2015.01.01

「辺境の地こそ本源の地」~世界の大転換が辺境諸国から始まろうとしている。

明けましておめでとうございます。

本年も「縄文ブログ」をよろしくお願いします。

 

これまで当ブログでは、世界各地の国家・民族の歴史を取り上げ、その本源性と可能性を探ってきましたが、新年第一弾では、これら各地を大きく俯瞰し、その共通項や、世界情勢との関係について読み解いてみたいと思います。

 

ロシアバイカル湖の日の出

ロシアバイカル湖の日の出

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "「辺境の地こそ本源の地」~世界の大転換が辺境諸国から始まろうとしている。"

posted by tanog at : 2015年01月01日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2014.12.30

年末特集~立ち上がれ日本人!

縄文ブログ2014年最後の記事です。

今年は年末に突然の解散、衆議院選挙が行われるなど政界は着々と自民党を固めてアメリカの日本支配が進もうとしています。民族派の小沢や抵抗勢力の野党は悉く排除され、来年度はさらにエスカレートすると思われます。このままでいいのだろうか?日本人!

という事で年末企画として昨年に続き、立ち上がれ日本人を特集します。
材料はすべて2014年の「るいネット」投稿10本から集めました。
私と投稿群とのやりとりでまとめていきます。

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "年末特集~立ち上がれ日本人!"

posted by tanog at : 2014年12月30日 | コメント (4件) | トラックバック (0) List  

2014.12.29

縄文の「繩」の謎

縄文土器蛇信仰
縄文土器や土偶にある縄の模様。
この模様はいったい何を意味するのでしょうか?縄模様に込められた願いとは?

るいネットに面白い視点の記事がありました。さっそく紹介します。

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "縄文の「繩」の謎"

posted by katsuragi at : 2014年12月29日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2014.12.25

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~海洋部東南アジア、マレーシア・インドネシア~☆発達した交易の基盤にあるのは共同体社会と贈与物流NW☆

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~プロローグ

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~マンダラは共同体のリーダーを育てるシステム

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~タイ・ミャンマーにみる信任・共認関係で結ばれる陸のマンダラ

東南アジアシリーズ第4回目ですicon_biggrin.gif

インドネシアのバリ島、マレーシアなどは南国の島として素敵なビーチを思い浮かべます☆一方、スマトラ島の地震や雨の多い熱帯雨林など自然の驚異も頻繁に感じるところです。東南アジアの島々の歴史にはどんな特徴があり、どのような民族がどのような暮らしをしているのでしょう・・・

今回は東南アジア島嶼部の歴史、民族の特徴に迫って行きたいと思いますicon_biggrin.gif

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "大共同体「東南アジア」を支えるシステム~海洋部東南アジア、マレーシア・インドネシア~☆発達した交易の基盤にあるのは共同体社会と贈与物流NW☆"

posted by tanog at : 2014年12月25日 | コメント (1件) | トラックバック (0) List  

2014.12.25

地域再生を歴史に学ぶ~第2回 地域空白期は力ずくの律令制が作った

日本の地域共同体の歴史を縄文時代の後、どう変遷していったかについて見ておきたい。

 【失われた古代集落】
日本は九州から西日本、中部地方にかけて10世紀を境に古代集落が消えるという現象が起きている。これはヤマト時代から奈良時代、平安初期にかけて繁栄した地域が9世紀から10世紀にかけてきれいさっぱりと無くなっているのだ。これは考古学的に証明されており、自然災害など、いくつかの複合的な理由はあるが中心的な理由は社会体制の変化、社会秩序の決定的崩壊にあるとされている。
失われた地域←PDFにて地域の変遷を表記

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "地域再生を歴史に学ぶ~第2回 地域空白期は力ずくの律令制が作った"

posted by tanog at : 2014年12月25日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2014.12.11

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~タイ・ミャンマーにみる信任・共認関係で結ばれる陸のマンダラ

これまでの記事

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~プロローグ

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~マンダラは共同体のリーダーを育てるシステム

 

