2009.08.15

日本の支配勢力1【卜部氏(ウラベシ)の系譜】

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壱岐月読神社
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その由来説明銘板
 はじめまして。2310といいます。今日、初めて、【縄文と古代文明を探求しよう!】のブログに記事を書かせて頂いてます。
 この間、日本の創成期の神話や東国の情勢、蝦夷、葛城氏、卜部氏、蘇我氏、物部氏など豪族の当時の様子や縄文の時代、修験道・山伏の諜報機関、南北朝の勢力分布などに触れ、この時期の史実が驚くほど不明確であることを認識しました。(逆に、だから面白いのですが・・・)そんな世界で人々がどのような共通認識をもって社会を統制していたのかを想像することは楽しく、歴史の面白さをいまさら感じています。
記紀や古事記が当時の支配者によって書き換えられていることを前提に、拙稿でありますが、考えたことを記事にして見たいと思います。
 神話、実話の中で、系統、系譜、事跡が不詳だったり、過去を消して姓を変えたり、自分の都合よく史実を改竄し、支配したりして、実態がよくわからない対象があります。歴史上、なんらかの理由で当時は都合がわるかったとためと解釈できますが、仲間との話しの中で、記紀中で三貴士として重要視されているが、殆ど事跡がない神【月讀命(ツクヨミノミコト)】を不思議にかんじていました。天照大神(アマテラスオオミカミ)が、天皇系統建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)は、出雲系統であるとしたら、この月讀命とはいったいなぜ、記紀に編纂時に必要だったのか?なかり謎です。また、月讀命は、その後の系譜がほとんど記載されていませんので想像するしかないですが、この月讀命を祀る氏族【卜部氏(ウラベシ)】の出自と系譜を見る中で、その中身を見ていきたいと思います。ひょっとしたら、大豪族の葛城氏の系譜か?天皇系統より先に土着の神の系譜か?話題は尽きませんが・・・
詳しい分析は、 【続き】にて記載しておきます。
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posted by 2310 at : 2009年08月15日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2009.08.14

中国における封建制と宗法(殷・周代)

『闇の第三勢力:中国~比較年表』『中国文明の追求~これまでの成果』にもあるように、中国史に対する追求が始まっているようです。

この流れに少し乗って、前回の『科挙制度に儒教が導入されたのはなぜ?』)より、孔子が顕彰したとされる「周代の封建制と宗族制」とは、どのようなものだったのか。周及びその前の殷について調べてみたいと思います。

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posted by yoriya at : 2009年08月14日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2009.08.13

NHKスペシャル「日本と朝鮮半島2000年」第4回放映~そして「日本」は生まれた

シリーズNHKスペシャル「日本と朝鮮半島2000年」第4回です。
そして「日本」は生まれた~白村江の終戦から律令国家へ
7月26日に放映された内容の要約を記事にまとめました。
前2回の記事と併せてお楽しみください。
NHKスペシャル「日本と朝鮮半島2000年」第2回放映
NHKスペシャル「日本と朝鮮半島2000年」第3回放映
今回の放映の時代は7世紀の乙巳の変(645)から大宝律令(701)までです。
時間のない方の為にまずは放映内容を概略してみます。
 7世紀初頭までに倭国は蘇我入鹿が支配していた。7世紀半ばに入鹿暗殺という二本史上の大事件が起きるが、この乙巳の変(大化の改新)とは単なる権力闘争ではなかった。この事件は朝鮮半島との外交戦略を巡る対立から発生した。
唐という大国が登場し、朝鮮半島が戦乱にまみれると、その動乱の影響は同時に倭国にも伝染し、対唐戦略の元、新羅、百済、倭国の間で様々な政治緊張関係が発生した。

わずか50年の間に親百済→親新羅→親百済を経て律令国家として自立した倭国は8世紀初頭には唐や新羅と対等に外交する国家へと体制を固めていった。
その為に必要だったのが律令制度であり、強大な都(藤原京)の建設であり、天皇という称号であった。8世紀初頭に唐に行った遣唐使の際に初めて対外的に日本という国号を用いた。

白村江の戦いで半島に上陸すらできずに唐の水軍の前で赤子のように敗北した倭国がわずか30年で新羅に追いつき律令国としての体制を整える事ができたのは百済滅亡が大いに関係していた。
今回の放映はその歴史的な綾を史実や史跡を元に解説していきました。
NHK製作なのでどうしても政治的な配慮が気になりますが、また史実なのかNHKの推測なのか曖昧な表現もあり、???がついた部分もありますができるだけ正確に伝えたいと思います。
それでは中身について詳報させていただきます。時間のある方は以下もご覧になってください。
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posted by tano at : 2009年08月13日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2009.08.12

歴史構造解明の基礎データ(人口・食料・気候)

こんにちは、みっちーです☆⌒(*^∇゜)v
日本の歴史を捉えていく上で、各時代の勢力と制度だけでなく、
その時代の人口規模、食料、気候etcという多面的な視点も欠かせません。
今回はその多面的な視点の基礎となるように、基礎データを調べてみました。
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posted by staff at : 2009年08月12日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2009.08.11

中国文明の追求~これまでの成果

こんばんは!
中国文明の追求はしばらく中断していましたが、また再開していきます!
今後の世界情勢を見ていくうえでも中国の動向~分析は重要かと思いますので、これまでの古代史からの追及に加え、現代的な問題点からも歴史を遡って通史的に扱っていきたいと思います。
そこで今回は、これまでの中国関連の追求成果について古代史を中心に、るいネット 、知られざる人類婚姻史と共同体社会 、当ブログより紹介します。
応援していただけると元気が出ます!
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posted by nishipa at : 2009年08月11日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2009.08.11

日本神話の不思議⇒追求課題は?

