2009.12.01
縄文ネットワーク
↑は縄文時代のイメージです。
リンクより引用させていただきました。
縄文人といえば、私たち日本人の祖先にあたりますよね 「日本人って何?」「日本人の可能性」については、このブログでもたくさん取り上げられています
このようなことは普段あまり考えたことがなかったので、目から鱗が落ちるほど気付きを得ています
ということで、今回は、初心にかえるというわけではありませんが、縄文時代の生活について書かれている記事をるいネットから見つけてきましたので、みなさんに紹介させていただきます
私たちの祖先にあたる縄文時代の人達は、一体どのような生活をおこなっていたのでしょうか
ひじょ~に気になりますよね
その前にいつものヤツをお願いします
posted by marlboro at : 2009年12月01日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.30
素人の創造シリーズ1~素人は、全てを生み出すことが出来る
官僚主導から政治主導。自民党から民主党への政権交代で国民が期待していることの一つにこれがあります。たぶん、プロと称する特権的な人たち(=官僚)が作ってきた制度や仕組みが大きな社会のひずみを産んだので、それを素人(=国民の代弁者である政治家)の手に取り戻そうというような国民の期待が込められているのではないかと思います。
少し、書き出しが飛躍したように思うかもしれませんが、縄文ブログの目的は「人類はどこで道を誤ったのか?」を明らかにすることにあります。つまり、素人の「政」がいつからプロの専任領域となったのか?素人には何が出来るのか?…など「素人」の可能性についてもう一度と考え直す良い機会なのではと思います。
現代は、物事を創造するのはプロの仕事で、素人には創造できないと思いがちです。果たして本当にそうなのでしょうか?
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posted by hiroshi at : 2009年11月30日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.28
アイヌ民族は縄文人の末裔か?2 ~「アイヌ論争」~
こんばんわ。
アイヌは「謎の民族」だと、ずいぶん昔から言われてきました。アイヌについては、日本人起源論と同じように、色々な研究者が、諸説を出してきました。
アイヌは世界的にも「謎の民族」とされていて、100年以上も前から海外の研究者も色々研究してきました。その結果、考えられるあらゆる仮説が出されてきたというのが、これまでの状況です。
縄文人とアイヌ人の関係性については、明治時代から様々な論争がありました。
シーボルト父子及びベルツに始まるアイヌ沖縄同系論、モースのプレ・アイヌ説に始まり、白人説、オーストラリア原住民説、モンゴロイド説など様々な説が発表されました。そして、日本人の方からは、坪井正五郎氏の「コロボックル説」と小金井良精氏の「アイヌ説」がありました。坪井氏は「アイヌ民族は土器や石器を作らない上に、竪穴住居にも住まない」ことを挙げ、これに対し「アイヌ民族の伝説にでてくる北海道の先住民コロボックルこそ、日本全体の先住民、すなわち日本石器時代人(現在で言う縄文人)である。」と主張しました。
一方、解剖学者の小金井氏は日本石器時代人とアイヌの人々が四肢骨の骨幹が扁平であるという共通した特徴を持っていることから、日本石器時代人(縄文人)=アイヌ説を主張しました。コロボックル説は坪井氏の死後消滅。小金井氏のアイヌ説が主流となりましたが、その後の研究で疑問が持たれるようにもなりました。
そして1960年代までは、アイヌ民族=「コーカソイド」説が支持され、縄文人は日本人(和人)の直接の祖先であり、アイヌ民族は北海道に住むまったく別の集団であるという説が主流となっていました。
応援よろしくお願いします☆
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posted by jomon10 at : 2009年11月28日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.25
明治日本の近代官僚制の導入 ~自閉的共同体がもたらす弊害~
『官僚制の歴史~官僚制と試験制の弊害とその突破口を探る』シリーズ
中国の科挙制(:試験による官僚登用制度)は、欧米近代国家に引き継がれ、日本にも輸入されていきます。明治時代のことです。
前回の記事では、欧米近代国家の官僚制の現状を見ました。本記事、及び次回の記事では、欧米発の近代官僚制が、日本ではどのように導入され、現在に至るのか、そしてその突破口を探ります。
