2009年8月6日
2009年08月06日
キリスト教の拡大~ミラノ勅令でローマ帝国の公認宗教へ
こんにちわちわわです。
ぴんぐーさんに引き続き、キリスト教が拡大しローマ帝国の公認宗教になるまでを追っていきます。
パウロの功績の一つは、これまでギリシャ系ユダヤ人のキリスト教への改心がメインだったのに対して、対象を他の宗教へも拡大していった事です。
ユダヤ人キリスト教徒が改宗した異邦人にも割礼の儀式を施すべきだとした割礼論争にけりをつけ、キリスト教徒にはユダヤの律法に従う必要がないと説き、他の宗教へ広めてゆく素地を築きました。
3回にも渡る布教の旅から想像すると、結構なお金持ちで、一般庶民に限らず、特権階級にまで、布教の対象を拡げていたと思われます。ローマ帝国にとらえられ、ローマで殉教においこまれたのも、これらの布教活動をローマ帝国が脅威に感じたからです。
バチカンのサンピエトロ寺院は、もともと、こうしたキリスト教徒を処刑するところでした。
現在ローマ教皇の地位は、キリストの一番弟子ペトロとパウロが殉教したローマの教会が他のキリスト教会より優位に立つことの根拠となっています。
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投稿者 tiwawa : 2009年08月06日 Tweet