2009.10.07
官僚制の起源『氏族連合から官僚制へ』~中国史1
「官僚制の歴史~官僚制と試験制の弊害とその突破口を探る」によって新テーマの設定がなされました。
今回は、その中のひとつ
科挙制度に先立って実施された官吏登用制度には郷挙里選、九品官人法といったものがある。これらの官吏登用制度を中国は何故、必要としたのか?
同上より
DAIMAJIN-BOXより借用 |
について、追求してみたいと思います。
第1回目としては、その官吏登用試験の前提を成す『官僚制の起源』について
商代から集権的官僚制国家である秦代までを調べました。
なお、商代からとしたのは、「史記」によると夏王朝が存在し、その権力(王権)は世襲制であったことが述べられていますが、その夏王朝の実在自体が疑われていること、また当時の政治体制が不明瞭なことからです。
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posted by yoriya at : 2009年10月07日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.10.05
「日本人は闘えるのか?」②~日本人の特性(外国人から見た日本と日本人)
新テーマ:「日本人は闘えるのか?」①~縄文から流れる日本人の可能性と弱点
では、縄文人が渡来人を受け入れた時の考察から、弱点構造の位相について紹介がありました。続いて2回目の今回は“そもそも日本人の特性って何?”と言うところに焦点を当てたいと思います。そこでまずは客観的な意見として、外国人から見た日本人はどう見えていたのか?いくつかの文献から紹介します。
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posted by mrran at : 2009年10月05日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.10.02
縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?-1
(縄文のビーナス)
😀 くまなです
前回までのテーマは宗教でした。今回からは「日本人の本源性」です。
現在の社会状況は、市場限界⇒サブプライム破綻発の経済破局への流れと、節約志向に代表される安定・充足志向の流れがあります。経済破局が起きた場合、国家体制の崩壊までいくのかどうか…この先の社会を考える上で日本人の本源性が重要になってくると思われます。
そこで、「縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?」というテーマで参考となる記事を紹介しながら、議論の内容をグループで投稿していきます。
今回参考にした記事は『日本人の基点「勤勉」は、充足発の女原理』です。
欧米人が日本人を形容するとき、「勤勉」という言葉を使うことがあります。われわれにとって「勤勉」は当たり前に感じるところもありますが、欧米人は少し違う感覚を持っているようです。
その違いはどこから来るのか。そもそも「勤勉」とは何なのか。
続きの前に応援よろしくお願いします。
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posted by kumana at : 2009年10月02日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2009.10.01
新テーマ「官僚制の歴史~官僚制と試験制の弊害とその突破口を探る」
「いったい、人類はどこで道を誤ったのか?人類は今、自らが築いてきた全文明の見直しを迫られている。」という当ブログのメインテーマから見て、今、最も見直しが必要な制度のひとつが「官僚制度」であり、とりわけ「試験による官吏登用制度」ではないだろうか。
そこで新たに「官僚制の歴史~官僚制と試験制の弊害とその突破口を探る」を新テーマとして設定し、シリーズで追求していきたい。
写真は韓国(ソウル)における科挙試験再現行事の模様http://www.seoulnavi.com/blog/blog_top_view.php?blog_id=5001983
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posted by staff at : 2009年10月01日 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.30
企画展紹介「縄文の躍動~海と生きた人々の文化~」
こんばんわ。
縄文関連で紹介しておきたいニュースがあります。
縄文の躍動と称した展示が千葉県立中央博物館で9月26日から開催されます。
~海と生きた人々の文化~とサブタイトルがつくこの展示会は以下のように紹介されています。
↑クリックできます。
房総には、全国一の数を誇る約700か所の貝塚群が存在し、
千葉市加曽利貝塚をはじめ多くの大規模貝塚が、
今日の東京湾・江戸川・利根川・太平洋の沿岸に築かれました。
房総の縄文人がエネルギッシュに海に生きる多種多様の生物と
共存していたことを物語っています。
世界に誇る縄文文化の壮大さと繊細さを、房総の各地、
青森県や岩手県、宮城県の全国的にも有名な貝塚や遺跡から
出土した約1400点の資料で紹介します。
すでにこの展示会に行かれた方からメッセージが届いています。
メールマガジン「縄文塾通信」より本日私のところに配送されました。
なかなか味のあるよい紹介文でちょっと行きたくなりました。
今日はそれを紹介したいと思います。
応援↓ポチッとお願いします。(歴史ブログの方もよろしく)
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posted by tano at : 2009年09月30日 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.26
日本古代;征服部族が作り上げた支配構造
日本の古代黎明期を追求しつつ、未来狂冗談氏の「皇統と鵺の影人 第一巻」を拝読した。かなり面白いサイトで、切り口も鋭く独自の視点で説を展開しています。
ここで敬意を表しつつ、氏の説を紹介したい。かなり長い内容でしたが以下、一巻のポイントを以下にまとめてみました。
posted by ihiro at : 2009年09月26日 | コメント (17件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.24
新テーマ:「日本人は闘えるのか?」①~縄文から流れる日本人の可能性と弱点
民主党鳩山内閣が動き始めましたね!
