡来した「C3」、縄文時代、縄文人を形成したと推測される「D2」を見てきました。また前回はそれらを受けて日本人の基層になっている言語という観点で日本人の起源を俯瞰してきました。前回の記事で日本語=母音言語という観点からD2とC1の混血、あるいは文化的交流が日本人の原点にあるのではないかとの指摘をしています。
今回は前回の記事で提起された日本人のもう一つの起源、「C1」に注目していきたいと思います。
日本で南方から渡来してきたのはY染色体にC1遺伝子を持つ民です。以降「C1」と略します。この民族の特徴はD2同様に世界的にも日本にしか存在しない亜種です。
まずはC1の日本での分布構成を見てみましょう。
   沖縄 九州  徳島 静岡 東京 青森 アイヌ
C1  4% 4% 10% 5% 1% 8% 0%

現在では非常に少数しかいないC1ですが、列島各地に一定程度分布しているという見方もできます。日本海側のデータがないので何とも言えませんが、概ね太平洋側西日本各地に分布しています。このC1は後に紹介する日本でD2に次いで多いO2bやO3と異なり、後から日本列島に入ってきた後発隊ではありません。
かなり初期にそれも縄文人の形成時期にD2と同様に日本列島に辿り着き、縄文人を形成している集団である可能性がかなり高いのです。その意味でC1の追求は日本人の起源を考える上で重要な内容を含んでいると思われます。
それではいつものポチッを押して読み進んでください。
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posted by tano at : 2012年03月27日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2012.03.24

シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」~カタカムナとは何か~

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ここからお借りしました
シリーズ「潜在思考の原点・カタカムナ」~プロローグ~からの引用
始原人類は、過酷な外圧を乗り越えるために自らの持てる能力を最大限に駆使して生き残ってきたに違い有りません。
その為には、五感を研ぎ澄まし、本能~共認~観念を直結させる事で物事を捉え、潜在思念に導かれながら思考し、判断してきたと考えられます。

中略
観念思考に代わる上古代の潜在思考、そしてこれを可能とする直感力と豊かな潜在思念の追求は、このような現代社会の諸問題に対する突破口を見出すヒントになるのではないかと考えます。今、「カタカムナ」を追求する意味はそこにあると考えています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引用終わり。では
「カタカムナ」とは何か?
を大きくとらえてゆきたいと思います。
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posted by sakashun at : 2012年03月24日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2012.03.24

縄文考 “ヤマト”とは何か?-序-

みなさんこんにちは。
今日は、以前 当ブログで紹介させていただいた、「ツタ考」の作者のfirstoilさんの新シリーズを紹介させて頂きます。
firstoilさんは画家を専業としつつ里山保全等も活動されており、また「ツタ考」のよう日本人の持つ潜在感覚とに歴史事実に基づいて、縄文由来の世界観を洗練された表現で伝えてくれる方です。
今回は出来たてホヤホヤの新作 シリーズ「縄文考“ヤマト”とは何か?」の序文を当ブログで紹介させていただきます。
実際の中身の検証については序に続く本編で展開されていきますが、なぜヤマトに着眼しようとされたのか、この序を読むとわかるような気がします。
それでは、“ヤマト”の世界をご堪能ください。
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posted by shinichiro at : 2012年03月24日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List  

2012.03.21

シリーズ「日本と中国は次代で共働できるか?」                                         13~中国の共産主義に可能性はあるのか

これまで、思想的な面から中国の可能性を見てきました。前回紹介した諸子百家の時代以降は儒教が定着し、それに大衆文化としての道教(≒老荘思想)が広がっていきます。しかし、ご存知のように、現在の中国は共産主義の国です。20世紀に入り、国家統合の思想を大きく転換しました。そして、共産主義世界をリードしてきたソ連が崩壊してもなお、共産主義を守っています。この共産主義思想とその行く末を考えずして、今後の中国との共働は語れません。今回は、中国の共産主義とその可能性について考えます。
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そもそも共産主義ってなに
 
一言で云えば、生産財は共有にすべきとする考えです。
逆に云うと、私的所有(権)を廃止することです。
(個人に分配された物の私有は認められます。)
  
共産主義思想の起点は1848年、マルクス、エンゲルスの共産党宣言です。(参照:リンク
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共産党宣言第1ページ(第一学習社「最新世界史図表」より)
  
