2010.01.02
日本人の可能性 ~市場社会が終焉しようとしている今、求められる日本人の共同性~
あけまして、おめでとうございます。
😀 くまなです。本年もよろしくお願いいたします。
本年は、日本人の可能性からはじめます。
日本の文化がいま、海外からも見直されています。
いまだからこそ求められている、その可能性、特質とはなにか?
ますます混迷を深めていきそうな社会状況の中、年始にあたって考えてみました。
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posted by kumana at : 2010年01月02日 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2010.01.01
江戸時代に学ぶ
(【夜明け前】画像はこちらよりお借りしました)
あけましておめでとうございます。
今年も当ブログでは、古代史を遡り、そこから今後の社会の導きとなるヒントを得られるように追及してゆきたいと思います。
さて、現代の日本、そして先進国世界における市場社会の行き詰まりは誰の目にも明らかですね。それに加えて特にこの数年は、官僚を始めとする特権階級の暴走によって、社会秩序が根底から無くなってゆくのではないかという不安を感じざるを得ない状況です。
そのような中で、日本では過去、特に江戸時代に目を向けてみようという動きがあるようです。これまでるいネットや、当ブログ「縄文と古代文明を探求しよう」でも、江戸を取り上げた記事がいくつか載っています。
これからの新しい社会の在り方を追求してゆく上でも、新年のこの機会に「江戸時代に学ぶ」いくつかの紹介記事を参考に、今後の社会の参考とすべき点を抽出してみようと思います。
この一年を、皆さんと一緒に新しい社会に向けての夜明けとしたいですね。 😀
posted by saah at : 2010年01月01日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.31
明治維新とは日本史にとって何だったのか?
こんばんわ。2009年もいよいよ最終日です。今年も縄文ー古代ブログをご愛読いただきありがとうございました。来年も益々の追求をしてまいりますのでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
今日は明治維新について少し考えてみたいと思います。
昨年辺りから幕末から明治の歴史についてのキャンペーンがマスコミを初め書店などで多く行われています。2010年は明治維新が注目される事になるかもしれません。このことは変革を求める現在の時代意識を反映しているのかもしれませんが、明治維新とは何だったのかという歴史総括は現在でもさまざまで、実のところ事実はあきらかにされておらず、よくわからないというのが実態ではないかと思います。
幕末から明治維新について一般的に言われているのは以下のような事です。
①江戸時代の町民、商人の人口増、経済力の上昇と徳川400年で生じてきた封建社会による制度的限界の打破
②西欧列強国からの開国の圧力、さらに植民地化への危機感
幕府と朝廷という2極体制を終焉し、より中央集権度の高い天皇制を中心とした国家官僚体制の構築を実現することで西欧列強国に劣らない近代国家として自立する。その為の軍事強化を図る。
大半の学者や教科書はこの時期に開国して明治維新を行う事は歴史の必然であり、それがなければ今日の日本の繁栄はなかったとする赴きが強く私達はほとんどそれを無条件に受け入れているのではないかと思うのです。
即ち、明治維新とは何かを問う事もしなければ、明治維新とは歴史上必然かつ、日本の歴史において最も輝かしい出来事であるという固定史観が定着しているのではないでしょうか?しかし歴史を見ていくとあまりにも不自然な事がこの時代には多くあります。
私も幕末から明治維新についてはまだ浅い知識しかなく、ここで展開するほどの史観まで持ち合わせていませんが、今日は幕末から維新の大きな流れとそれに対する問題意識までを投稿させていただきます。
併せて、幕末から明治についてはこのブログでも来年どこかで取り上げていただけるのではないかと期待しています。
いつものポチッをお願いします。
posted by tano at : 2009年12月31日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.30
農耕生産は私権闘争には直結しない
現代でも農家の人って朴訥で所謂“人がいい”って人、多いですよね。「多く作り過ぎちゃった」と言ってはおかずを持ってきてくれたり、「美味しく出来た」と言っては近所に配ったり。これは例えば私権時代のまっただ中であってもごく普通の日常的な行為だったと思います。
ところで“私権闘争の起源は水稲栽培”と言う話しが定石となっていますが、それってホント?って思いませんか?
現代において、最も儲からない職業の一つが農業だし、上記の行為らも考えても最も私権から遠い職業のような気がするのですが、この感覚はずれているのでしょうか?るいネットに気づきのある投稿を見つけたので今日はそれを紹介します。
posted by mrran at : 2009年12月30日 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.30
【年末年始特集】シリーズダイジェスト『縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?』
こんばんは、カッピカピです。
暮れも押し迫った、12月30日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はというと、故郷に帰り、久々にゆっくりくつろぎながら、このブログを書いています。
思い起こせば、今年もたくさんの記事がこの縄文ブログにupされました。読者のみなさんには、それぞれに印象深かった記事があったと思います。ぜひ、年が明ける前に、それらの記事をもう一度読んで頂けるとうれしいです。
さて、今日は、下半期にupされた、『日本人の本源性の中身とは』のシリーズ投稿をダイジェストでお送りしたいと思います。
このシリーズは、世界金融危機で市場原理主義の限界が明らかになり、国家体制の崩壊が騒がれる中、共認原理で長い間統合されてきた縄文時代を経験してきた日本人の本源性の中身を明らかにし、次代の可能性を探っていこうという主旨ではじまったものです。
るいネットの注目投稿を引用しながらの記事になっていますので、このダイジェストを読みながら、ぜひ本文も読んでみてください。
それでは、シリーズ全7作を紹介していきます。
続きは、ポチっと押してからどーぞ。
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posted by hi-ro at : 2009年12月30日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.29
【年末年始特集】シリーズダイジェスト『日本人は闘えるのか?』
政権交代に揺れた2009年。社会が混迷した今年も、終わりを迎えつつあります。2010年もまた、政治経済が混迷しそうな気配。さらなる経済危機もあり得る波乱の年になりそうです。
そのような状況の中で、私たち日本人は突破していくことができるか?このような問題意識で今年の9/24~10/26に掲載されたシリーズ記事「日本人は闘えるのか?」
ダイジェストでお届けしたいと思います。
正月休みに、ゆっくり来年の準備をしてみてください。
闘っていきましょう!
