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歴史構造解明の基礎データ(人口・食料・気候)

こんにちは、みっちーです☆⌒(*^∇゜)v
日本の歴史を捉えていく上で、各時代の勢力と制度だけでなく、
その時代の人口規模、食料、気候etcという多面的な視点も欠かせません。
今回はその多面的な視点の基礎となるように、基礎データを調べてみました。
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■まずは人口についてのデータです。
縄文時代から現代に至るまでの人口推移を「社会実情データ図録」 [3]さんより引用します。
[4]
江戸時代に入っての人口急増と、その後の江戸時代の安定は興味深い推移ですね。
■次は食料についてです。
縄文時代は主に採集生活を行い、
木の実を主食といたことがるいネット [5]で取り上げられています。

「縄文時代を支えた落葉樹林の豊かさ」 [6]
縄文時代は木の実が主食だった。彼らにとっては、木の実がどれだけ取れるかは、死活問題であった。落葉広葉樹林の森では、ミズナラ・コナラ・カシワ・クヌギなどのドングリの類、ブナ・トチノキ・クルミ・ハシバミ・クリなどが、照葉樹林では、アカガシ・アラカシ・イチイガシなどのカシ類とツブラジイ・スダジイ・マテバシイなどのシイの実が、主として採集された。

また縄文時代の植生を「水土の礎」 [7]さんより引用します。
[8]
弥生以降は農耕が盛んになってきます。
弥生時代以降の耕地面積と農産物の消費量のデータを、
「日本人口史と農地の開発過程についての研究(著:松尾欣ニ)」 [9]より引用します。
(単位年当りの増加人口・増加面積は独自に追加)
[10]
江戸時代以降はほぼ農産物で食料が賄われていますが、
それ以前はまだ大きく採集に頼っていたことがわかりますね。
■最後に気候についてです。
気候変動は、採集及び農耕に大きな影響を及ぼしていると考えられます。
現代に至るまでの気候を「武田邦彦 (中部大学)」 [11]さんより引用します。
[12]
平安時代に温暖期に入っていることがどんな影響を及ぼしたのか?
特に耕地拡大や干ばつなどとの連環が気になるところですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
みなさんに有効に活用して頂いて、歴史構造の解明が進めばなによりです。

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