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posted by staff at : 2009年11月25日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.24
精霊や自然と語り合える(通ずる)能力
だれしもが自然(川、海、森や植物など)を前にして、声が聞こえてきたかのような感覚になったことがあるのではないでしょうか。実は、精霊や自然と語り合える(通ずる)という能力は何も特殊な人だけでなく、本来はどんな人にも普遍的に備わっているのではないではないかと思います。現代人は自我や警戒心が邪魔して(あるいは余計な観念が邪魔して)すっかりやせ細ってしまっているという事なのでしょう。
このような感覚、回路は何に由来しているのか。それは「サルから人類に至るまでの進化」と「農業」の事例から理解できます。 るいネット の「例えば自分の足の裏に感謝してみる」、「上中町企画需要分析③体験教育(農が教育に及ぼす効果)」 北村浩司氏 の投稿 から紹介(一部省略しています)します。
写真はhttp://www.linkstyle.co.jp/free/nature_scene/yam/yam0015-009.htmlからお借りしました
その前にポチッとお願いします。
posted by norio at : 2009年11月24日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.21
アイヌ民族は縄文人の末裔か?(1) アイヌの歴史と文化(基礎データー編)
こんばんは。 yuyuです。
前回のエントリー 新テーマ「アイヌ民族は縄文人の末裔か?」 において、シリーズを始めるに当たって仮説提起がなされています。
アイヌ人は縄文人とは必ずどこかで繋がっているのではないか。
例えDNA上での接点がないとしても、縄文時代以降続いた続縄文、擦文時代を通じて長く続いた縄文的共認を塗り重ねて以降のアイヌ文化が成立している。・・・・と仮定してこのシリーズを始めていきたい。
はたしてこの仮説は正しいのか? このシリーズを通じて、その全貌を少しずつ明らかにしていきたい思いますが、まずは、最初のとっかかりとして、今回は北海道とアイヌの歴史・アイヌ文化の概要を大つかみで 押さえていきたいと思います。
<夷酋列像> 北海道デジタル図鑑より
それでは、最初に現代に至るアイヌ民族の歴史を、見ていくことにしましょう!!
続きの前に応援お願いします。↓↓
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posted by yuyu at : 2009年11月21日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.20
縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?-7~親子について~
「縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?」のシリーズもいよいよ最後です 😀
突然ですが、親兄弟など血のつながった関係って絆も深いし、無条件で信頼できる って思っていませんか
私は少なからずそう思っていました 🙄
でも、その血縁信仰( )それは近代に入ってから植えつけられたものだったようなのです
続きの前にクリックお願いします
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posted by pingu at : 2009年11月20日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.18
官僚制に決め手なし!~近代欧米官僚制の考察
『官僚制の歴史~官僚制と試験制の弊害とその突破口を探る』シリーズもいよいよ佳境、10回目を迎え、残すところあと3回となりました。今回は、中国の科挙制度を引き継いだといわれる、近代欧米の官僚制について考察してみたいと思います。
国によって程度の差があるとはいえ、「官僚=エリート」という構図が各国共通です。現代における「エリート養成国家」といえば、まずはフランスです。その最高機関といえる国立行政学院(ENA)を紹介します。
●エリート大国、フランス
ENAの場合、1999年は995人が願書を出し、55人が合格した。卒業生はエナルクと呼ばれ、保革を問わず政財官界に君臨している。(ジスカールデスタン、シラク、ジュペ等)
ENAの創設は第二次世界大戦後のフランスの国家的事業であった。ナチ・ドイツに占領を許したのはエリートが責任を果たさなかったからだとエリートを断罪。エリートがだめな国はだめになるという、という反省から、ドゴールによって創設された。
