2010年3月15日
2010年03月15日
王権の生産 3
こんにちは~『王権の生産』シリーズ3回目です 。
前回は、倭国が大規模内乱を収束するために、連合体を組織して、それを決定付けるために王を誕生させるという、稀な手順によって誕生したのがこの国の王であるということを示しました。
縄文の共通意識が働いた末の産物で、評価できるという立場で記述しました。
それでは次にくる課題『王権の移行』(次期王の選出)、つまり王の再生産はどのようにして行われたのでしょうか。ちょうど『国家意識』・『国家観』の成立過程に平行していた時代に焦点をあてて、3回にわけて記述したいと思います。
充分知りえていることのおさらいになるかとは思いますが、ここを押さえること無しに『天皇家』の存在意義について考えることはできません。
その後の長い歴史を知っているわたし達は、簡単に善悪をつけるとができますが、当時の意識や思考の成り立ちを考慮しながら(繰り返しますが、学習歴のない部分に思考は届きません)判断していく必用があると思っています。
それではよろしくお願いします♪
投稿者 milktea : 2010年03月15日 Tweet