今回の民主党の圧倒的勝利は、これまでの60年にもわたる自民党の権力支配の壁を打ち崩したという意味において画期的な出来事であり、大衆的な共認闘争の勝利である、というのが本質ではないでしょうか。
そんなわけで民主党には真の意味での“民主”政治を期待するわけですが、自民党が崩落した今、残された課題は“第一権力たるマスコミ”との闘いです。加えて、諸外国からの圧力も含め、縄文以来の受け入れ体質をに残している私たちにとって、これからが正念場ですね。
そこで新しい時代の幕開けということもあり、新テーマを設定しました。
題して、 「日本人は闘えるのか?」
何回かのシリーズでお送りしたいと思います。
まず初回は、縄文人が渡来人を受け入れた時の考察から、弱点構造の位相について紹介します。
いつものように応援お願いします!!
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posted by nishipa at : 2009年09月24日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.21
中国に世界が侵入した時代:モンゴル帝国(元)
中国の歴史で転換点かもしれない。と感じたのがモンゴル帝国⇒元の時代。ヨーロッパやイスラムがアジアと繋がった時代だ。
世界史を動かしたアジアや中近東の民族(モンゴルとイスラム帝国)
→(ヨーロッパは)『世界史を動かしたアジアや中近東の民族』に太刀打ちできないから、略奪・奪還する。
⇒それくらい、モンゴル帝国の成立は世界史に影響を与えたということ。
その強大な力を誇ったモンゴル帝国を紹介します。
モンゴル帝国は、チンギス・ハンによって統一された中央アジアの遊牧民が、中華帝国、イスラム帝国、キエフ公国という農耕世界を征服することで形成された。
モンゴル帝国は、東・西世界を統合し、ユーラシアの大部分を支配した点で、「世界史」の起点となる大帝国であった。当時(13世紀初め)の中華帝国(南宋)は、北半部を金に征服されており、イスラム帝国(アッバース朝)も地方政権の分立により名目的な存在にすぎず、ともに衰弱していた。モンゴル人は大商圏の統合を求めるイスラム商人の助けを借りて、東西の大農耕地帯を征服・支配したのである。
(早わかり世界史 宮崎正勝著 日本実業出版社より)
◇ユーラシアを制したモンゴルの大帝国◇
(早わかり世界史 宮崎正勝著 日本実業出版社より)
byさーね
応援よろしくです!!
参考サイト⇒詳しくは以下のサイトを読んでみてください!
歴史研究所 中国史
第14回 モンゴル帝国
第15回 元の中国支配
第16回 モンゴル・元代の文化
参考図書
早わかり世界史 宮崎正勝著 日本実業出版社
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posted by sawatan at : 2009年09月21日 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.21
中国人の民族性①
●隣国中国の経済的発展・軍事的膨張が急激な勢いで進行しています(映像)
太古より日本とは切っても切れない関係を保ってきた「近くて遠い国」中国は、現在一党独裁下での「赤い資本主義」というなんだか良く分らない国として現出しています。しかし隣りの大国として、今後否応無く相互の関係が深くならざるを得ない以上、無闇な警戒心を抱くことなく彼の国の歴史や民族性を客観的に理解しておく必要があります。
そこで、これから2回に分けて中国人の民族性と中国人社会理解に不可欠な秘密結社とについて報告します。クリックもお願いします。
posted by ryujin at : 2009年09月21日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2009.09.19
バビロニアでは、全てが「銀」で計られるようになった。
裏の支配者 その起源を探ってベネチア商人からカルタゴ商人、フェニキア商人そしてバビロニアの商人に遡っています。
今回はバビロニアで生まれた古代の商人の姿を探索します。 🙄
人と人の関係に共同性が失われ、人々は私権に収束せざるを得ず、全ての価値が「銀」の量で計られるようになってしまった時代、王直轄の交易は、王から独立して交易をはじめた宮廷使用人が商人による交易へ、そして金貸しが富裕層になっていきます。
by tamura
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posted by nandeya at : 2009年09月19日 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList