2010.08.02

学者による集落論第2回【縄文の集団に学ぶ~その7】和島家族論って本当?

集団の分化・統合を解明するには、当時の外圧状況において、集団の最基底部にある男女規範、婚姻制がどうなっていたのかを仮説を元に組み立てていく事が不可欠ではないかと思います。 次回は、和島論についてもう少し詳細に見ていきます。学者による集落論第1回【縄文の集団に学ぶ~その6】
前回のsinkawaさんに引き続き、学者のよる具体的な集落論・家族論を見ていきたいと思います。今日は、和島誠一さんによる和島家族論です。
実際に読んでみるとどうもわかり難く、一方で本当?と感じるところがあります。その部分も含めて、和島さんは何を考えたか?詳細に追ってみたいと思います
byさーね
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posted by sawatan at : 2010年08月02日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2010.07.30

シリーズ「インドを探求する」第9回~なぜインドで仏教は誕生し、衰退したのか<その1>~

インドにおいて誕生した仏教
アジア各地に広まり、日本に定着しました。
しかし、インドにおいて仏教は、13世紀以降その姿を消しました(現在は復活の兆しがありますが)。
学者からは、様々な説が出されており、定説では、イスラムによる攻撃となっていますが、だとしたら、仏教以外の宗教、とりわけヒンドゥー教が残ったのは何故なのか?
どうも、仏教徒だけを攻撃したとは考えにくいのです。
そこで、今回は、その仏教衰滅の謎に迫っていきます!
宗教ってなに?番外編~インドに仏教が根付かなかったのはなぜ?①~
の続編として、仏教誕生から衰滅までを見ていきたいと思います。
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posted by jomon10 at : 2010年07月30日 | コメント (2件) | トラックバック (0) List  

2010.07.26

学者による集落論第1回 【縄文の集団に学ぶ~その6】

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【縄文の集団に学ぶ】シリーズも第6回目となります。
第3回から前回の5回目までは、「縄文集落」はどのように構成されていたのかについて、お伝えしてきました。
前回は「外婚制度の取り入れ」、集団規模が拡大した時にどのように集団を分化・統合したのかについて、集団内の婚姻規範によって統合したと言う内容をお届けしました。
今回は、縄文時代の集落や家族構成が、学者の世界ではどのように解釈され定説となっているのか、についてお送りしたいと思います。
縄文集落研究の2大論説、和島誠一の集落論と水野正好の集落論についての投稿です。
るいネットの投稿 「縄文集落論の変遷(1)」の引用です。
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posted by sinkawa at : 2010年07月26日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2010.07.24

シリーズ:「国家と市場」第8回 【外向収束⇒認識収束に応える『認識形成の場』】

これまで人類は生存圧力、同類闘争圧力、具体的には私権闘争圧力を主活力源とし、その圧力に適応する機能を有する国家が社会を統合してきました。
つまり、他の生物と同様に、まず外圧があり、それに適応しようとしてその外圧を圧力源=活力源とし、最先端の統合機能に収束することで、適応してきました。
ところが市場の拡大により豊かさが実現され、今や従来の活力源は機能しなくなり、国家も統合機能を失ってしまいました。%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AF%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%92%E7%B5%B1%E5%90%88%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%9B%B3%E8%A7%A3.jpg
そこで、前回はこれからの新しい圧力源=活力源とは何か、を紹介しました。
今日は、国家に変わる新たな統合機能、最先端機能とは何か、について「超国家・超市場論」をみていきたいと思います。
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posted by saah at : 2010年07月24日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2010.07.21

シリーズ『イスラムを探る』 第9回 イスラム法は共同体の充足規範体系

こんにちは。
シリーズ『イスラムを探る』、今回で8回目です。
 『イスラムを探る』 プロローグ
 第1回 イスラム社会ってどんな社会?
 第2回 イスラム教誕生前夜の状況
 第3回 ムハンマド登場と急拡大したイスラム教
 第4回 急激な市場化の中で生まれたイスラム
 第5回 イスラムの経済原理
 第6回 イスラム共同体:規範と貨幣により結合された超共同体
 第7回 イスラム帝国の拡大と分裂
 第8回 イスラム教とユダヤ教、キリスト教を分けたもの 
今回はイスラム法の成り立ちについて見ていきます。
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ラマダン明けの祭りを迎えたメッカの様子、、、写真はこちらからお借りしました。
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posted by nishipa at : 2010年07月21日 | コメント (3件) | トラックバック (0) List  

2010.07.19

シリーズ「インドを探求する」第8回~インドにカーストが発達した理由、継続した理由~

 インド社会を考えるとき、避けて通れないのが、インド独特の厳しい身分制度カーストです。
 今回は、何故、インドでは独自の身分制度であるカースト制度が強固に発達し現在も強い影響力を持っているのか。について考えてみたいと思います。
■カースト制度が誕生した直接的理由とその意義
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 アーリア人によるドラビダ人の支配を武力を用いずに行なうためのドラビダ人を納得ずくで従える制度である。
 この制度が誕生し、社会共認になった時にアーリア人のドラビダ支配は成立した。そして、武力によらずに秩序、序列制度を確立しえた点においては他の地域に比べて優れた制度と言える。
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posted by tama at : 2010年07月19日 | コメント (5件) | トラックバック (0) List  

2010.07.18

縄文集落を解明する第3回【縄文を学ぶ位置づけー5】

http://www.biological-j.net/blog/2008/07/000519.html%25E5%258D%2598%25E4%25B8%2580%25E9%259B%2586%25E5%259B%25A3%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2588.jpg
>しかし、経験的にも数十人と数百人ではその集団に要求される統合力はまるで異なると思われます。
数百人規模が定住するとなれば恐らくある程度の小集団毎の役割分担も発生したであろうし、もめごとを調整する集団統合機能が必要になったと考えられます。
縄文集落を解明する第2回【縄文を学ぶ位置づけー4】
なるほど!
人数が拡大していけばいくほど、従来の小集団をまとめる方法が通用しなくなりますよね。
そこを私たちの祖先である縄文人はどのように対応してきたのでしょう?非常に興味がわいてきますね。
ところで私たちが普段最も身近に意思疎通ができると考えている人数はどのくらいでしょう?
人によって多少のばらつきがあると思いますが、概ね5~6人くらいでしょうか。 🙄
ある サイト によれば、

・プロジェクトを進めていくなど意思疎通を常に必要とする人数の限界が5~6人に思える。
・係(部署の最小単位)の限界が5~6人であれば、課においては係長5~6人が限界となる。それ以上になると係それぞれの利益が課全体の利益と刷合わせができず、意見の相反が起こる。打ち合わせ、会議も5~6人を超えるあたりから話し手と聞き手がすっぱりわかれる。
・仮説であるが、5~6人が一係の限界、5×5~6×6、25~36人が課(または最小単位の上)の限界、5×5×5~6×6×6、125~216人が部(最小単位の上の上)の限界ということになるのではないか。
・人員を投入してもうまく行かない・・・その理由はここいらへんにもあるんじゃないかな。組織に限らず人が集まる場合には自然とそういう分け方になるんじゃないか。

とのこと。現代社会(特に企業集団)では、人が集められる限界があるように、縄文時代においても、人口が拡大していく過程では、一定規模単位での「分化」とそれを連携するための「統合」が必要でした。
今回は日本人初の分化と統合がどのように行われたのか?を追求してみます。
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posted by chai-nom at : 2010年07月18日 | コメント (1件) | トラックバック (0) List  

2010.07.17

シリーズ:「国家と市場」第7回 【人類の新たな活力源=圧力源】

未分類

これまでのシリーズで「国家と市場」の構造を扱ってきましたが、その中で、より根底にある社会の活力源=圧力源も触れていました。
これまでの社会(私権時代)は生存圧力に基く私権闘争の圧力が活力源となっていたが‘70年以降(貧困の消滅以降)私権闘争の圧力は衰弱して、誰の目にも活力ダウンは明らかになった。
そしてこのまま、社会は活力ダウンし続けて衰弱に向かうのか?
いいや、社会(人類)は、新たな活力源に向かっているのです。
第7回は「人類の新たな活力源=圧力源」について記載した記事を紹介します。
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posted by ryou at : 2010年07月17日 | コメント (1件) | トラックバック (0) List  

2010.07.14

シリーズ『イスラムを探る』 第8回 イスラム教とユダヤ教、キリスト教を分けたもの

未分類

シリーズ『イスラムを探る』今回で7回目です。イスラムの記事が増えてきました
『イスラムを探る』 プロローグ
第1回 イスラム社会ってどんな社会?
第2回 イスラム教誕生前夜の状況
第3回 ムハンマド登場と急拡大したイスラム教
第4回 急激な市場化の中で生まれたイスラム
第5回 イスラムの経済原理
第6回 イスラム共同体:規範と貨幣により結合された超共同体
第7回 イスラム帝国の拡大と分裂
今回は、同じ一神教で、時代的には先輩格のユダヤ教とキリスト教とはどう違うのか見ていきたいと思います。
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メッカ巡礼:膨大な信者が整然と並ぶ・・・ 写真はリンクよりお借りしました
まずイスラム教です。イスラム教は普段日本人にはなじみが薄いですが、どうもかなり一体感や連帯感を作り出すことを重要視しているようです。(以下)

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posted by ihiro at : 2010年07月14日 | コメント (0件) | トラックバック (0) List  

2010.07.12

縄文集落を解明する第2回【縄文を学ぶ位置づけー4】

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☆第1回では縄文時代に見られる環状集落と、この時代の婚姻様式が父系と母系が入り混じった双系社会であったことの相関性について仮設が提示されました。
第2回は環状集落の発展と衰退の事例とその要因について書かれた記事を紹介します
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posted by ryujin at : 2010年07月12日 | コメント (6件) | トラックバック (0) List  

 
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