2009年7月7日
2009年07月07日
科挙制度に儒教が導入されたのはなぜ?
科挙制度とは中国、隋初から実施された高等官資格試験制度です。
その制度の内容は、豪族(後の貴族)による推薦制ではなく、家柄や財産に関係なく、広く有能な人材を確保し高級官僚に登用するもので、官僚=特権を与えることで、国家への恩義を感じ忠誠を誓うという制度です。
一方、儒教の根本概念は「仁」にあります。
具体的にいえば、親子兄弟の情である孝悌を根本とするものです。
科挙と儒教、一見、相反するように思えますが、科挙制度になぜ儒教が導入されたのでしょうか
投稿者 yoriya : 2009年07月07日 Tweet