2009年4月11日
2009年04月11日
聖徳太子の功績は捏造か
歴史家の中には、聖徳太子の実在を疑う人が少なくありません。その代表者が、大山誠一氏です。
大山氏は厩戸皇子(厩戸王)の実在は認めています。しかしその厩戸皇子が
1.冠位十二階を定めて、門閥主義を排し、有能な人材を登用した
2.十七条憲法を制定して、天皇中心の国家理念と道徳を提示した
3.小野妹子を隋へ派遣し、隋と対等な国交を開くことに成功した
4.『三経義疏』を述作し、蘇我馬子とともに国史の編纂を行った
という属性を持つ聖徳太子であったことを否定しています。要するに、厩戸皇子は実在しましたが、聖徳太子は実在しなかったということです。聖徳太子は、ヤマトタケルと同様に、『日本書紀』が捏造した、たんなる神話的存在に過ぎない。なぜなら、聖徳太子の実在を保証する、信頼に足る史料が何もないからだと言うのです。
今回は「聖徳太子の功績は捏造か」について調べました。
~永井俊哉ドットコムより抜粋引用しています。
クイックよろしくお願いします。
投稿者 norio : 2009年04月11日 Tweet