東南アジア地域は、1万5000年前までは、インドネシアの島々まで陸地としてつながっており、一つの大陸をなしていました。アフリカを出てアジアに向かった人類は、インド南部を通ってこのスンダランドに到達、モンゴロイドの形質をここで育みました。温暖で相対的に豊かな食料に恵まれたスンダランドで、モンゴロイド→東洋人の共同体的な性格が形作られたといえると思われます。

imagesTDW2R0HU

 

今回シリーズで扱う東南アジア地域は、そのようなスンダランド→東南アジア地域の民族がテーマになります。もちろん、かつてスンダランドに居住した民族たちは、現在では、主にポリネシア地域に移動していったと思われ、彼らの資質がそのまま引き継がれているわけではありません。しかし、その地の温暖な気候、豊かな生産力はそのままであり、また、主に北方の中国から、逃げ延びてきた人々が多いこともあり、依然、共同体的な民族が多数を占めています。すなわち、東南アジア全体が「大共同体的世界」と見る事もできるのではないかと考えています。

東南アジア世界は、半島部と島嶼部に大きく分かれ、半島部はミャンマー、タイ、ベトナム(+カンボジア+ラオス)があり、島嶼部には、フィリピン、マレーシア、インドネシアがあります。ミャンマーはチベット方面から、その他の民族はいずれも中国南部から、(恐らく漢民族からおしだされて)現在の居住地へと移動してきた民族たちです。

今回は、「半島部」東南アジアのうち、ミャンマーとタイを扱います。

 

 

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "大共同体「東南アジア」を支えるシステム~タイ・ミャンマーにみる信任・共認関係で結ばれる陸のマンダラ"

posted by tanog at : 2014年12月11日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2014.12.09

地域再生を歴史に学ぶ~第1回「縄文時代の地域の真髄は”ネットワーク”だった」

縄文時代には、「地域」は多数の集落が協力したり、遠方の集団と交易でつながったり、ダイナミックな広がり相互関係をもっていました。

縄文時代は1万年の歴史があり、この時代に培った土台が未だに日本人の中に息づいていると思われますから、そのような縄文時代集団の広域にわたる相互関係→地域意識とはどんなものであったか、他の国や地域とどう違っていたのかを考えてみることは重要と思われます。まずは、その広域の協働の具体事例から紹介します。

①狩猟採集における共同作業

縄文人は採集と漁労が中心でした。まとまって採取や漁労ができる場は限定されており、いずれも生活範囲を超えた集団同士が重なりあいます。そこでは争いより、むしろ共働して大きな収穫を得るという行動を取りました。サケマス漁などは、いくつもの集団が一斉にその時期に集まり、食べきれないほどの食料を持ち帰って越冬の食糧にしました。

イルカや鯨漁なども集団漁で囲い込む事で大きな収穫を得ました。

どんぐりや栃の実にしても、獲れる場所、時期は限られているわけで、そこに複数の集団が集まって収穫していました。また、小動物やキノコ類、山菜は採取しすぎては次の年から収穫できません。獲りすぎないよう収穫量をコントロールする事も互いの集団間で行われたものと思われます。

自然の恵みの中で生かされる縄文集落は時に共働、時に互いに監視、制限をかけて自然とだけでなく集団間での共存を図りました。

1

 

 

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "地域再生を歴史に学ぶ~第1回「縄文時代の地域の真髄は”ネットワーク”だった」"

posted by tanog at : 2014年12月09日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2014.11.29

宗教が国家を上回った国:イスラムとは?8~イスラムの社会統合

クルアーン  イスラム教シンボル画像
皆さん、こんにちは!
現在も続く、イスラムへのメディアによる悪評は相変わらずですが、このシリーズでは、賛同者が増え続けるイスラム社会の本質とその可能性について追求してきました。
最終回は、宗教(観念共認による統合)が国家(力の序列原理による統合)を上回った社会の例として、イスラム世界のイスラム社会の統合手法(=社会構造)をまとめてみたいと思います。