byさーね
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posted by sawatan at : 2009年12月29日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.28
素人の創造シリーズ5~実感投稿と現象発掘が会議室の生命
↑実感がこもった表情ですね。
素人の創造シリーズの5回目。テーマは「実感」投稿です。
これまで、
1.素人は全てを生み出すことができる
2.素人は全てを生み出すことができる2
3.素人と創造
4.創造の資質
を紹介してきました。
一連の記事で、
真の創造は、(プロやインテリとは関係なく)「素人」が担ってきた事がわかりました。
特に、前回の「創造の資質」では、潜在思念(本能・共認回路が生み出す意識)が持っている統合力が創造の鍵を握っていることがあきらかにされています。
では、素人はどのように会議室に投稿して創造の場(認識形成の場)に参加していけばよいのか?
言葉巧みなプロとは違う、素人の創造と何なのか?
シリーズ5回目では、「実感投稿」と「現象発掘」という指針が示された記事を紹介します。
注)ここでの「会議室」とは、当シリーズ1回目でも出て来ましたが、「るいネット」での板(社会板や生活板etc)のことを指しています。
↓クリックして読んでくださいね。
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posted by nandeya at : 2009年12月28日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.24
アイヌ民族は縄文人の末裔か?(6)~アイヌ民族の婚姻様式~
前投稿にも記述があったように、集団は言語・思想・規範・制度といった共認内容により、その集団性が規定されています。
とりわけ、性本能を強化することで生存してきた人類集団においては、男女関係=婚姻制が、その集団の共認内容に大きく影響をおよぼすことになります。(⇒婚姻制の持つ問題性については人類婚姻史と共同体社会をご覧下さい )
写真引用元:苫小牧民報
アイヌ民族は、どのような婚姻様式をとり、どのような男女観をもっていたのでしょうか?
まずは婚姻様式から見ていきたいと思います。
北の生活文化 と アイヌ文化を【引用】させていただきました。
【アイヌ民族の婚姻様式】
アイヌ民族の家族は、一つの家屋に一組の夫婦と未婚の子女からなり、これに配偶者をなくした祖父母が同居することもあった。
かつては、娘が婚期に達すると、地続きに小さな家を造って一人住まいをさせ、求婚に訪れる青年の中から両方の気の合う者を選んで婚姻が成立するという習慣もあった。この場合、青年がそのまま残ることもあるし、娘の家の仕事をある期間手伝った後、娘を連れて自分の家に帰ることもあった。
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posted by naoto at : 2009年12月24日 | コメント (8件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.22
「稲作伝播は私権社会の引き金か?」3~稲作伝播に見る受け入れ体質
○これまで「稲作伝播は私権社会の引き金か?」シリーズとして
1「寒冷化適応により生み出された農業」
2「縄文人と農耕技術」をご紹介してきました。
シリーズ1では農業を受け入れた自然外圧(寒冷化)状況、シリーズ2では縄文時代後期には採取生産と稲作が共存していた可能性について見てきました。
今回は、縄文から弥生にかけて稲作が九州地方から東日本へ爆発的に広まっていった事情と理由について考察したサイトがありましたので紹介します
応援宜しくお願いします
この写真からも分るように、当時の水田は当然ながら灌漑技術力や知識は低く、一枚の田んぼはせいぜい20~30㎡程度です。またこのころから、雑草の影響を排除するため苗を育て、田植えを行っていたようです。
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posted by ryujin at : 2009年12月22日 | コメント (7件) | トラックバック (0) TweetList
2009.12.19
素人の創造シリーズ4~創造の資質
創造する力ってなんでしょうか。知識が豊かで、論理的に話しの出来る人なんかは、頭も良さそうで創造力のある人なのかなと思いがちです。でも、本当は、そういう力より大事な能力があるようです。そして、創造力とは統合力なり。
世の中の発明品や新製品を見ると、「俺も同じアイデア思いついたのにな」などと思った経験ありませんか?でも実現しないアイデアを持っていても創造したとはいえません。様々な課題を乗り越えて、この世の中に実現できたんだと考えると、創造力=統合力というのはうなずけます。
さらに認識を統合するとなるとどんな資質が求められるのでしょうか?
「るいネット」から創造の核心に迫る投稿があったので紹介します。
posted by hiroshi at : 2009年12月19日 | コメント (9件) | トラックバック (0) TweetList