2009年2月28日
2009年02月28日
神社の起源~最初から支配目的で造られたのでは?
神社はいつ頃、何の為に、どのようにして作られたのでしょうか?
神社の起源より
①昔は大木や巨岩、山など、特異な自然物に神が宿ると考えられていた。
→【精霊信仰】(日本においては八百万の神と称される。)
②古代の人々はそうした自然物のある神聖な場所に臨時で仮設の祭場を設けて、祈祷や祭事を行っていた。
③やがて、そこに神の住むところとして「やしろ」「みや」と呼ばれる常設の社殿が造られるようになったのが、今日まで続く神社の原形。
→もちろん、常設の社を建立するには、集団組織力が必要であり、社殿の起源は力のある豪族や氏族などが自分たちの氏神【守護神信仰】を祀るために造ったと考えられる。したがって、最も力のあった天皇の社として、(伊勢)神宮が最初期に社殿を整えたのは当然のことと言える。
④その後、天皇をはじめ、力のある豪族らが自分たちの支配力を高めるため?に、各地で神社の社殿を整えていった。
今日は、社殿の起源と考えられる弥生初期の遺跡から紹介します。
応援ヨロシクです。
投稿者 nishipa : 2009年02月28日 Tweet