未分類

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<ウィキペディア 天照大神(リンク)より引用>
みなさん、こんばんは。やっさんです
暑い夏も中盤に差し掛かって、明日からお盆休みという人も多いのではないでしょうか?
さて、今回の記事は、改めて古事記や日本書記に記載されている日本神話の神様(の一部)をおさらいしてみたいと想います
続きに行く前にいつものヤツをお願いします
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posted by marlboro at : 2009年08月11日 | コメント (1件) | トラックバック (0) List  

2009.08.10

闇の第三勢力:中国~比較年表

先日のなんでや劇場では、「闇の支配勢力史」をテーマに開催されました。
昨今の既存制度の破綻連鎖に伴い、これまであまり表に出てこなかった勢力の存在が露になってきており、今後の社会を占う意味でも、その歴史構造を解明することは非常に重要な課題です。
その中で、僕らのグループは、第三の勢力の一つである「中国」を追求していこうと考えています。
7/20なんでや劇場レポート1 「闇の支配勢力史」 1/3
これまで、古代を中心に調べてきましたが、その枠を取り払い、現代まで遡り歴史事実を明らかにしていければと思います。
今日は、まずは年表投稿です。中国だけでなく、朝鮮や日本などの時代区分と比較することで、時代感覚がつかめる様にしてみました。
色々な年表がネットにありましたが、平野古陶軒の比較年表をベースにさせて頂きました。
byさーね 😉
応援よろしくです
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posted by sawatan at : 2009年08月10日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2009.08.08

欧州の2大支配勢力:古代ローマ以来の貴族系とフェニキア以来の金融系

未分類

昨年から始まった金融破綻後、水面下で世界は大きく動いている。近代以降、世界を動かしてきたのは圧倒的な資金力を持つ金貸し(ロスチャイルドやロックフェラーetc)だった。しかし昨年の金融危機で、アメリカの背後にいる金貸しの力が衰え、世界は多極化しつつある。
この多極化を主導してきたのは、欧州勢。独首相メルケルが金融規制を唱え金貸しを抑えると共に、同時に英仏首脳がG7→G20を誘導してきた。彼らは何を狙っているのか?
この欧州政治家の背後に古くからの欧州貴族がいる。世界を動かす欧州貴族勢力について、彼らの基盤を含め大きな構造を把握しておきたいと思います。これは世界史を正確に読み解くにしても不可欠な構造だと思います。

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posted by ihiro at : 2009年08月08日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2009.08.07

ローマ・カトリック教会が国=皇帝を超えて組織化されたのはなんで?.

😀 くまなです
キリスト教を爆発的に広めたパウロキリスト教の拡大~ミラノ勅令でローマ帝国の公認宗教へに続けます。
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総本山であるサンピエトロ大聖堂(カトリック教会より)
ローマ・カトリック教会は教皇を頂点とする世界統一組織です。現在ローマ法王は世界に約10億人といわれるカトリック教徒・カトリック教組織の頂点に存在します。その起源は西ローマ帝国(西暦395年~476年)を基礎としたローマ・カトリック教会にあります。
同じ時代には、同じカトリックの流れを汲む東方正教会があります。ここでは、各教皇は皇帝に従属していました。例えば、教皇を任命したり辞めさせたりしていました。
ローマ・カトリック教会で実現した統一組織が権力の集中を生み、その後の力の基盤を形成してゆくことになるのです。今回はその原因構造に迫ります。
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posted by kumana at : 2009年08月07日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2009.08.06

キリスト教の拡大~ミラノ勅令でローマ帝国の公認宗教へ

こんにちわちわわです。
ぴんぐーさんに引き続き、キリスト教が拡大しローマ帝国の公認宗教になるまでを追っていきます。
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パウロの功績の一つは、これまでギリシャ系ユダヤ人のキリスト教への改心がメインだったのに対して、対象を他の宗教へも拡大していった事です。
ユダヤ人キリスト教徒が改宗した異邦人にも割礼の儀式を施すべきだとした割礼論争にけりをつけ、キリスト教徒にはユダヤの律法に従う必要がないと説き、他の宗教へ広めてゆく素地を築きました。
3回にも渡る布教の旅から想像すると、結構なお金持ちで、一般庶民に限らず、特権階級にまで、布教の対象を拡げていたと思われます。ローマ帝国にとらえられ、ローマで殉教においこまれたのも、これらの布教活動をローマ帝国が脅威に感じたからです。
バチカンのサンピエトロ寺院は、もともと、こうしたキリスト教徒を処刑するところでした。
現在ローマ教皇の地位は、キリストの一番弟子ペトロとパウロが殉教したローマの教会が他のキリスト教会より優位に立つことの根拠となっています。
バチカンあやしいと思った方↓↓ぽちっと!
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posted by tiwawa at : 2009年08月06日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

 
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