2010.04.05
王権の生産 6
こんにちは~♪ さてさてシリーズ6になりました
前回までに、3回にわけて『王の再生産』について考えてきました。
もちろんひとつの意見に過ぎないのですが…
今回は、王権に限りなく近い位置で、歴史の表舞台に立った
三氏の豪族について示してみたいと思います。
応援にポチっとおねがいしま~す♪
posted by milktea at : 2010年04月05日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2010.04.03
宗教ってなに?~2.精霊信仰と守護神信仰の違いについて
こんにちは。カッピカピです。 😀
「宗教ってなに?」シリーズ第二回では、「精霊信仰」と「守護神信仰」について考えてみたいと思います。
英語では「アニミズム」と訳される精霊信仰。その意味は、”生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方”とウィキペディアでは解説されています。
一方、守護神信仰とは、古代都市国家において、各都市の市神と呼ばれる存在が、都市の守護神、または象徴として信仰されてきたことを指します。その市神の多くは土着の神であり、王がじきじきに行う儀式によってその地位が決められていました。その他にも、この世にある、ありとあらゆるものに神があり、王から農夫にいたるまで、人間生活にしみ通っていました。
精霊信仰も守護神信仰も、「世の中の全てのものに霊や、神の姿を見ていた」という点では、同じであるようにも思えますが、この二つには決定的に異なる点が存在します。
そこで今回は、この相違点を認識する上で非常に参考になる投稿を、るいネットの注目投稿から紹介したいと思います。
応援クリックお願いします
続きを読む "宗教ってなに?~2.精霊信仰と守護神信仰の違いについて"
posted by hi-ro at : 2010年04月03日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2010.04.02
縄文時代の外圧って何?
「縄文体質って何?」シリーズ、第二回は、「縄文時代の外圧」について考えたいと思います。
よく、縄文時代は総じて豊かな時代と言われますが、下のグラフで判るように、気候変動が激しく、中期(5千年~4千年前)に約26万人に達した人口が、晩期(3千年~2千5百年前) 約7万6千人にまで減少しています。
このグラフを見るだけでも、決して安定した生活を送っていたわけではなく、厳しい外圧と闘っていたことが容易に理解できます。
応援のポチ、よろしくお願いしま~す♪
posted by tama at : 2010年04月02日 | コメント (1件) | トラックバック (1) TweetList
2010.03.31
中世市場をリードした「堺」の武器と茶の湯
こんばんわ。 🙂
「ポスト近代市場の可能性を日本史に探る」シリーズ10回目をお送りします。
日本の市場の発展段階は何段階かありますが、その中で近世市場の基点となったのは中世に誕生した商人都市「堺」です。堺の市場としての歴史は、応仁の乱以降に西日本の交易拠点として機能しはじめてからその歴史が動き出します。
しかし注目すべきは交易拠点の方ではなく、応仁の乱以降1世紀ほど後に始まる鉄砲の生産です。堺はすでに構築していた南九州、琉球との交易ルートを使って種子島に伝来した鉄砲に目をつけ、技術者を送り込むと鉄砲の仕組みを学び取り数年後には地元で生産を開始します。
なぜ堺にそれが可能だったのか?中世の市場史を紐解くヒントがあるように思います。
今日は宇田川武久氏の「鉄砲伝来の日本史」を参考に記事を作成しました。
記事の続きを読む前にポチッと押して応援お願いします。
posted by tano at : 2010年03月31日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.30
中央集権から封建制へ(農民の武装化と地方市場の拡大)
「ポスト近代市場の可能性を日本史に探る」シリーズ9回目です。
前回は、日本を覆う外圧の低下→それに伴う中央集権体制の瓦解→地方(受領)の暴走→武士の台頭という大きな流れを見てきました。今回は、武士の台頭という現象を、農民の側からおさえ直し、この武士階級の台頭と中世の市場拡大の関係を考えてみたいと思います。
続きを読む "中央集権から封建制へ(農民の武装化と地方市場の拡大)"
posted by yoriya at : 2010年03月30日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.29
王権の生産 5
こんにちは~♪ milktea です
前回は、継承順位のない王位継承権保持者が、同時期に複数存在したことを示しました。
伴造ー部民制から律令制への過程において、王権の一括譲渡だ比較的容易になりつつあり、新たな王権移行(時期大王の選出)の形も、模索されるようになりました。
それを受けてトライされた方法について、今回考察してみたいと思います。
応援のポチ、よろしくお願いしま~す♪
posted by milktea at : 2010年03月29日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.27
宗教ってなに?~1.宗教の認識論と近代思想
フランス革命記念日よりお借りしました。
こんにちは 😀
新シリーズ「宗教ってなに?」が始まりました。
私たちのグループでは、これまでにもユダヤ教やキリスト教などの宗教史を扱ってきました。
カッピカピ:「ここにきて、そもそも「宗教ってなに?」という根源的な問いを扱うことになったのはなんでですかね?」
ちわわ:「それはだね…」
くまな:「これまでずっと宗教について勉強してきて、前回と前々回で縄文人から本源性を学んだから、ここでまた宗教に戻れば、本源性の中身をより広い視点から追求できるんじゃないかな。」
ぴんぐ~:「そっかぁ 」
S:「…zzz ん?応援よろしくお願いします。 」
くまな:「…とりあえず、るいネットから宗教ってなに?の答えを出すための参考投稿を探そうか」
S:「はい!」
posted by staff at : 2010年03月27日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.26
新テーマ「縄文体質を切開する」
こんばんは。 😀
いきなりですが、縄文体質って何だと思いますか?
この縄文ブログでこれまで度々使ってきた“縄文体質”これが意外にスパッと出てきません。
日本人の基底には縄文時代1万年間に積み上げられた共認基盤の遺産である縄文体質を持っています。ではその縄文体質って何なんでしょうか?
読者の皆さんも一度1分くらい考えてみてください。
・・・・・・・
樹齢3000年の縄文杉
その前にポチッと応援お願いします。
posted by tano at : 2010年03月26日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.22
「贈与」に何を学ぶべきか~9、共認社会に「贈与」の意義と機能を生かしてゆく
こんにちわちわわです。
「贈与」に何を学ぶべきか。シリーズ最終回では縄文時代の贈与の有り方と統合との関係を明らかにし、現代社会に何が活かせるのかを追求してみたいと思います。
これまで「贈与」は、
集団間の同類緊張圧力から闘争を回避し、友好関係を結ぶ共生適応の様式であること
と、
気候の温暖化から生存圧力の低下による活力低下を活力上昇へ向かわせるために機能させた。
ことを述べてきました。
しかし、同類闘争圧力に適応する統合様式が集団統合の中枢なのであって、一体、「贈与」という、闘争回避の共生適応様式は集団にとってどのような位相にあるのでしょうか。
まずは、るいネットの記事から紐解いてゆきます。
贈与でうれしい!と思った方↓↓ぽちっと!
続きを読む "「贈与」に何を学ぶべきか~9、共認社会に「贈与」の意義と機能を生かしてゆく"
posted by tiwawa at : 2010年03月22日 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2010.03.22
王権の生産 4
こんにちは♪milktea です
前回は、卑弥呼と古墳(前方後円墳)とは、いったい何なの?について考えてみました。
王の正当性を保証する人(卑弥呼)・建造物(古墳)であって、王という存在が絶対性を持つものではないということを示しました。
今回と次回で、時期は多少被りますが、次の段階での「王権の移行」について考えてみたいと思います。(皇太子制度は飛鳥浄御原令にて成立)
応援よろしくお願いします♪
posted by milktea at : 2010年03月22日 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList