2009年6月6日
2009年06月06日
日本人:遺伝子的には北東アジア系、でも心は縄文系なのはなんで?
古代日本には、大陸からの様々な民族が流入してきた。中国大陸からの倭人や北方騎馬系の人々がが流入し弥生時代となり、人種的・DNA的には次第に北方系が強くなり、一見東北アジアや朝鮮の民族と変わらなくなったと言われる。下図の分析からは確かにそう見える。
参照:日本人は何処から来たか 松本秀雄著
※松本氏によると、血液型の中のGm(ガンマー・マーカー)型という血液型は、人種の識別、混血の有無、混血の割合、民族の移動の跡をたどるのに有効であると考えられている。このGmによって分布図を描いた結果、上図のようなGm遺伝子の頻度分布図が得られたという。この本の著者は、血液学や遺伝学そして分子生物学の立場に立って日本民族バイカル湖畔起源説を提示している。
しかし、現代の日本人は明らかに日本人として一つのまとまりがあるし、大陸の中国人や朝鮮人とは明らかに違う心性を持っている。
例えば、
・まわりとの和を重んじる、自己主張しない。
(反面、ハッタリ・交渉に弱い)
・自然との共感性(虫の声まで左脳で聞く)
・舶来信仰
周辺民族にこれらの感覚が薄いとすれば、その根本にあるのは、縄文人の感覚・共認内容としか考えられない。しかし、DNA的には中国東北部や朝鮮民族とあまり変わらない。・・・・・それはなんでだろうか?と長い間不思議に思っていた。
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投稿者 ihiro : 2009年06月06日 Tweet