2011.06.01

緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」第8回 地震・災害は日本人の性格をどのようにかたちづくってきたか?②

未分類

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<画像はこちらのサイトからお借りしました>
こんにちは 😀
さて、今回の記事は前回の記事の続きで、一体、なんで西洋人と日本人とで自然観の違いが発生するのか?について見ていきます
◆今までの記事はこちら
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」
プロローグ
第1回 日本人の縄文体質~有事に現れるその共同性と本源性
第2回 海外から見た日本人の共同性
第3回.地震・災害大国日本の歴史-1
第4回.地震・災害大国日本の歴史-2
第5回.地震・災害大国日本の歴史-3
第6回.地震・災害大国日本の歴史-4

第7回 地震・災害は日本人の性格をどのようにかたちづくってきたか?
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posted by marlboro at : 2011年06月01日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.05.31

「南から見た縄文」9~Y染色体「D」系統の分布から浮かび上がる縄文人と原チベット人の共通性

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m283プロローグ
m283太平洋に広がる大語族、オーストロネシア語族!!
m283オーストロネシア語族は、なぜ遠洋に拡がったのか?~
m283ポリネシア人が陥った罠、遠洋航海への可能性収束→父権化への道!
m283沖縄は南九州から始まっている
m283台湾に残る本源性のルーツとは
m283早咲きの南九州の縄文文化
m283江南地方に縄文の源流を探る
m283共認時代をリードする北欧フィンランドと、その起源の秘密
 
 
「南から見た縄文」シリーズも第九弾まで来ました
 
今回のテーマは「チベット」です。
 
やや唐突感もありそうですが、このテーマを選んだ理由は「Y染色体亜型分類」にあります。(Y染色体亜型分類についてはこちらを参照)
 
このシリーズのタイトルであり、またブログのタイトルでもある「縄文人」のY染色体亜型分類はD系統(D1型)に分類されています。そしてこのD系統のY染色体を持っている人の分布を調べてみると、実はそのほとんどが日本とチベットにしか存在しないのです。(チベットはD1型とD3型)
 
つまり、縄文人とチベット人は共通の祖先から枝分かれをしたということです。
 
(チベットには他にもO3型の人も多く存在していますが、O3型はD系統より後に誕生し中国全域や朝鮮においての主流となっていることから、チベットには後から入ってきた民族であると考えられ、初めのチベット人はD系統であったと思われます)
 
 
よって、今回はこの「Y染色体亜型分類」と考古学とを照らし合わせつつチベット人を追求する中で、D系統に共通する縄文的体質を掘り下げてみたいと思います。
 
 
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posted by nishi at : 2011年05月31日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List  

2011.05.30

シリーズ「人類の部族移動」その10 海の民の侵略で地中海沿岸の部族共同体は崩壊

 前回は少なくとも3500年前には略奪闘争の玉突きによって、地中海沿岸とメソポタミア・コーカサス地方には略奪部族の支配国家、あるいは山賊・海賊しか存在しない状態になったと考えられるとありました。この略奪集団=海賊は、当時【海の民】と呼ばれていたそうです。
今回のテーマは
【海の民とは一体何者か?】です。

次のような展開で進めます。
好戦性・略奪性が強く、力の原理が強力であったミケーネ文明さえ滅ぼした海の民とはいったい何者か?
その略奪集団が勝てた真の理由「それは略奪以外に飯を食う道がなかったから。」とは?
スパルタ・ローマはどういう国家だったか?
戦争の起源と拡大過程
部族共同体が崩壊して山賊海賊の集まりが3000年前には定着しました。部族という共同性がなくなり国家の統合軸が他国との戦争でしかなくなっていくのです。戦争の起源とその拡大過程です。誤解を恐れずにいうとこれがギリシャ・ローマ文明の背景であり、それまでの国家とまったく違う点です。
245353 2/6なんでや劇場(5) 2900年前、海の民の侵略で地中海沿岸の部族共同体は崩壊  より
まず【資料】
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画像の確認①「■コーカソイドの部族移動」図解ポップアップしてみてください
画像の確認②「■Y染色体亜型の世界的分布」地図ポップアップしてみてください
①好戦性・略奪性が強く、力の原理が強力であったミケーネ文明さえ滅ぼした海の民とはいったい何者か?

