2009年6月13日

2009年06月13日

縄文人の精神性(イヌイトの世界観から)

最近、縄文ネタが切れているようなので、息抜きを兼ねて縄文ネタをアップします。
今回は、イヌイトの世界観を通じて、同じ狩猟採集民である縄文人の精神性に触れてみたいと思います。
 カナダ・イヌイト社会の分業と男女関係 【引用・編集】させていただきました。

イヌイト社会では人間と動物は相互依存関係にある。
簡単にいえば、動物、たとえばカリブーは普段、カリブーの「世界」にいて姿形もなすことも人間と同じであり、同じような生活しているが、人間の「世界」に現われるカリブーは衣服の材料になる毛皮、食料になる肉、道具の材料になる角などをつけて現われる。人間の「世界」へ行ってはまた自分の「世界」に戻らなければならないが、自分の力では戻れない。

無事に戻るためには、人間の手によって肉体から魂(イヌア)を解放してもらわなければならないが、解放してもらう見返りに、人間に毛皮や肉を与えるのである。
つまり、カリブーは毛皮や肉などの手土産を携えて人間の「世界」へ現われると考えられ、正しい儀礼に則って自分の「世界」へ確実に戻してくれる人間を選び、自らを獲らせるのである。
その意味で、動物は人間の心の中まで覗いて、行動も考えも正しい者を選ぶ。

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投稿者 naoto : 2009年06月13日