そこでは、過去の歴史や現状の分析、共産主義の正当性を長々と綴っています。長いので、あえて主旨だけを取り出せば以下のようになります。「社会の歴史とは階級闘争の歴史である。今、労働者が団結すれば資本家階級に勝利できる。そうすれば、私的所有を廃止し(資本家から資産を剥奪し)労働者の共有とし、労働者本位の社会が実現できる。」
 
この思想は、明らかに資本主義(社会)の批判・否定を出発点としています。資本主義の何を問題にしているのでしょうか。
 
資本主義では“資本家が生産財(土地や機械など)を所有し、労働者の生み出した生産物に基づく利益を搾取(ピンハネ)する。その結果、労働者が不当に安い給料で働かされ、苦しい生活を強いられる。それは不平等であり、人権が守られていない。”と共産主義では考えているのです。
 
中国では上記の思想が憲法に謳われています。第6条には、「生産手段は国民や労働者の共有とし、搾取を根絶する」と書かれています。土地についても私有は認められていません(第11条)。認められているのは長期使用権のみです。
 

中華人民共和国憲法 第6条第1項
中華人民共和国の社会主義経済制度の基礎は、生産手段の社会主義公有制、すなわち全人民所有制及び労働大衆による集団所有制である。社会主義公有制は、人が人を搾取する制度を廃絶し、各人がその能力を尽くし、労働に応じて分配するという原則を実行する。

 
では、中国はなぜ、共産主義になったのでしょうか。
その前に、応援よろしくお願いします。
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posted by kumana at : 2012年03月21日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2012.03.13

「日本人の起源」を識る~中間まとめ

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(NHKハイビジョンオンデマンドのタイトルから借用しました。)
読者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました!!
シリーズ『日本人はいつモノを考え始めるのか』が終了し、いよいよ昨年11月で中断していたシリーズ『「日本人の起源」を識る』を再開します
なぜ日本人の起源を追求するのか? 何の目的でその追求が役に立つのか? シリーズ冒頭のプロローグから抜粋しておきます。

この3月の東日本大震災以降、日本はまさに未曾有の状況になってきています。この未曾有の状況にマスコミも政治も学者のどこからも答えが出てこない、さらに状況の何の歯止めにもならないことが日に日に白日の下になっていきます。
しかし状況がここまでひどいにも関わらず、大衆はいまだ大きな動きは見せず、むしろ諦観した冷めたような意識が蔓延しています。考えない日本、お上任せの日本、いよいよここまで来たりと嘆きたくなるところですが、私もその一員、同様にどう動いていいのかも判らず、日常を過ごす状況です。
これは他の国から見れば極めて異常な事のように映りますが、我々日本人から見ればこれが日本人の民族性と思えてしまうのです。(中略)
そしてその平和・共同志向の民族性は決して否定すべきものではなく、変える必要もないものだと、多くの人の意識の中でここに来て整合してきているのではないでしょうか。それが日本人の民族性であり、それが何か? 何故にそうなったのか?・・・それを今誰もが求め始めているのだと思います。それを追求するには、形成してきた有史以前の長い歴史を紐解く必要があると思うのです。日本人の可能性をあらゆる観点から導き出す、その一つとして日本人の起源を扱っていきたい~このシリーズの目的として最初にそう定めておきたいと思います。
『「日本人の起源」を識る~プロローグ』2011年09月27日)

ではシリーズの再開にあたり、これまでの記事をざっと振り返りましょう♪
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posted by yaga at : 2012年03月13日 | コメント (8件) | トラックバック (0) List  

2012.03.12

シリーズ「日本と中国は次代で共働できるのか?12」~経済破局後、国家の束縛から解かれた地方都市と中国人特有の集団性にこそ可能性がある~

 
シリーズ「日本と中国は次代で共働できるのか?」の第12回目は、ついに『現代編』です。これまでの歴史分析を活かしながら、中国の現状分析、そして未来を予測していきたいと思います。これらを展開するには、経済分析が不可欠であり、今回はそこに踏み込む必要があります 。経済分析という慣れない分野ではありますが、縄文ブログなりに歴史分析を交えながら進めていければと思っています
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    上海       万里の長城      中国の田園風景
 それでは、本編に入りたいと思います。応援クリックをぜひともお願い致します。
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posted by hi-ro at : 2012年03月12日 | コメント (1件) | トラックバック (0) List  

 
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