そのミケーネ文明も3150年前に滅亡する。その前後に地中海では、印欧語族の一派ラテン人R1bがローマを建て、アナトリアでは3200年前ヒッタイトが滅亡する。その犯人は海の民である。海の民とは何者か?
絶えざる掠奪闘争によって大量に再生産される略奪集団=海賊である。この略奪集団が逃亡奴隷も加えて大勢力に膨張していった。
ミケーネがかき集めてきた奴隷たちは、地中海沿岸の人口の大半を占めていたセム族Jやハム族Eである。ミケーネには奴隷狩りのための戦闘部隊が存在し、奴隷狩りや奴隷の統率のために、セム系の傭兵が使われた。アナトリアで奴隷狩りをしていたヒッタイトも同様である。
まず、過酷な奴隷狩り(略奪闘争)によって逃げ延びた敗者が続々と登場し、彼らが海賊に転じてゆく。これが海の民の正体である。この大量の海賊(海の民)の波状攻撃によってヒッタイトもミケーネも疲弊してゆく。
そうなると、セム系の傭兵部隊が寝返ればヒッタイトもミケーネもお終いであり、その内部でも下克上を狙う者が出てくるのは当然である。ミケーネが内部反乱で滅亡したという説があるが、それは事の本質ではなく、大きく見ればその内部反乱も海の民の度重なる侵略が引き起こしたものであり、ヒッタイトもミケーネも海の民によって滅ぼされたのである。

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以下続く

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posted by tennsi21 at : 2011年05月30日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2011.05.27

中国とは何者か?~中華思想の源流~

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(画像はコチラから)
中国大陸の帝国は、その初期から交易と共にあった。
・草原の道を自在に行き来する遊牧民による交易
・夏・殷・周時代の部族間の交易
・秦から始まる朝貢交易
・その発展形としてオアシス交易路が活発化
・7世紀以降のイスラム商人による海上交易
・南宋時代には、中国人自らが海上交易に乗り出す
このように、草原の道→オアシスの道(陸のシルクロード)→海の道(海のシルクロード)と北から南へと段階的に発展してきた。この交易史が中国人の観念に与えた影響は大きい。
今回はその中でも漢時代に本格化した朝貢交易と中華思想について扱いたい。

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posted by staff at : 2011年05月27日 | コメント (6件) | トラックバック (1) List  

2011.05.23

シリーズ「人類の部族移動」その9 掠奪部族の支配国家と山賊・海賊だらけの世界に

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写真はこちらよりお借りしました
前回は、印欧語族がいつごろ登場したのか、また人類最初の戦争はいつ、どこで発生したのかを見ることにより、印欧語族と戦争の関係を考えてみました。
今回はその後、印欧語族が欧州中に広がっていく過程を見ることで、印欧語族がその後の欧州全域に何をもたらしたのかを見てみたいと思います。
ここでの最大の焦点は、「欧州に拡大して行った印欧語族Rは、共同体を残した掠奪部族だったのか、ただの山賊(海賊)にすぎなかったのか」です。
その違いにより、後の欧州がどのように変わっていくのかが見えて来ると思われます。
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posted by saah at : 2011年05月23日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.05.22

中国とは何者か?~南方モンゴロイド=倭族からみた古代中国

未分類

●南方モンゴロイドO1、O2が古代中国の基層文化をつくった
古代中国の形成過程は、南方モンゴロイド(原中国人)と北方モンゴロイド(新モンゴロイド=モンゴル族・ツングース族)と西方のチベット族とのせめぎあいである。

なんで屋劇場資料より。南方モンゴロイド(原中国人)はO1、O2にあたる。また苗族は新モンゴロイドO3の一種である。ポップアップしてみてください。
より古層を形成した南方モンゴロイド(原中国人)の広がりは広く、朝鮮そして日本にまでその人種的、文化的影響は広がっている。彼ら原中国人を鳥越憲三郎氏は倭族と呼んでいる。「古代朝鮮と倭族」「古代中国と倭族」を参考に、南方モンゴロイド=倭族の中国史に果たした役割を見ていきたい。

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posted by staff at : 2011年05月22日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List  

2011.05.22

「南から見た縄文」8~共認時代をリードする北欧フィンランドと、その起源の秘密

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こちらからおかりしました。
北欧に位置するフィンランド。最近ではフィンランドメソッドとよばれる教育法が有名になったりしていますが、一般的にはあまり知られていない国ですね。私が子供のころ、スキージャンプのニッカネン選手が有名になりました。日本語チックでなんだか可笑しな名前だなと思ったのを覚えています。
実は、フィンランド語には日本語とよく似た発音の単語がたくさんあるそうです。(以下日本語のようなフィンランド語単語より引用)
suu(すう、と読む)口の意味
saa(さあ)天気の意味
ikuna(いくな) 窓のこと
paa(ぱあ) 頭の意味
vaaka(ばあか) 秤
aho(あほ)森の中の開けた空間
nainen(ないねん)女性
もちろん意味はぜんぜん違いますが、母音がたくさんあるし日本語とよく似た響きがする気がします。これってただの偶然?
南方スンダランド出自の民族を探索し縄文の心、本源性に迫るシリーズ。今回は北欧フィンランドを扱います。なんで北欧なのか、縄文追求じゃないのか?という突っ込みが聞こえてきそうですが、最後まで読んでいただけばなるほど!と言っていただけると思います。(彼らははるか彼方からやって来たんです。)
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posted by fwz2 at : 2011年05月22日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2011.05.20

緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!①」第7回 地震・災害は日本人の性格をどのようにかたちづくってきたか?

