2011.07.12

日本の支配階級の意識構造を解明する ~極東アジアの支配の歴史3 朝鮮儒教の特殊性

前回は、現代韓国事情を通して、日本とはまた違った朝鮮半島特有の意識構造があるのではないか。という切り口が見えてきました。

同じ極東アジアにありながら、日本と韓国では共通する部分と異なる部分が支配階級にも、一般の人の意識にもどこかあるようにおもいます。この違いは、小中華思想、儒教の影響の強さなど、韓国特有の意識構造があるのかもしれません。

日本の支配階級の意識構造を解明する ~極東アジアの支配の歴史2 現代韓国事情
今日は、朝鮮儒教を切り口に、朝鮮半島特有の意識構造に迫ってみたいと思います^^
1000.jpg
◆1000ウォン札(約75円)
李滉(り こう) 1501年 – 1570年
李氏朝鮮の儒学者。
明朝で盛んになった陽明学を退け、あくまで朱子学を尊重した
写真はこのサイトよりお借りしました
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byさーね

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posted by sawatan at : 2011年07月12日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.07.07

中国人とは何者か? ~交易からみた中国史2

未分類

(続き)
◆唐帝国の衰退

http://www.eonet.ne.jp/~libell/1tou.html
・五胡十六国時代の戦乱によって、大量の逃亡民(難民)が誕生。
→難民を取り込んで土地を開拓する強大な荘園領主が登場。
⇒唐王朝は、一般農民の土地の私的所有を認めた。
⇒加えて、彼ら農民を徴兵し、軍団を作り上げる。

→その結果、地方軍閥が誕生。半独立していく。
 彼らが地方都市で盛んに商取引を行う
★中国の歴史は、国家体制として捉えると、中央集権と地方分権を交互に繰り返している。
・地方分権(小国家が乱立している)
 →戦乱が続く→統合気運の上昇
 →中央集権国家に
・中央集権国家を維持するために、地方に司令官を派遣
 →地方司令官が私腹を肥やす
 →地方で半独立=地方分権化
 →小国家が乱立する
中国交易史5 (隋・唐)中央集権と地方分権は交互に繰り返される

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posted by staff at : 2011年07月07日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2011.07.07

中国人とは何者か? ~交易からみた中国史1

未分類

交易と言う視点から、中国の歴史を捉えなおした場合、どのような姿が見えてくるかを追求してみました。
中国の交易史を大きく捉えなおすと
<夏→殷→周→春秋戦国時代>
交易をも担っていた遊牧民が、国家を打ち立てる時代
<秦→漢→隋→唐>
東アジアで朝貢交易(国家管理型交易)⇒華夷秩序が確立される時代
<唐末期~>
イスラム商人の活躍によって、東アジア交易圏が世界交易に組み込まれていく時代
<五代十国~北宋~南宋>
江南地域を中心とした交易を基盤として、経済的に発展していく
同時に、軍を押さえ経済を統制するために、大量の官僚が必要となり、大々的に科挙制度(試験による官僚登用制度)が発達した時代。
この時期にようやく中国商人が、世界交易に乗り出す。

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posted by staff at : 2011年07月07日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2011.07.02

緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」最終回

未分類

地震直後の約3ヶ月前のこのシリーズの冒頭で、
>この企画では、おおよそ7回にわたって、災害時に現れる日本人の特性とそれを形作ってきた自然環境・歴史、そして原発事故が日本人にもたらしたもの(日本人の何を変えたか)について追究していきたいと思います。
・・・・・という目的意識からこのシリーズを始めました。今回はその最終回です。
touhoku03.jpg
◆今までの記事です。
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」
プロローグ
第1回 日本人の縄文体質~有事に現れるその共同性と本源性
第2回 海外から見た日本人の共同性
第3回 地震・災害大国日本の歴史-1
第4回 地震・災害大国日本の歴史-2
第5回 地震・災害大国日本の歴史-3
第6回 地震・災害大国日本の歴史-4
第7回 地震・災害は日本人の性格をどのようにかたちづくってきたか?①
第8回 地震・災害は日本人の性格をどのようにかたちづくってきたか?②
第9回 日本の再生力はどれだけあるのか?
第10回 原発事故が見せたもの 
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この3ヶ月間で分かってきた日本人の特質からまとめたいと思います。

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posted by ihiro at : 2011年07月02日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2011.07.02

縄文晩期とはどのような時代か?~はじめに~

最近の縄文ブログはあまり縄文時代をやっていない!というクレームが聞こえてくるとか来ないとかで今回は久々に縄文時代に焦点を当てたシリーズとしていきたいと思います。
そこで今回の時代ターゲットは縄文時代と弥生時代の境界域を扱っていきます。実はこのシリーズの後に予定しているのが弥生時代以降の日本の支配者の歴史です。今日はその問題意識を扱い、さらになぜ縄文晩期なのか?というところまで(ちょっと強引に?)辿りついて行きたいと思います。
katumoto69.jpgこちらよりお借りしました。
それでは、縄文晩期が気になる方、応援お願いします。
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posted by tano at : 2011年07月02日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List  

