2011年12月28日
2011年12月28日
「支配者から見た属国意識」~5、武士とは日本の支配史にとって何か
師走の候。
今年も残すところあとわずかとなりました。みなさん、どんな一年だったでしょうか。
東日本の震災を切っ掛けに、人々の意識が大きく揺れ動いた年だったと思います。
また、原発問題やTPP問題等、政治や経済においても激動の一年でした。
秋から始まったこの「支配者から見た属国意識」のシリーズも、こうした激動の時代にあって、『果たして日本人は考え始めるのか』というテーマで日本の支配者の流れとその意識の変遷、そして大衆の心の有り様を探ってきました。
第5回目の今回は、中世の「武士」の支配に注目してみたいと思います。
この時代もまた、支配者層が貴族から武士へと移る激動の時代でした。
平治物語絵巻 写真はこちらからお借りしました
投稿者 yama33 : 2011年12月28日 Tweet