ENA卒業生の総数は2000年現在で5085人。1999年現在4333人が現役として活躍している。85%が官僚で、このうち36%を女性が占める。
日本の東京大学は、毎年1学年3000人を受け入れるそうです。それとくらべても、1学年55人という数字は、競争の過酷さを物語っています。さらに卒業試験で再度、ふるいにかけられ―。それを乗り越えれば「バラ色の人生」が約束されています。
会計検査院と参事院(内閣法制局と最高行政裁判所を兼ねる)、財務監督官は制度的に各省庁の上に立ち、フランスの官僚制度の頂点を成している。
ENAでは卒業するとき、学生が席次順に希望の官庁を指名でき、成績上位者の多くが、これら三機関のいずれかを希望する。三機関は、毎年数人ずつしか採らないので、席次が後だと採用されるチャンスはない。
フランスでは公職の兼務が二つまで(以前は三つまで)認められているため、国民議会の議員の大半は地方議員や市町村議員、市長などを兼任している。シラク大統領も首相時代にパリ市長を兼任していたが、92年の60歳の誕生日を迎えるまで会計検査院の検査官の地位も確保していたことが最近、判明した。シラク氏はつまり、定年を届けるまでは、選挙で国民議会の議席を失っても、「ただの人」にならず、いざというときには、会計検査院検査官という高級官僚の身分にいつでも復帰できる状態だったというわけだ。
エリートの上がりが「大統領」、というのは、わかりやすい構図です。
公職就任を複数認められた超エリートたちは、将来的にも身分や地位が約束された存在であり、日本のように「天下り先の確保」などという目先の私権獲得に奔走する必要はなく、本業に専念できるという可能性もなくはない。しかし、ここ10年は、エナルク自身から、小数エリートが支配するフランス病への痛烈な批判が相次いでおり、それを反映してか、今のサルコジ大統領はエナルクではなく、パリ大学卒という事実も一方ではあります。
次にイギリスをみてみます。ドーバー海峡を渡る前に、応援よろしくお願いします。
posted by urara at : 2009年11月18日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.17
「自然音を左脳で聞く日本語の凄さ」・・・・を読んで
ふだん何気なく使っている日本語・・・。学校で“英語ができなきゃ国際的に通用しない”なんて脅されながら育ってきた身にゃ、ちょっと肩身の狭さも感じることもある。
だけどこの日本語、英語やフランス語、中国語など世界の殆どの言語にはない、凄さがあるということを知った。
“古池や蛙飛び込む水の音”・・っと。
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posted by ihiro at : 2009年11月17日 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2009.11.14
新テーマ「アイヌ民族は縄文人の末裔か?」
こんばんわ。縄文ー古代ブログでは最近、様々なテーマを設定してシリーズ投稿しています。
この11月より、新テーマとしてアイヌ民族について扱っていきたいと思います。約2ヶ月の長丁場の追求になりますが、よろしくお付き合い願います。
写真は社団法人北海道ウタリ協会より借用しました。
アイヌ民族は縄文人の末裔であるという説は長らく定説と言われながら現在でも諸説があり決着していない。最近ではDNA研究や人種、言語の研究では縄文人とは別系統の部族であり文化としては独自に成立したとされている説が有力になってきている。
アイヌ人は現在でも2万人以上北海道に在住しており、変容はしているとはいえまだ色濃く独自の神話体系や共同体様式を残存しており、縄文人との何らかのつながりがあるとしたら日本古代史の有力な有形文化財である。
アイヌ文化は徹底して文字を持たない文化であり全ては口承で伝えられてきた。同じく一万年の歴史を持つ縄文文化も最後まで文字を持たなかった。
また、アイヌ民族の集団は近世まで首長を擁した共同体としての形態が取られており、縄文時代の集団形態を踏襲していたと推論が立つ。また、自然界の様々な対象をを神とするアニミズム的宗教もアイヌ文化の特徴である。アイヌと縄文、類似点は非常に多い。
七千年前の三内丸山の時代から北海道の南端と東北地方は同様な文化圏を形成しており、その点からも東北地方と北海道の文化的関係や人的交流は決して少なくはないと思われる。
DNA的関連がないというだけでアイヌは縄文人と何ら関係のないまったく別の文化であると切り捨てる事には抵抗がある。
posted by tano at : 2009年11月14日 | コメント (6件) | トラックバック (0) TweetList