2009年4月29日

2009年04月29日

大和誕生と水銀 ③古墳築造の意味とは

シリーズ3つ目の投稿です。もう水銀は飽きたという方もいらっしゃると思うので、今日は古墳を扱いたいと思います。今日も田中八郎氏の「大和誕生と水銀」より紹介してみたいと思います。
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田中八郎さんが大和の古墳を通して古墳とは何か?を問うています。
大変ユニークな分析なので古墳追求の資料として紹介しておきたいと思います。
今日は原文をそのまま転載してみます。(全文とはいかないので抜粋になりますが、田中先生、読者の皆様どうかご容赦を)
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あらためて古墳とは何かを問い直してみてはどうでっしゃろ
野暮、どあほの声を意識しつつ踏み込みまひょ。それに墓と思い込んでいて間違いはないんやろかという点についてだす。まず古墳の特質を整頓しときまひょ。
①生産性が大きく、大群衆を養う利益が得られた。
②生産利益の種目は農業。
③人工神を誕生させた。
④戦闘集団を創設した。
⑤不特定郡集を管理し組織的社会をつくった。
⑥古墳は彼の世とこの世との合作である。
⑦古墳事業は仏教受容に比肩する新システムだった。

田中先生は上記の仮説を立て、まるで見てきたように語っていくのです。
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投稿者 tano : 2009年04月29日  



 
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