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "宗教が国家を上回った国:イスラムとは?8~イスラムの社会統合"

posted by katsuragi at : 2014年11月29日 | コメント (1件) | トラックバック (1) List  

2014.11.25

地域再生を歴史に学ぶ~プロローグ「なぜ今、地域が求められるのか」

地域再生、地域ニュース、地域おこし、地域創造、地域自慢、地域振興券、地域自治など地域というキーワードで出てくる言葉はいずれも変化や可能性を感じさせる言葉群です。
visual

それに対して国家や市町村という区分は画一的で硬いイメージを与えます。
また、地域といった時にその範囲は関西や東北といった広域から市町村といった単位、さらには地元という意味で集落や地区といった小さい単位までさまざまにあります。
もちろんアジアや北欧といった大きな集合体も地域として呼ばれます。しかし私たちが地域としてイメージし、可能性を感じるのは共通の空間を理解できる”地元”という言葉が最も近いと思われます。アメリカの地理学者ホイットルセーによると地域とは「何らかの意味での一体性をもつ地表の広がり(範囲)」であるとしますが、”地表”という言葉より”社会空間”と言い換えた方がしっくりきます。 ”自分達の生きている場”という意味で”地域”という言葉がしっくりくるのです。

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "地域再生を歴史に学ぶ~プロローグ「なぜ今、地域が求められるのか」"

posted by tanog at : 2014年11月25日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2014.11.24

大共同体「東南アジア」を支えるシステム~マンダラは共同体のリーダーを育てるシステム

大共同体「東南アジア」シリーズの第1回は、東南アジアを理解するうえでキーワードとなる「マンダラ国家」とは何か?を追求していきたいと思います。

●ウォルタースの「マンダラ国家」

仏教のマンダラは、仏の世界、宇宙観と幅ひろい解釈がされていますが、国家論としての「マンダラ」は、紀元前4世紀のインド哲学者カウティリヤが唱えたのが最初で『終わりなく拡大する国家の輪』であるとしていました。ウォルタースはこの「マンダラ」を、1982年の著書で、初期東南アジアにおける政治統合の説明に応用し、それは先史時代の共同体社会を源流にするものであると考えたのです。

ウォルタースによると、初期東南アジアの地図は、マンダラのパッチワークであり、複数のマンダラが重なり合いながら小⇒中⇒大と重層的に統合され、中小マンダラが、その時に勢力の強い大マンダラにより併合されるといった、きわめて流動的なものでした。

マンダラ内の支配者たちは、機会があればその従属的立場を翻して自身の従属国ネットワーク、すなわち自身のマンダラを打ちたてようとしていました。また、マンダラの支配者は、専制君主ではなく仲介者であったとされています。力で押さえつけるのではなく、平和を保ち、多くの異なった集団を動員する力を持っていたといわれています。裏を返せば、支配者がマンダラ周辺で影響力を行使しようとすれば、自らの直轄地で人望を得ていなければならず、それが不安定になればそれはすぐに周辺に伝わり、マンダラを縮小させることになったといわれています。(加藤久美子:東南アジア「伝統的国家」としてのタイ族ムアン連合の研究より)

ウォルタースは、近世以前の東南アジアの社会に、

○先史時代からの共同体社会が根強く残っていたこと

○共同体は武力でなく、リーダーの統合力によってまとめられていたこと

○リーダーの評価によって、共同体は有機的に拡大・縮小または融合する「マンダラ」の様相をもっていたこと

を見出したのでした。

では、東南アジアの歴史を概観しながら、マンダラ国家の実体に迫ってみましょう。

 

「海のマンダラ」「山のマンダラ」の多中心モデル(白石隆 「海の帝国」より)

「海のマンダラ」「山のマンダラ」の多中心モデル(白石隆
「海の帝国」より)

 にほんブログ村 歴史ブログへ

続きを読む "大共同体「東南アジア」を支えるシステム~マンダラは共同体のリーダーを育てるシステム"

posted by tanog at : 2014年11月24日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

 
Secured By miniOrange