2011.07.01

中国の民衆史~農業生産と集団~

こんにちわちわわです。
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カッピカピさんの中国の民衆史~大づかみに中国ってなに?~
に引き続き、中国農民の農業生産と集団について考察します。
中国農民は何故流民化するのか?その謎に迫ってみたいと思います!
何故バッタ?と思った方↓↓ぽちっと!!
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posted by tiwawa at : 2011年07月01日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2011.06.28

日本の支配階級の意識構造を解明する ~極東アジアの支配の歴史2 現代韓国事情

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今回のテーマの中心はお隣の国「韓国」の歴史を分析していくことです。
若手アイドルグループや韓国ドラマなどをきっかけに、K-POPアーティスト、韓流という流行語もすっかり定着してきています。
その一方で、反韓・嫌韓・反日感情など、感情のもつれを原因として「近くて遠い国」という認識も多くのひとが抱いているものだとおもいます。
このように実情がなかなか見えない韓国の 「今」 を紹介するのが今回の記事です。
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posted by chai-nom at : 2011年06月28日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List  

2011.06.28

中国の民衆史~大づかみに中国ってなに?~

 こんばんは、カッピカピです。:D
 当ブログでるいネットで、原発・地震問題と並んで、かなり深い追求が行なわれている「中国」。みなさんは、この「中国」について、どのようなイメージを持っていますでしょうか?
 中国のことわざに「一人で廟に入るな、二人で井戸をのぞくな」というものがあります。一人で廟(=寺)に入ると、悪い坊主のカモにされ、殺されて金品を奪われてしまうかもしれない。二人で井戸をのぞくと、相棒に突き落とされる危険があるという意味です。中国では、このような人間不信社会で生き残り、競争に勝つために兵法が発達したと言われています。
 また、中華思想に代表されるように、中国人は、自国が世界一であることを自負しています。「中華」とはもともと、世界の中心に花咲く、という自負を込めた理念名称であり、それを国号として用いているのが中国なのです。
 それに対して、日本人は今も昔も、徹底的に受け入れ体質でありました。大陸から弥生人が到来した時も、黒船来航した時も、日本人はそれぞれの文化を取り入れてきました。それは、国名に理念名称(共和国、帝国etc.)が含われていないことにも現れています。
 おなじアジア諸国の中で、なぜこのような違いが生まれるのか。尖閣諸島問題に代表される反日運動はなぜ起こるのか。急成長する中国経済は今後いつまで続くのか。日本国債を大量買いした中国の意図は何なのか。
 これらの中国を取り巻く諸問題を考える上で、「中国人とはなんぞや」という疑問を、ベーシックな部分から押さえていく必要があります。
 そこで、今回は、その取っ掛かりとして、あらゆる角度で斬新かつ大胆な切口で中国人の本質に迫った、加藤徹著「貝と羊の中国人」から、これはと思う部分を抜粋・引用してみたいと思います。
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 本編は、ポチって押してからどうぞ。。。
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posted by hi-ro at : 2011年06月28日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.06.27

中国人とは何者か?~中国の私権性、商業的詐術の起源を殷人に探る2

前稿に続いて、殷人の特徴を見ていこう。
●殷人の特徴2~商業
●○夷人のもっていた贈与のための貝文化を商業ネットワークに換骨脱胎
C04.jpg
写真は子安貝の貨幣。数ある貝の中でも子安貝は沖縄、ベトナム、モルディブなどでしか採れない希少価値の高い貝であった。こちらよりお借りしました。
殷人による夷人改造は武力に関することだけではなかった。殷人は夷族が贈与のために使ってきた「貝の文化」を吸収し、商業ネットワークに換骨脱胎していった。

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posted by staff at : 2011年06月27日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.06.27

中国人とは何者か?~中国の私権性、商業的詐術の起源を殷人に探る1

前回、「南方モンゴロイド=倭族からみた古代中国」 として原中国人=南方モンゴロイドの拡散の歴史をみてみた。今日は、北方、南方の両モンゴロイドが融合した殷を通じて、中国人の私権性、商業性の起源に迫ってみたい。
殷が興った当時、中国北方には5大民族(夏、殷、周、羌、南)があり、お互いに激しい争い(と合従連衡)を繰り広げていた。改めて、中国古代の5大民族を整理しておこう。
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地図(前1000年~前800年頃)はこちらからお借りしました。このブログも非常によく中国を考察されています。是非、みなさんお読みください。

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posted by staff at : 2011年06月27日 | コメント (13件) | トラックバック (0) List  

 
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