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2009年04月25日

天皇って何?

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<ウィキペディア 天皇(神武天皇版画 月岡芳年作)より引用リンク
上の絵は、日本書記や古事記に記載されている、初代天皇『神武天皇』の絵です
神武天皇とは何者か?ご存知の方も多いかもしれませんが、天津アマテラスの孫にあたるニニギの孫?のイワレヒコのことを指します。イワレヒコは九州からヤマトへと、援軍と共に東征を行いました。行く先々では、神武(イワレヒコ)の前に様々な苦難が待ち構えています。しかし、神武(イワレヒコ)はあきらめることなく、ルートを変更したり迂回しながらなんとかヤマト入りを果たします。
これが、かの有名な、神武東征というお話しです。。。
古事記や日本書記では、神話の世界の話しが終わると、次に天皇を中心に話しが進みます。
氏族との関係だったり、お家騒動などなど、読んでいて飽きることが無いのですが、ふと、 『天皇って一体何なんだ????』という疑問にぶち当たりました。
同様の疑問を抱いている人もたくさんいらっしゃると想いますので、今回は天皇(天皇制)について記事を書いてみます。
その前に、いつものやつをお願いします。
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ありがとうございます 😀
さて、天皇についてですが、現在の天皇が第125代なので、脈々と天皇制というのが続いてきたわけです。
また、日本書記や古事記では、天皇は、天津神の孫(天孫)の子孫だと記載されています。
天皇は、万世一系で神の血が脈々と受け継がれているという設定になっていますが、少しでも古代史を追求していけば、そんなことはありえないことがわかります
そこで、ウィキペディアで天皇について調べてみました

天皇は日本の歴史において重要な権威を有していたが、実際に君主として統治権を行使していた期間は、天皇が存在していた期間と比べると極端に短く、ほとんどが天皇以外の貴族や武家、官僚などによって統治権は行使されている。
とりわけ鎌倉幕府成立以後は武家の棟梁の一族が代々世襲で征夷大将軍に就任し、少なくとも基本的に内政や外交では日本の最高権力者として君臨してきた。
しかし、天皇の地位がそれらの権力者によって廃されたことはなく、時の権力者も形式上はその権威を尊重し、それを背景に地位についていたことが多い。
例えば全国に支配権を敷いていた武家政権の君主である征夷大将軍への就任も形式上は天皇の宣下によって行われることになっており、その権力者は天皇の権威を利用し、その政敵を朝敵(天皇の敵)などに指定させ、その統治権を正当化することが多かった。

ポイントは、藤原氏の台頭以降、天皇が形骸化してお飾りに成り下がった際も、現代まで天皇制度を残しているということです。これは、支配者層にとって、なんらか都合がよかったことの表れですね 🙄
考えてみれば、先の大戦で、日本がアメリカに負けたときも、勝利国のアメリカですら、日本の天皇制を壊すことはしなかったですよね
日本とアメリカでなんらかの取引が行われたとの話しもありますが、いずれにしても、アメリカにとって、
天皇制を残しておいた方が、都合よく日本を支配できたからだと推測できます
それでは、支配者層にとって、天皇性を残しておいた方が都合が良い中身とはなんだったのでしょう
当時の庶民が、天皇をどのように捉えていたのか?の調査が必要ですが、まず間違いなく、支配者層(藤原氏?)が、天皇は神様の子孫であるというストーリーを作り、それを庶民に信じさせることで、共認統合を図ったのだと考えられます。
修験道などが一役かっていたと考えられますが、当時の庶民の意識潮流と合わせて、今後の追求課題とさせてください
今回の記事では、答えは出せませんでしたが、以降も追求していきますのでお楽しみに
以上、やっさんがお送りしました

投稿者 marlboro : 2009年04月25日 List  

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コメント

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投稿者 半杭正幸 : 2009年5月30日 16:47

ブラボ!

投稿者 うりゃりゃ : 2009年5月30日 20:10

グーーーーーーーレイト!

投稿者 カナ : 2009年6月2日 01:20

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