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リンクより引用>
これまでの記事で、日本は歴史的に見ても地震・災害が多い国であることがわかりました。それにも関わらず、私たち日本人が今日繁栄できているのは、どんな災害に見舞われても、泣き崩れることもなく、略奪も起こさず、秩序立てた生活を送りながら立ち上がってきた日本人の姿がそこにあったからです。
実際、今回起こった東日本大震災においても、現実を受け入れ現実から決して逃げずに復興に向かう日本人の姿に、世界各国から驚きと賞賛の声が届きました。
これを逆に捉えれば、日本以外の世界各国で今回の震災と同様な事態が起こったら、日本人みたいな対応はできないことを意味します。暴動や無秩序化それでは、一体、このような日本人の性格はどのように培われてきたものなのか?また、日本人の性格は、地震・災害と関係があるのだろうか?を見ていきたいと思います。
   
◆今までの記事はこちら
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」 プロローグ
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」 第1回 日本人の縄文体質~有事に現れるその共同性と本源性
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」 第2回 海外から見た日本人の共同性
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」第3回.地震・災害大国日本の歴史-1
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」第4回.地震・災害大国日本の歴史-2
緊急企画 「東日本大震災は日本人に何を覚醒させるのか!」第5回.地震・災害大国日本の歴史-3
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posted by marlboro at : 2011年05月20日 | コメント (7件) | トラックバック (0) List  

2011.05.19

中国とは何者か?~農業の伝播~

文明の起源が世界四大文明(メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明)にあると言う、一昔前に流布し考古学では一般的でした。
その為、日本など東アジア諸文明の原点が、中国文明にあると考えている人々は多いのではないだろうか?

これも一昔前、人類は諸大陸で同時発生的に誕生したとする説が主流だった。この人類同時発生説と密接にリンクしたのが、四大文明説だった。しかし、今ではDNAの解析などにより、人類の起源はアフリカにあることが判明している。これは文明の発達にも同じことが言える。

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 ■代表的な農業地域

多文明共存時代の農業/高谷好一/人間選書241 p24より

つまり、文明も人類の到達した足跡に沿って、アフリカに近い地域から発達し、遠くへと伝播して行ったと思われます。
今回は農業を中心にその伝播を辿ってみたいと思います。

穀物農業の起源中心地域は西アジアのファータイル・クレセント(イランのザクロス山脈からレヴァントにかけて)とメソポタミア地域となっており、当初は、カシとピスタチオの疎林地帯に自生する野生ムギあるいは雑草型ムギから非脱粒性の突然変異種を見つけ、オアシスの灌漑農地で栽培することから始まったとされています。

そして、周辺へと伝播していきますが、伝播した先々で新たな環境に適応して、新しい展開をとげることになります。いわゆる地域農業が出現し、成熟していくのです。

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posted by yoriya at : 2011年05月19日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2011.05.18

シリーズ「人類の部族移動」その8 印欧語族の登場と人類最初の戦争

コーカソイドの諸部族のなかでも「印欧語族[R]」は、現在のヨーロッパ人の大半を占め、歴史的にはギリシャ、ローマ、大航海、ルネサンス、近代市場etcを築いています。彼らの歴史は西洋文明そのものといってよいでしょう。
しかし、「印欧語族[R]」は、これまでの記事でみてきた他のコーカソイド系部族にくらべてかなり新しい部族である事がわかっています。
コーカソイドの部族移動史からみると、ヨーロッパは最終氷期には一旦無人化し、その後、ケルト人[I]が北上してヨーロッパ全域に足跡を残しますが、現在では[I]は辺境に押しやられており現在の西洋文明とは繋がっていません。
また、コーカソイドの源流はコーカサス地方~中東に繋がっており、コーカサス語族[G]やセム族[J]といった部族が古くから存在していますが、彼らの文明は西洋文明とは異なります。
さらに、シュメールやインダスといった古代文明の端緒を開いたのは黒人であり、印欧語族[R]ではありません。

では、「印欧語族[R]」は、いつ、どのようにして登場したのでしょうか?これが西洋文明の正体を解くカギになりそうです。
今回は6400年前から印欧語族[R]の発祥と移動の時期が戦争の起源と重なる歴史を2/6なんでや劇場(3)「5500年前イラン高原で最初の略奪闘争(戦争)勃発」から紹介します。
R1aの分布
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R1bの分布
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図は印欧語族[R]の現在の分布です。
(画像はこちらからお借りしました。)
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posted by nandeya at : 2011年05月18日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

 
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