2007年10月8日
2007年10月08日
東アジアの基層にある二重構造 ~中華と辺境の民族~
東アジアには2種類の基層文明があるように思う。
遊牧・掠奪闘争の流れを汲む黄河文明と、原始文明の流れを汲む長江文明の二つ。それぞれ、牧畜・畑作文明と稲作文明とも言われる。
黄河文明は、西北に広がる中央ユーラシアの草原地帯を通して、西アジアに連なる文明であり、メソポタミアやヨーロッパに近い性質を持っている。それに対して、長江文明は、中国の南方に連なる東南アジアの稲作地帯に連なり、海上を通して日本に通じていた。
中国まるごと百科事典よりお借りしました
投稿者 ihiro : 2007年10月08日 Tweet