2007年7月24日
2007年07月24日
日本人の基層には西の文化がある!
こんばんわ。tanoです。久しぶりに投稿します。
今日はこの間からここに度々登場している照葉樹林文化についてです。
縄文時代といえば三内丸山遺跡や東北、中部地方に多くの人口が分布したことからナラ林の落葉樹文化が中心と論じられていますが、弥生以降の農耕文明を作り出し、現在の日本人の基層になったのは縄文時代に培った照葉樹林文化の中にあると言われています。
「縄文文化と日本人」という本の中で佐々木高明氏が詳しく書いています。
この本の中では容易にサケ等の海洋資源やクリ、トチなど容易にそのまま食べられる食料が手に入るナラ林文化とかなり工夫をしなければ食料として得られない照葉樹文化の2つが同時並行的に縄文時代に存在していたことが書かれています。
その書籍の中から今回は照葉樹林文化の特徴と発展、その後の日本に至る流れを紹介したいと思います。私がとても感銘を受けた部分です。
よければ、応援クリックをお願いします。 🙂
投稿者 tano : 2007年07月24日 Tweet